非常に良くない気圧配置 #台風 #停滞前線 #豪雨

台風8号が接近中です。

気象庁が12:45に発表した12:00の実況によると、紀伊半島の南の太平洋上、北緯30度35分、東経136度10分に中心があり、北にゆっくりと進んでいます。
中心気圧の気圧は1004hPa
中心付近の最大風速は18m/s
最大瞬間風速は25m/s
15m/s以上の強風域は、南東側330km、北西側220kmで暴風圏はありません。

台風の西側には太平洋高気圧があって、高気圧と台風の間を湿った空気が東海から関東にかけ流れ込んでいて、大気の状態は非常に不安定になっています。
静岡県を中心に激しい降雨を観測しています。

また、北海道南部から東北にかけ停滞している前線の活動も活発で、台風の接近に伴いエネルギーが供給される為、更に活発化する危険性があります。

気圧配置的には非常に良くない条件がそろっていて、台風の中心気圧が低くないからと言って決して油断できる状況ではありません。
また、台風に対してブレーキをかける気圧配置なので、影響が長引く危険性も高いです。

河川の急激な増水による事故も起こりやすくなっているほか、沿岸は波も非常に高い状態ですので、十分注意が必要です。
いまいまの場所の天気だけで判断しないことが肝要です。







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