北朝鮮のミサイル等関連情報（令和4年10月9日） #防衛省 #北朝鮮 #弾道ミサイル

10月9日、防衛省は、北朝鮮が発射した弾道ミサイルらしきものについて、続報を発表しました。

北朝鮮は、本日１時台、北朝鮮東岸付近から、２発の弾道ミサイルを、東方向に向けて発射しました。
詳細については現在分析中です。
落下したのは朝鮮半島東側の日本海であり、いずれも我が国の排他的経済水域（ＥＥＺ）外と推定されます。

飛翔距離等については、以下のとおりと推定され、また、発射場所が海上である可能性も含め、引き続き分析中です。
①１時４７分頃、北朝鮮東岸付近から東方向に向けて発射し、最高高度約１００ｋｍ程度で、約３５０ｋｍ程度飛翔。
②１時５３分頃、北朝鮮東岸付近から東方向に向けて発射し、最高高度約１００ｋｍ程度で、約３５０ｋｍ程度飛翔。

今回の発射は、日米共同訓練で、海上自衛隊の艦艇、空母CVN-76「ロナルド・レーガン」を始めとする米海軍艦艇が日本海に展開していることへの対抗と、10月10日は、朝鮮労働党創建記念日に向けた政治アピールの意味合いが強いと思います。
また、発射時刻が夜半過ぎの深夜であったことからいつ何時でも攻撃できることを強調したかった可能性も考えられます。

北朝鮮の最大の支援国である中国は、日米に挑発行為を止めて北朝鮮と対話するよう日米を批判する声明を出しています。
あの国は、スポンサーなので絶対に北朝鮮の国連制裁決議違反を咎めることはしません。

その中国は、今日から第19期中央委員会第7回全体会議（7中全会）が始まり、異例の３期目が確実視されている習近平総書記の体制強化と偉大なる中国の主権拡大を目指した指針を固めるものと推測されています。

我が国の検討だけ内閣は、中国、ロシア等の後ろ盾で、今後も弾道ミサイル発射を続け、核実験も強硬する可能性が高いことを改めて認識し対応して欲しいです。



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