エルニーニョ監視速報（No.361） #気象庁 #エルニーニョ監視速報 #エルニーニョ現象 #ラニーニャ現象

10月11日、気象庁は「エルニーニョ監視速報（No.361）」を発表しました。

ラニーニャ現象の継続と、冬まで続く可能性がさらに高くなった内容です。

概要として
・ラニーニャ現象が続いている。
・今後、冬にかけてラニーニャ現象が続く可能性が高い（90％）。
・その後、冬の終わりまでに平常の状態になる可能性もある（40％）が、ラニーニャ現象が続く可能性の方がより高い（60％）。

つまり、来春以降もラニーニャ現象が継続する可能性を示唆する内容です。

ラニーニャ現象が続いていることで、今月、来月と平年より高い気温が続く可能性があります。
また、今冬も強くラニーニャ現象の影響を受ける可能性が高いことから、昨冬のように日本海側で豪雪の可能性があり、今後の中期予報に注意したいところです。

繰り返しになりますが、長期スパン（1万年単位、縄文海進から見れば、いまは寒冷化と言う考えもある）で見たとき、現在の地球の気候変動を温暖化なのか否かは議論の分かれる要素があります。
しかし、少なくとも100年単位で見たとき、気温の上昇傾向と海の酸性化傾向は間違いないところで、地球全体として大気の流れに異常が生じていることも事実です。
よりグローバルな視点で地球環境の変換に真剣に取り組む必要があると感じています。

11月6日～18日まで、エジプトのシャルムエルシェイクで開催されるCOP27にも注目しているところです。









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