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フィリピンの東の洋上にある熱帯低気圧に注意が必要です。

気象庁が、9月8日・01:05に発表した、8日・00:00の実況では、フィリピンの東、北緯17度05分、東経134度40分にあって、西南西に10km/hで進んでいます。
中心気圧は、1004 hPa
中心付近の最大風速は、15m/s
最大瞬間風速は、23m/s
です。
日本の規定では、当該海域にある低気圧は、低気圧域内の最大風速（10分間平均）が、およそ17m/s（34ノット，風力８）以上になると、「台風」と呼びます。
おそらく、早ければ、午前中に台風になる可能性があります。

熱帯低気圧がいる海域は、表層100mでも水温が25度以上あります。
先の台風11号が海の中をかき混ぜて水温を下げてくれることを期待していたのですが、それを上回る熱量が周辺海域にあり、元に戻ってしまった感じがします。

また、上空850hPa（約1,500m）、500hPa（約5,500m）の気流の流れを見ると、高気圧の縁辺流との関係等で、急速に発達する可能性があります。
また、相変わらず熱帯低気圧の北側には、優勢な大陸の高気圧がブロックする感じで居座っている為、進路が定まりにくい感じです。
予報円も大きく気象庁を始めとする各国の気象機関の予測も定まりにくい状態です。

秋雨前線も形成されやすい状況が続いていますので、最新の気象情報に注意し、警戒する必要があると思います。







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