商船三井クルーズ株式会社に対する是正命令を発出しました #国土交通省 #商船三井 #商船三井クルーズ #是正命令 #船員法 #労働記録改ざん #にっぽん丸

12月6日、国土交通省は、商船三井クルーズ株式会社に対する是正命令を発出しましたと発表しました。

以下、発表本文です。

国土交通省関東運輸局が、商船三井クルーズ株式会社及び同社所有の「にっぽん丸」に 対して船員法第107条の規定に基づく立入検査を実施したところ、労働時間の上限超過や労 働時間の記録の組織的な改ざんなど、船員法に違反する複数の事実が判明いたしました。
　このため、関東運輸局長が同社に対して令和5年12月6日付けで船員法第101条第1項 の規定に基づき、是正命令を発出しましたのでお知らせいたします。

１．事業者の概要
　　 事業者名　商船三井クルーズ株式会社
　　 　　　　　東京都港区虎ノ門１－１－１８
代 表 者　代表取締役社長執行役員　上野　友督

２．詳細は、関東運輸局プレスリリース（別添）参照




https://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji06_hh_000307.html


この行政処分を受け、商船三井クルーズ及び、親会社の商船三井もそれぞれプレスリリースを出しております。





https://www.nipponmaru.jp/news/20231206-3651/





https://www.mol.co.jp/info/article/2023/1206.pdf


クルーズ客船のサービス業務はオーバーワークになる傾向があるとは思いますが、今回のケースでは、組織的に違法の事実を隠蔽する為、法定書類の改ざん、検査に対しての隠ぺい工作等が、かなり悪質であったことが指摘されています。

折角、新造船のリリースも決まり、日本のクルーズ客船ブームの再来の機運が盛り上がっている（郵船クルーズも飛鳥IIIの就航を発表している）ときに水を差すようなことは謹んで欲しいと思います。
襟を正して、気持ち良く新造船が就航できるように努めて欲しいものです。

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