
9月7日、防衛省・陸上自衛隊、航空自衛隊は、米国マクレガー射場における実射訓練について、発表しました。
【陸上自衛隊】
陸上自衛隊のプレスリリースは、以下のとおりです。
令和5年度ホーク・中SAM(03式中距離地対空誘導弾)部隊実射訓練の概要について
陸上自衛隊は、対空戦闘に係る戦術技量の向上を図るべく、以下のとおり令和5年度ホーク・中SAM(03式中距離地対空誘導弾)部隊実射訓練を実施します。
1.目 的
地対空誘導弾の実射に関する一連の行動を訓練し、ホーク・中SAM部隊の任務遂
行能力の向上を図る。
2.期 間
令和5年9月12日(火)~12月6日(水)
3.場 所
アメリカ合衆国ニューメキシコ州マクレガー射場
4.担任官
(1) 北部方面総監 陸 将 末吉 洋明
(2) 東部方面総監 陸 将 冨樫 勇一
(3) 中部方面総監 陸 将 堀井 泰蔵
(4) 西部方面総監 陸 将 山根 寿一
(5) 高 射 学 校 長 陸将補 小山 直伸
5.訓練実施部隊
各高射特科群、第15高射特科連隊及び高射教導隊
6.特 色
(1) 航空自衛隊のペトリオットと連携した協同による実弾射撃訓練を実施し、陸上自衛隊高射特科部隊の任務遂行能力及び統合による防空能力を向上
(2) 現代戦における多様な経空脅威への対応の必要性を踏まえ、多数の目標(巡航ミサイル、航空機等)と複数の友軍機を混在させた彼我混在下における複合化・多目標化された敵航空攻撃対処を演練し、各級指揮官の状況判断能力を向上
【航空自衛隊】
航空自衛隊のプレスリリースは、以下の通りです。
令和5年度高射部隊実弾射撃訓練について
8月23日(水)から11月25日(土)までの間、航空自衛隊は、米国ニューメキシコ州マクレガー射場にて、令和5年度高射部隊実弾射撃訓練を実施します。
本訓練の目的は、ペトリオットのミサイル実射に関する一連の行動を訓練し、戦闘能力を確認するとともに任務遂行能力の向上を図るものであり、昭和38年に開始以来、今年度で60回目の訓練となります。
全国の高射群及び各部隊から約480名の隊員が参加し、機動展開訓練、ミサイル・リロード訓練を実施するほか、陸空協同(空ペトリオット部隊と陸高射特科部隊)による防空戦闘訓練及び実弾射撃訓練並びに日米ペトリオット部隊による部隊間交流及び共同射撃を実施します。
航空自衛隊は、我が国及び周辺地域の安全保障環境が厳しさを増している中、我が国の抑止力・対処力を一層強化し、地域の安定化に向けた我が国の意思と高い能力を示せるよう、引き続き本訓練を含め、日々の練成訓練に取り組んでまいります。
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Posted at
2023/09/07 19:40:38