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マリアナ諸島付近からフィリピンの東の洋上に移動していた熱帯低気圧は台風５号になりました。

気象庁が7月28日・22:30に発表した28日21:00の実況によると、
中心は日本の南、北緯22度30分、東経139度00分にあって、北北西に30km/hで進んでいます。
中心気圧は、1002hPa
最大風速は、18m/s
最大瞬間風速は、25m/s
15m/s以上の強風域は、北東側560km、南西側280kmで、暴風域はありません。

気象庁の予測では、今後、やや発達しながら明日の夜には、奄美大島付近に達する見込みです。

上空850hPa（約1,500m）と500hPa（約5,500m）の風の動きを確認すると、台風による渦巻状の流れは明に確認することができず、フィリピンの東の洋上に停滞している低気圧の方が強い流れを起こしているように見えます。
また、台風の予想進路上り海水温（表層100m）は、高い状態が続いていますが、台風の中心気圧が急速降下するには他の環境要素を考慮してもポテンシャルが足りない感じがします。
従って、中心気圧があまり下がらない状態で接近する可能性があると考えます。
ひまわりの画像を見ると濃密な雨雲をまとっていますので、台風の大きさ、強さに関係なく注意が必要と思います。







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