福岡は気温の寒暖差が大きくなかった(^^ゞ #新型コロナウイルス #武漢ウイルス #気象データ #寒暖差

一連の武漢ウイルスの感染状況のデータ分析の中で、長野県長野市、松本市、福岡県福岡市について、前日との平均気温差が２度以上ある場合に、感染者が多い傾向がありました。
この傾向が、その土地の気象特性によるものと推定し、それを確かめる為、アメダスの観測データを使って、過去１０年の気温データを調べてみました。

一般的な感覚として、盆地（例えば京都）は寒暖差が大きいと思われています。
ですので、長野市と松本市は、この特性によるものと推察できましたが、福岡は冬意外と玄界灘を渡る季節風の影響を受け寒いことは想像できても寒暖差はどうなのかイメージできませんでした。

札幌市、東京都千代田区（観測地点名：東京）、長野市、松本市、福岡市について、それぞれ、その日の気温差（最高気温－最低気温）と、前日の最高気温と当日の最低気温の差の分布を処理しました。

結果、長野市、松本市は、想定通り、寒暖差が大きい傾向を示しましたが、福岡については、東京都千代田区と大きな差は認められませんでした。

従って、福岡市の感染データの特異値については、更に原因となっている要素を探ることになりそうです。



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