異説・忠臣蔵

今日は、赤穂浪士が、本所深川にあった吉良邸を急襲した、所謂、「忠臣蔵」の見せ場、「討ち入り」のあった日です。

映像は、左上から、この事件の発端となった殿中・松の廊下での刃傷沙汰の加害者、播州赤穂藩５万石藩主・浅野内匠頭長矩の播州浅野家の家紋「丸に違い鷹の羽」

次が、殿中・松の廊下での刃傷沙汰の被害者、高家肝煎・吉良上野介義央（領地は、西三河（現在の吉良町一帯））の家紋「丸に内二引き」と、足利将軍家の副将軍職にあった吉良家の流れを汲む「五三の桐」

右下から、ご乱心した殿様への忠義と言う名目で、テロ行為に及んだ首謀者・大石蔵之助の家紋「右二つ巴」

次が、吉良上野介義央の長男・三之助が養子に入った米沢藩・上杉家の家紋「竹に二羽飛雀」、通称「上杉笹」です。
テロの時、救援に出れなかった上杉家を揶揄する川柳「鷹の羽の勢い強き紋どころ、竹に雀はちゅうの音も出ず」（ちゅうは、忠義の忠を意味する）は、この家紋から来ています。

最後は、オマケ
どんみみ家の家紋「笹竜胆」（図は「丸に笹竜胆」）

ここから、浅野家並びに、義士のファンの方々、お許しを＼(^o^)／

この事件、現代風に見てみると、地方の支社長が、本社で開かれる大株主を招いてのイベントで、接待役に任命されたは良いが、手順ミスやマナー違反の数々
イベント責任者から叱責された事を、逆恨みして傷害事件を起して懲戒免職
支社で彼を慕っていた部下達が、本社に不平不満を持ち出して業務が停滞した為、彼らも人事的不利益を受ける
そこで、仲間を募って、定年退職して隠居生活をしていた、過ってのイベント責任者を襲撃して殺害

忠義と称して、法より自分達の方が偉いと勘違いして、人の家を襲撃する不逞の輩

こんな感じでしょうか（苦笑）

さて、吉良町と吉良の殿様のファンの方々
05030602吉良→ラグーナ
これの勘違いの件、これでお許し下さいネ♪

浅野家並びに、義士のファンの方々、こう言う訳ですので、お許しを(笑)