ドイツVolocopter社からの空飛ぶクルマの型式証明の申請受理について #国土交通省 #ドイツ #Volocopter #空飛ぶクルマ #eVTOL #型式証明 #申請受理

2月21日、国土交通省は、ドイツVolocopter社からの空飛ぶクルマの型式証明の申請を受理したと発表しました。

我が国での申請受理件数は、これで３件目となります。

今回のVolocopter社の開発機体もそうですが、「空飛ぶクルマ」と言われると違和感を持ちます。
我々が子供の頃、ＳＦ等で見た「空飛ぶクルマ」は、文字通り地上走行する車がシーンに応じて空を飛べるものでした。
今回の申請機体は、所謂、自動車としての地上走行能力はなく、正確に言うとeVTOL
電動の垂直上昇能力を持った多ローター機です。

「空飛ぶクルマ」の「クルマ」には移動手段と言う意味があるから良い…と言う解説を読んだことがありますが、なんかこじ付けのように感じてなりません。

バブルの頃、小型コミューター（主にヘリコプター）で、例えば新横浜から成田、六本木ヒルズから成田なんて言うブームがありましたが、コスト、騒音等々とバブル崩壊で消え去ってしまったり、地方交通としてのコミューターも軒並み不調に終わっていることから、小型コミューターと言うのを避けているようらも感じてしまいます(^^ゞ

何れにせよ、比較的近い将来、この手の航空機が飛ぶ姿を見ることになるとは思いますが、コスト、騒音、利便性、天候の影響による定時制の確保の問題は、呼び方を変えても避けられないので、今後、どう課題をクリアして行くのか注目しています。



128712