
5月26日、防衛省・統合幕僚監部は「中国海軍艦艇の動向について」を2件発表しました。
以下、発表内容です。
【1件目】
令和7年5月26日(月)午後6時頃、海上自衛隊は、宮古島(沖縄県)の北東約140kmの海域において、同海域を南東進する中国海軍レンハイ級ミサイル駆逐艦(艦番号「104」)及びルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦(艦番号「121」)を確認した。
その後、これらの艦艇が沖縄本島と宮古島との間の海域を南東進し、太平洋へ向けて航行したことを確認した。
防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第46掃海隊「くろしま」(沖縄)により、警戒監視・情報収集を行った。
https://www.mod.go.jp/js/pdf/2025/p20250527_01.pdf
【2件目】
海上自衛隊は、令和7年5月25日(日)から26日(月)にかけて、中国海軍クズネツォフ級空母「遼寧」(艦番号「16」)を含む複数の中国海軍艦艇が、以下のとおり東シナ海の海域において航行していることを確認した。
○ 5月25日(日) 午後8時頃
・久場島の北 約240km
・確認された艦艇
クズネツォフ級空母「遼寧」(16)
ジャンカイⅡ級フリゲート(599)
ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦(155)
レンハイ級ミサイル駆逐艦(101)
○ 5月26日(月) 午後8時頃
・久米島の北西 約190km
・確認された艦艇
クズネツォフ級空母「遼寧」(16)
ジャンカイⅡ級フリゲート(599)
ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦(131)
レンハイ級ミサイル駆逐艦(101)
※ 確認された艦艇欄の括弧書きは艦番号を示す。
また、当該期間に、中国海軍クズネツォフ級空母「遼寧」の艦載戦闘機によるもの約90回及び艦載ヘリによるもの約30回、計約120回の発着艦を確認した。
その後、27日(火)、中国海軍クズネツォフ級空母「遼寧」(艦番号「16」)及びレンハイ級ミサイル駆逐艦(艦番号「101」)が、沖縄本島と宮古島との間の海域を南東進し、太平洋へ向けて航行したことを確認した。
さらに、同日、宮古島(沖縄県)の南東約190kmの海域において、空母「遼寧」の艦載戦闘機及び艦載ヘリの発着艦を確認した。
防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第6護衛隊所属「たかなみ」(横須賀)、第12護衛隊所属「うみぎり」( 呉)及び第5航空群所属「P-3C」(那覇)により、警戒監視・情報収集を行った。また、艦載戦闘機に対し、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させる等の対応を行った。
https://www.mod.go.jp/js/pdf/2025/p20250527_02.pdf
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Posted at
2025/05/28 02:18:59