「トラック隊列走行システム」に関する国際標準 #経済産業省 #トラック隊列走行システム #国際標準 #ISO4272 #ITS #高度道路交通システム

9月21日、経済産業省は、2019年4月に日本がISO（国際標準化機構）/TC204（ITS 高度道路交通システム）/WG14（走行制御）に提案していた「トラック隊列走行システム」に関する国際標準について、正式に採用され発行されたと発表しました。

「トラック隊列走行システム」は、かるがも走行のように、高速道路において、ドライバーの監視のもと、複数のトラックが連なり、走行状況を通信によってリアルタイムで共有し、自動で車間距離を保って、車線維持や車線変更を連携して走行する技術です。

この技術の凄いところは、道路状況に応じた制御もさることながら異なるメーカーのトラックを制御できること、隊列への参加、離脱をスムーズに行えるところです。

実証実験では、速度低下等による渋滞緩和効果、消費燃料の改善効果等が確認されています。

賛否ある技術ですが、ITS（高度道路交通システム）については、世界各国が技術を競っている分野ですので、その中で、国際標準に日本の提案が採用されたことは大きいと思います。



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