B787納期遅れの影響はない…？

ANAがローンチカスタマーとなっている、B787（ドリームライナー）
2008年5月納入予定が、飛行管理ソフトの開発の遅れや部品不足等々で、約半年遅れの2008年11月～12月になると、先月、報じられ、その後の動向を注目していました。

ロイター通信の11月8日の記事を読むと、ボーイング社・幹部の話しとして、納期遅れは、同社のアジアでの事業に長期的な打撃は及ぼさないとのコメントが報じられています。

北京オリンピックには、就航が間に合わないもののアジア市場での同機の受注は堅調であることが背景にある様です(苦笑)

エアバスのA380が納期遅れを繰返し、当初計画より2年遅れて就航する予定になったことが、エアバス社の事業に悪影響を及ぼしている例があるだけに、牽制しての発言と思われますが、航空会社にとってオリンピックや万博と言った世界規模のイベントと、新型機の導入は、集客戦略として重要な要素である為、航空会社側からすれば、チョット無神経な発言にも感じます。

同機は、日本企業の担当部分が多い機種ですので、米国のやり方からすると、その内、納期遅れは、日本に責任がある…なんて言い出したりして(苦笑)

※映像は、関連情報URLに貼ったANAのB787のサイトからダウンロード出来るスクリーンセーバの映像です。
このスクリーンセーバ、時計とカレンダーになっていて、中央のB787の映像が数種類変化します。
構成としては、珍しくないものですが、チョット良い感じのスクリーンセーバです。

※過去のB787関係のブログは、以下の通りです。
B7E7
B787-8
B787・ロールアウトセレモニー

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