郵政民営化

写真は、郵便と共にポストに投函されていた郵政民営化のパンフレットです。

2005年9月11日の衆議院選挙は、当時の小泉内閣が、参議で郵政民営化法案が否決されことを受け、民営化の賛否を国民に問うとして、衆議院を解散したことによって行われた選挙でした。

自民党からも法案に反対する議員が出て離党や除名と言った内紛が報じられ、「小泉チルドレン」「刺客議員」等々のマスコミ造語が生まれたことは、記憶に新しいところです。

この夏の参議院選挙で大勝した民主党は、8月9日に、社民党・国民新党と共に、郵政民営化凍結の法案を提出していますが、成立する見込みは乏しく、10月1日の民営化は、変わらないものと思われます。

さて、実のところ、民営化すべきなのか、私は良く分からないんです(苦笑)
諸外国の例を見ても必ずしも成功しているとは言い難く、また、説明を読んでも制度として民営化が良いのか判断が付き難いです。

財源としての郵便貯金や簡易保険のやり繰りに終わらないと良いな…と漠然と思っています。

ただ、１つだけ民営化の話が出て良かったのは、郵便局の職員の対応が良くなったことだと思います。
窓口の応対、配達の方の応対等々、直接、利用者と接する方々の公衆接遇のレベルは、以前より数段アップしている様に感じます。
もっとも、これは、官営であっても民営であっても心掛けて良くすべきことなんですけどネ(苦笑)

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