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2016年11月08日 イイね!

ふたたび北へ 《DAY1》〜青い池からパッチワークの路へ〜

ふたたび北へ 《DAY1》〜青い池からパッチワークの路へ〜
DAY1 2016年10月27日(木)。

美瑛のホテルで目覚めると外は雪だった。

朝食前に美瑛駅の近辺を歩いてみる。

気温は1℃、水気の多い雪が薄く積もる。




【前回のブログ】ふたたび北へ 《プロローグとエピローグ》




観光で華やかな時季の裏側に、少し淋しげな街並みが佇む。


【1】(開店前の道の駅丘のくら)

Lr-4327-3



こんな景観を目に出来るのもこの時季だからかも知れない。


【2】(早朝の美瑛の街並み)

Lr-4329



早朝に美瑛駅に向かうひとりの女子高生の姿があった。

外見は自分がいつも目にしている高校生と全く同じだった。

昔と異なり、どこであろうが情報は即座に行き渡り、

1-2日の遅れはあるにせよ欲しいものも確実に手に出来る。


【3】(咲き残ったブルーサルビアも寒そうだ)

Lr-4331



いち旅行者としての勝手な感想を言わせてもらうなら、


【4】(早朝の美瑛駅)

Lr-4334-3



旅にはある種のストレンジャー気分を求めてしまうからだろうか、

少し肩透かしを喰らった気がした。


【5】(美瑛駅の自由陸橋)

Lr-4339-2



とはいえ、利便性の向上は地域に多大な恩恵をもたらすハズ。


【6】(美瑛に停車する富良野行き列車)

Lr-4344-2



確かに金太郎飴的になることはどことなく寂しく思うものの、


【7】(丘の町を演出する看板)

Lr-4348



日常の暮らしを快適に変えていくことは何より大切なことだから。


【8】(案内板も雪で半隠れw)

Lr-4349




ホテルをチェックアウトし、白金温泉に近い青い池に向かう。

朝方の雪は上がりはしたが、空ははっきりしない曇天で、

青さが見られるだろうかと案じながら残雪の道を進んで行った。

青い池は先の大雨の影響で一時期「濁り池」になってしまい、

閉鎖を余儀なくされ、観光収入で大きな打撃を受けたと聞く。

辿り着いてみると、観光客が相応に訪れていて、この時期、

この時間にしては悲観的な状況からは脱しているんだなと感じた。


【9】

Lr-4359-2



曇天下で青さは薄まっていたのだろうが、やはり十分青かったし、


【10】

Lr-4365



雪の白さと相まって、独特の静謐感を漂わせていた。


【11】

Lr-4367



少し風も出ていたので、水面に投影された立ち枯れた樹々を


【12】(誰が作ったのか?小さな雪だるまと一緒に)

Lr-4368-2



綺麗に切り取ることは出来なかったけど、上々の滑り出しだった。


【13】

Lr-4372-2




池を後に山側に道を登っていくと、一層雪が深くなってきた。

まず手近な不動の滝に立ち寄り、その後白ひげの滝へ向かった。


【14】

Lr-4378-2



青い池の水は、遡ればこの滝に行き着くわけだ。

青い池は土壌の問題ではなく、水そのものが青いことが分かった。


【15】(撮影のためにCOOLバスクリンは入れてないよ)

Lr-4380-2



その青の源泉がこの滝にある、ということだね。

なるほど滝の水は青く、当然流れてゆく川も青い。


【16】(白ひげの滝から下流を望む)

Lr-4382-2




本当はこの後、十勝岳に向かって更に道を上って行きたかった。

しかし流石に積雪量が増す山中を進む気になれず、

美瑛の丘廻りをしようと白金温泉から街中に引き返すことにした。

美瑛への復路で観た野や山や森は、往路の雪国的光景から、

すっかり初秋の初雪っぽい淡いものに変わっていた。

しかし、やはり空は曇り、時折雲間から陽が射すという程度。


【17】(マイルドセブンの丘)

Lr-4391-2




美瑛の街中で富良野線の線路をパスし、

マイルドセブンの丘側からパッチワークの路を進んでいく。


【18】

Lr-4395-3



微妙な天気に雪が薄く残る丘の景観は、

パンフレットで見る爽快なものとは異なるけれど、

せせこましい環境に慣れた目には十分に清涼で潔いものだった。


【19】

Lr-4397-3




農道のあちこちに設置された立入禁止の看板を見るにつけ、

地元の方々のご苦労を思わざるを得ない。


【20】

Lr-4404



この土地を生活の場として真剣勝負をされている方々には、

無粋な観光客の行動は目に余るだろうことも想像に難くない。


【21】(セブンスターの木)

Lr-4407-3



という背景もあり、狭い道に車を停めることに抵抗を感じ、


【22】

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とにかく速写一本で周りに目を配りながら記録を収めた。


【23】

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なだらかな丘の景色は心和むものだが、あくまで人の生活に


【24】

Lr-4413-3



紐付いたものであって、これと切り離すことは出来ない。


【25】

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手付かずの自然が猛威を振るった結果の大地の図ではなく、


【26】

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人の生活を下支えするため、多大な労力と長い時間をかけて

変容した特別の美観であることを肝に銘じるべきかも知れない。


【27】

Lr-4419



この日は美瑛の丘を一通り巡り、早めに富良野に向かった。


【28】

Lr-4422




富良野は雪の降った形跡がなく、気温は低いが晴れていた。


【29】

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富良野マルシェをぐるりと回り、少し山側に上ったホテルに向かう。


【30】

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チェックインを済ませ、夕食までの時間に近隣を散策しようと

ホテルスタッフに相談したりもしたが、結局ホテル内で


【31】

Lr-4459-2



コーヒーを飲んだり、スイーツを食べたり、写真を撮ったり、

窓に映る景色を楽しんだりで、まったりと過ごすことにした。


【32】

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夕食は食材の味、特に野菜を活かしたフランス料理を堪能し、

ジャグジーバスで身体をほぐし、少し早めに就寝した。


【33】

Lr-4449-2




そんなDAY1、美瑛〜富良野の1日目は無事終了した。



※Canon EOS 5D MarkⅣ Canon EF 24-70㎜ F4L IS USM


(了)
Posted at 2016/11/08 19:59:43 | トラックバック(0) | 旅行記 | 旅行/地域
2016年11月06日 イイね!

ふたたび北へ 《プロローグとエピローグ》

ふたたび北へ 《プロローグとエピローグ》
2016年10月26日(水)夕。

業務終了後に宵の羽田を発った。

そして、

2016年10月30日(日)昼。

雪のチラつく旭川をあとにした。





実質3日間、晩秋から初冬の美瑛〜富良野を旅することになった。


【1】(17:55羽田発旭川行き。搭乗直前に富士山のシルエットと)

Lr-4311-2



時期的にラベンダーどころか紅葉さえ終わってしまった北の大地。


【2】(美瑛着20:30。駅も駅前もひっそりとしていた)

Lr-4319



春から夏の喧騒が嘘のように静まりかえった場所で、


【3】(空港で借り出したレンタカーはFitハイブリッド)

Lr-4320



僕らには、一体何が見えるだろうか?


【4】(スタッドレスタイヤは装着されていたが、夜間のみぞれ混じりの雨はちょっとコワイ)

Lr-4322-2



そして見えたのだろうか?


【5】(美瑛のコンビニで見かけ思わず買ってしまったポテチ)

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空は常時青黒い雲に覆われ、雪が降ったり止んだり。


【6】(帰京日は朝起きると一面の銀世界が広がっていた)

Lr-4833



時折薄くなった雲間から太陽の光が差し込み、

【7】(朝食時、僅かに射した陽光を捉えて)

Lr-4835-3



人のいないなだらかな丘と田畑を淋しげに照らしていた。

【8】(朝食後、外に出て見るとやはり雪がちらついていた)

Lr-4840



土曜の夜から日曜の午前中にかけても雪に見舞われ、

【9】(早朝は路上も一面の雪だったが、落ち葉に積もった雪を残して融けはじめていた)

Lr-4838



丘の上に建つホテルから幹線道路に降りていけるのかと案じたりもした。

【10】(雪で中富良野の町も望めない)

Lr-4850-2




遅い夏季休暇を使ったそんな季節はずれの唐突な旅を、

【11】(時折雲間から太陽が顔を覗かせ、弱々しい光を投げかけた)

Lr-4847



僕らの3日間の行動に合わせるように掲載していきたい。

【12】(陽光が射すと、白銀の世界に陰影が生じる)

Lr-4848-3



今回は、その導入と終了、

【13】(チェックアウト後、ホテルから幹線道路に降りる道にて)

Lr-4852



旅立ちの日と帰京日のみを先んじてアップした。

【14】(空港へ向かう途中で富良野線の西中駅に立ち寄ってみた)

Lr-4856-2




次回以降、番外編→Day1から始まる3回シリーズの本編(予定)へと、

【15】(無人駅の小さな待合に老女がひとり列車を待っていた)

Lr-4857-2



宜しければ晩秋の北海道の旅、暖かくしてご一緒ください。

【16】(心に刻まれた富良野の雪景色)

Lr-4849-2



※Canon EOS 5D MarkⅣ Canon EF 24-70㎜ F4L IS USM


(了)
Posted at 2016/11/06 20:26:17 | トラックバック(0) | 旅行記 | 旅行/地域
2016年11月04日 イイね!

Spider Silk

Spider Silk
2016年10月23日(日)。


この日、林の中を歩いていると

沢山のクモの巣を見かけた。




これまでクモの巣を具さに観察したことがなかったので、

今更ながら近づいてよくよく眺めて写真に撮ってみた。

【1】

Lr-4234-2



あ、クモ好きの方にはごめなさい、クモ本体🕷は被写体外です。

【2】

Lr-4235-2




みなさんはクモの巣にどんなイメージをお持ちだろうか?

【3】

Lr-4237-2



おそらく大半の方が「気持ち悪い」「煩わしい」だろう。

【4】

Lr-4238-2



かく言う自分もそのクチだった。

【5】

Lr-4239



しかしよく観察してみると、かなり印象が変わる。

【6】(これは蜘蛛の巣ではなく単なる木漏れ日です)

Lr-4247-2



まずよくもこんな複雑な造形を作り上げたものだという驚き。

【7】

Lr-4252



そして次に、どうやって紡いでいくのかという純粋な疑問。

【8】

Lr-4253-2



この枝とあの枝を繋いでこう支えて、と設計図もなしの一発勝負。

【9】

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しかも一切道具も使わず独力で作業する訳だから大したものだ。

【10】

Lr-4257-2



遠くから眺めて形を整えるわけでもない。

【11】

Lr-4261



更に更に素材もなかなかイケているのだ。

【12】

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粘度の高いものと低いものを縦横に組み合わせる技法。

【13】

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見えない細さのハズが、光の加減で七色にも輝く不思議な糸。

【14】

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弾力が適度にあって風になびくが切れはしない絶妙の強度。

【15】

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獲物を捕らえても、その衝撃や重みで破れることもまずない。

【16】

Lr-4292-2



こんなものなかなか作れないよね、と感心しながら眺めていると、

意外にもアートめいた受けとめをしている自分に気付く。

【17】

Lr-4283




光と糸、糸と光、主役が縦横無尽に入れ替わり、

秋口の林を軽快な創作で飾ってくれているようだった。

【18】

Lr-4294-2



そうか!今度は、水滴を纏った糸も面白いかも知れないね(^_-)

【19】

Lr-4301-2



※Canon EOS 5D MarkⅣ SIGMA APO MACRO 150㎜ F2.8 EX DG OS HSM


(了)
Posted at 2016/11/04 19:43:06 | トラックバック(0) | 写真・カメラ・レンズ | 趣味
2016年11月02日 イイね!

FUSSA BASE SIDE STREET VOL.2

FUSSA BASE SIDE STREET VOL.2
2016年10月22日(土)の後続編。

前回の失敗談報告ブログを受けて、

FUSSA BASE SIDE STREETの

紹介と残写真の掲載回としたい。



まず始めに福生という街について触れておきたい。

【1】

Lr-4104



当市は多摩地区に位置し、立川、武蔵村山、あきるの、

昭島、八王子、羽村の各市に囲まれる小さな市である。

(実質面積は蕨→狛江に次いで全国で3番目に小さいという)

【2】

Lr-4105



市の1/3は在日米空軍横田基地が占めていることもあり、

【3】

Lr-4107



外国人比率は4%以上と高いことも同市の特徴となっている。

【4】

Lr-4108-2



市名は麻に由来するとされたり、敵襲を防ぐ要衝故とされたり、

【5】

Lr-4113-2



いくつかの説があるようだが、いずれも音が先にあり、

【6】

Lr-4114-2



後年これに当て字が付けられたとする考え方を支持しているようだ。

【7】

Lr-4115-2




さて、その横田基地に沿うように伸びた国道16号線の一部が

FUSSA BASE SIDE STREETと呼ばれている。

【8】

Lr-4117



この区間には、アメリカンテイストのショップを中心として、

【9】

Lr-4120



異国情緒たっぷりの個性的な店が立ち並んでいる。

【10】

Lr-4131-3



アンティーク、雑貨、古着、ライブハウス、ギャラリー、

バーガー、ベーグル、カフェ、アイスクリーム、土産物屋など、

【11】

Lr-4122



バラエティ豊富なショップが並び、休日には多くの観光客が

【12】

Lr-4123-2



ショッピングや食事あるいは芸術を楽しんでいる。

【13】

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10/22(土)、界隈を散歩してみて分かったこと、、、

【14】

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観光目的でここを訪れている方の多くに共通点があって、

【15】

Lr-4134



それは「外国人のように見える日本人」であることだろうか。

【16】

Lr-4137-3



特にファッションが現代的なアメカジもしくはアーミー調、

【17】

Lr-4138



ストリート系、50-60’sルックなどレパートリーがあるものの、

ベースは全てUSAにある!

【18】

Lr-4139-3



因みに陸海空の区別はあまりないように見受けられた(笑)

【19】

Lr-4142-3



それから不思議に二輪車で訪れる方が多いのも特徴かも。

【20】

Lr-4146



STREETにはバイクショップや保険代理店も出店しているのだが、

【21】

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路上にもハーレーが沢山駐車されていた。

【22】

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逆輸入の国産大型車もあるにはあったが、どちらかというと、

【23】

Lr-4133-2



スポーツ系ではなくホースバックライディングが主流に見えた。

【24】

Lr-4152



また車に関しては大きな偏りを感じなかったが、

バンもしくはワゴンタイプの車種が比較的目立ったかな。。。

【25】

Lr-4154




ま、とにかく日本に居ながらにしてUS気分を味わうには

手近でとても良いエリアだと感じた。

【26】

Lr-4156



おそらくこのSTREET近辺のショップのみなさんは、

いかにして地域の魅力を維持向上させるか、

日々真剣に考えて取り組んでおられるのだと思う。

【27】

Lr-4158-2



バラついているようでいて、実はコアコンテンツに一貫性を

持たせた商店街の存続は、容易なことではないだろう。

【28】

Lr-4160-2



こうした努力の甲斐あってはじめてBASE SIDE STREETの

おおらかなカラーが常に新鮮に保たれているのだろうと思う。

【29】

Lr-4161-2




最もアメリカに近い街と言われる福生。

【30】

Lr-4166-3



看板に偽りはなく、むしろ想像以上にアメリカが近く感じられた。

【31】

Lr-4169



※Canon EOS 5D MarkⅣ Canon EF24-70㎜ F4L IS USM


(了)
Posted at 2016/11/02 20:31:29 | トラックバック(0) | 街ネタ | 旅行/地域

プロフィール

「↑×2 なぜか以前の投稿が再掲されてしまいました。新年早々失礼しましたm(__)m」
何シテル?   01/01 16:57
【現在休止中です】 ・原則として「何シテル?」、同日内の過剰な多投稿、誹謗中傷と思しきもの  などは閲覧いたしません。 ・フォローバックが条件のフォローに...
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