南海トラフ地震関連解説情報について（月例報告・9月） #気象庁 #南海トラフ #南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会 #地震防災対策強化地域判定会

10月7日、気象庁は、「南海トラフ地震関連解説情報について －最近の南海トラフ周辺の地殻活動－」を発表しました。
これは9月の月例報告になります。

今回も南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会、地震防災対策強化地域判定会の判定結果から現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていないと発表しています。

気になる事象として２つ

１つは、紀伊水道のスロースリップ（ゆっくりすべり）が止まっていると考えられること
大きなエネルギーを開放する為には、ゆっくりすべりが起こっていてくれた方が良いように感じます。

もう１つは、先般の大隅半島東方沖の地震
フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生した地震ですが、東側は南海トラフ、南西側は琉球海溝があり、九州・パラオ海嶺の起点に位置する場所での発生ですし、先般来の豊後水道、日向灘の地震を考えると、地震活動が多い地域とは言っても心配なところです。

報告書本文は全部で37ページあり、画像はその一部を抜粋しました。












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