2021年・関東甲信梅雨入り #梅雨入り #梅雨前線 #気圧の谷 #寒気

6月14日・気象庁は、関東甲信が梅雨入りした模様と発表しました。

平年より3日遅かった昨年の梅雨入り（6月11日）より、更に遅い梅雨入りです。

この梅雨入り、かなり変則的で、天気図を見て頂けると分かる通り、梅雨前線は首都圏から遠く離れた小笠原付近にあります。
東シナ海を横切ってきた前線が九州西岸に沿って大きく南に蛇行し、このような形になっています。

首都圏は梅雨前線の北側に位置しているので、本来なら晴れそうですが、実は上空に寒気が入っているのと、前線の北側は大きな気圧の谷になっている為、大気の状態は非常に不安定で、降ったり止んだりの梅雨空と言えば梅雨空ですが、局地的に激しい雷雨になったりする感じの天気の悪さです。

週の後半、東シナ海に低気圧が発生する見込みで、これが東に進むと前線を押し上げてきますので、梅雨らしい天気になると思われます。

日本近海の海水温の高さ、南の洋上の暖かい空気、寒気の流入等、いまの日本付近を中心とした北半球の気流の流れからすると、今後、かなり荒れた天気も予想される為、最新の気象情報に注意が必要です。





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