長野県上田市における山林火災に係る災害派遣について（最終報）

3月2日、防衛省・統合幕僚監部は「長野県上田市における山林火災に係る災害派遣について」を発表しました。

以下、発表内容です。

【概要】
〇 ２月２８日（金）、長野県上田市において山林火災が発生。
地元消防等による消火活動を実施するも鎮火に至らないことから、２８日（金）１７００、長野県知事から陸上自衛隊第１２旅団長（相馬原・群馬県）に対し、山林火災に伴う消火活動に係る災害派遣要請があり、同時刻受理。
〇 ３月１日（土）、陸上自衛隊第１２ヘリコプター隊（相馬原・群馬県）及び東部方面航空隊（立川・東京都）が空中消火活動等を実施。
〇 ２日（日）１１２０、自治体が山林火災の鎮圧を確認。
同時刻、長野県知事から陸上自衛隊第１２旅団長に対して災害派遣撤収要請があり、活動を終了。

【自衛隊の主な活動】
１．空中消火活動等
〇 陸上自衛隊第１ヘリコプター団（木更津）のＣＨ－４７×１機、陸上自衛隊第１２ヘリコプター隊のＣＨ－４７×１機（相馬原）及び陸上自衛隊東部方面航空隊（立川）のＵＨ－１×２機が空中消火活動を実施。
〇 陸上自衛隊第１２ヘリコプター隊（北宇都宮・栃木県）のＵＨ－６０×２機が空中統制を実施。

【散水実績･･･ＣＨ－４７：散水２７回（約１３５ｔ）、ＵＨ－１：散水４８回（約２４ｔ）】

２．連絡員の派遣
〇 第１３普通科連隊（松本・長野県）の人員約３０名が、空中消火ヘリに対する後方支援活動を実施。
〇 陸上自衛隊第１２ヘリコプター隊（相馬原）が上田市現地本部へ連絡員（２名）を派遣。
〇 陸上自衛隊第１３普通科連隊（松本）が上田市現地本部及び上田市消防本部へ連絡員各２名（計４名）を派遣。

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