2019年12月21日
今週末はTOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2019。あの『Supraスコーン』をゲットせよ
12月15日、富士スピードウェイで行われるTOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2019。TOYOTA GAZOO Racingのレーシングカーやドライバー、往年の名車等が勢揃いするファン必見のイベントだが、当日現地で行われるキャンペーンに参加すると、あのTwitterの奇跡(?)が生んだコラボ製品『Supraスコーン』が無料でゲットできる。
この『Supraスコーン』は、Twitter上でのわずか2文字のタイプミスからスタートした奇跡のコラボレーション製品。5月29日、コイケヤ【公式】(@koikeya_cp)が発売された新商品『SUPERスコーン』の告知をしたところ、『Supraスコーン』と打ってしまったのだ。
すかさずこのツイートにリプライしたのが、GRスープラ(GR Supra)をリリースしていたTOYOTA GAZOO Racing(@TOYOTA_GR)。このやり取りをきっかけに、突貫工事のコラボレーションによる『スープラスコーンって言っちゃったキャンペーン』が生まれ、『Supraスコーン』が誕生したのだった。
この『Supraスコーン』は、スコーンがっつきバーベキュー味をGRスープラ風に表現した『爆速BBQ 3L直列6気筒ターボ』味。GRスープラのロゴ、実車写真がパッケージを彩るほか、パッケージ上下は、GRスープラのデビュー前にボディに施されていた『A90』のモザイク模様が入る。また、スコーンのキャラクター『ハラペコング』もヘルメットとレーシングスーツをまとっている。
そんな『Supraスコーン』が、TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2019の当日現地で行われるキャンペーンに参加すれば無料配布される(※ただし数に限りがあるのでお早めに!)。ちなみに筆者はひと袋いただいたのだが、カリっとサクっと止まらぬ味だ(当たり前)。2020年のGT500、さらにGT4もデビューが予想されるマシン。来季への期待を高めながら美味しくいただこう。
なぜ誕生「Supraスコーン」SNS誤投稿がきっかけ!? 「爆速BBQ 3L直列6気筒ターボ」どんな味?
■ なぜトヨタ「スープラ」がスナック菓子になった!?
2019年12月15日に富士スピードウェイでおこなわれたTOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2019(TGRF2019)で、トヨタのスポーツカー「スープラ」とコラボした湖池屋「スコーン」が配布されました。
意外な出来事が発端となり、スープラとスコーンのコラボレーションが実現したというのですが、それはどのようなことなのでしょうか。
2019年5月に湖池屋から、リッチなフレーバーを特徴とする「SUPERスコーン」が発売されますが、このSUPERスコーンを紹介すべく、コイケヤ公式ツイッターで商品紹介の投稿した際に、SUPERスコーンを「Supra(スープラ)スコーン」と間違えてツイートしてしまったのです。
このツイートを見たトヨタのモータースポーツ部門であるTOYOTA GAZOO Racingが、「SUPERスコーン」ではなく「Supraスコーン」になっていることを指摘。
このやりとりがきっかけとなって両社がコミュニケーションをとるなかで、せっかくの機会なので一緒に何かできないかというになり、業界を超えたコラボが実現しました。
誤投稿の翌日には、両社にちなんだ賞品をセットにしてプレゼントする“トヨタGRスープラ × 湖池屋 スコーン「Supraスコーン」って言っちゃったキャンペーン”を早くも実施。
さらに、このキャンペーンに参加した人から、『実際に「Supraスコーン」を作ってほしい』という声があがっていたことから、今回の「Supraスコーン」が誕生したということです。
Supraスコーンのパッケージには3種類の絵柄があり、スコーンのキャラクターを務めるゴリラの「ハラペコング」が、レーサーやメカニカルスタッフ、レースクイーンになったバージョンが存在します。
また、パッケージには、スープラの写真やロゴとともに、登場前のスープラ(A90)がまとっていたカモフラージュ模様も施されています。
味は「爆速BBQ 3L直列6気筒ターボ」ということで、通常のスコーンの「がっつきバーベキュー」をスープラ風に表現した味になっているということですが、中身はがっつきバーベキューと同じだといいます。
今回のコラボレーションについて、湖池屋の広報課は次のようにいいます。
「『SUPERスコーン』を『Supraスコーン』と間違ってツイッターに投稿したこと対して自動車メーカーのTOYOTA GAZOO Racingからリプライがあり、『まさか!』と思って大変びっくりしました。SNSならではのハプニングであり、またこれも何かのご縁だと感じました。
お客さまからは、『面白すぎwww、この流れ最高!』『御二方の企業様のノリ素敵すぎます』『まさかの誤字からのキャンペーン!!』『コイケヤさんもGAZOOさんも凄すぎる!!』といったコメントをいただき、私たちの想像以上に面白いと喜んでいただけました。
また商品化を望む声も多くいただいたことが、今回のコラボレーションにつながりました」
実際に食べてみたところ、いつもと同じように美味しいスコーンでした。
※ ※ ※
トヨタが17年ぶりに復活させた新型スープラは、BMWと共同開発した2シーターのスポーツカーです。予約受注の段階で、3リッター直列6気筒モデルが完売するなど、発売前から大きな話題となっていました。
Supraスコーンについて、TOYOTA GAZOO Racingは次のようにいいます。
「新型スープラのエンジンは、3リッター直列6気筒と2リッター直列4気筒の2機種がありますが、やはりスープラのウリは伝統の3リッター直列6気筒です。そのため、Supraスコーンの味も、『爆速BBQ 3L直列6気筒ターボ』としました」
今回のTOYOTA GAZOO Racingと湖池屋のコラボのきっかけはツイッターの間違い投稿でしたが、両社の遊び心によって奇跡のコラボレーションが実現したといえるのではないでしょうか。
TOYOTA GAZOO Racingが2020年ニュル24時間の体制を発表。石浦宏明、大嶋和也らが参加
TOYOTA GAZOO Racingは富士スピードウェイで行なわれた『TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2019』で2020年のニュルブルクリンク24時間レース(5月21日~5月24日)の参戦体制を発表。レクサスLCの1台体制で臨むことが明らかにされた。
このTGRFでは「ニュルブルクリンク24時間レース」と題して、今年参戦した車両が登場。ここ数年はTOYOTA GAZOO Racingに加えてスバル WRX STI NBR CHALLENGEもレースに参加しているが、今年は近藤真彦監督率いるKONDO RACINGのニッサンGT-R NISMO GT3も登場。いつもとは少し顔ぶれの違う面々でのデモレースとなり、晴天に恵まれた富士スピードウェイで迫力ある走行を披露した。
走行後には、集まったファンに向けてTOYOTA GAZOO Racingが早くも2020年のニュル24時間レース体制を明らかにした。今年はGRスープラとの2台体制だったが、来年についてはレクサスLC1台のみでの参戦となる。その中身は2020年仕様に進化させ、エンジン、サスペンション、ボディ、制御関係など将来市販車にも採用を予定している新開発のパーツを多数導入してレースに臨むという。
ドライバーラインアップも一新され、スーパーGT(GT500クラス)に参戦する石浦宏明、大嶋和也が久しぶりにプロジェクトに復帰。今年参戦した佐々木雅弘、蒲生尚弥を加えた4名を起用することも発表された。
今年でレクサスLCでのニュル24時間挑戦は3年目となるが、過去2年とも大きなトラブルに見舞われピットで作業に追われる時間が長引いたが、これまでの経験をもとに来年はノートラブルでの完走を目指す。
GAZOOレーシング、ニュル24時間参戦を発表…トヨタGAZOOレーシングフェスティバル
トヨタGAZOOレーシングは15日、2020年のニュルブルクリンク24時間レースを『レクサスLC』で参戦すると、トヨタGAZOOレーシングフェスティバル内で行った。
トヨタGAZOOレーシングのレーシングコース内コンテンツとして、ニュルブルクリンク24時間レースと題し、今年参戦した『GR スープラ』とレクサスLC、さらにスバルSTIの『WRX STI』と日産ニスモの『GT-R NISMO GT-3』を伴ってパレードランを行った。
また過去参戦したレクサス「LFA、レクサス「LFA Code X」、トヨタ「86」の各車もパレードランを行い、参戦マシンのベースとなった市販車もパレードランの隊列に加わった。
パレードラン後、ホームストレートに停車して、GR開発統括部の大塚友美氏より、2020年のニュル参戦発表が行われ、2020年はレクサス「LC」で参戦し、ドライバーは石浦宏明、佐々木雅弘、大嶋和也、蒲生尚弥の4人でドライブすることが発表された。
Posted at 2019/12/21 08:03:53 | |
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2019年12月20日
「86&BRZの室内空間を超快適に!」10インチのタブレットを美しくインストールできるコンプリートキット!
10インチのタブレットを美しくインストール可能!
タブレット込みのコンプリート価格で3万6800円!
カーオーディオ&ビジュアル面を強化したい86&BRZオーナーに必見のアイテムがこちら。世界中の高機能カーパーツを取り扱うオンラインセレクトショップ「RKオンライン」が販売する「86&BRZ用:10インチAndroidタブレットキット(3万6800円)」だ。
タブレットにはHuawei製のM3 Liteを採用し、86/BRZへの取付けに最適なステー・配線等をコンプリート(Huawei:P3 Lite/エアコン部分取付けキット×2/オーディオ下部分ステー×2/USB電源ケーブル+USB電源ソケットキット)。デモカーのBRZで使い勝手を研究し、取付け方法や配線の長さまで徹底的に考えられたキットとなる。
脱着が容易に行えることもこの製品のポイントで、純正オーディオを使いたい時は瞬時にモニターを外すことができるのだ。OSはAndroid7.0で2画面モードにも対応。また、Bluetooth内蔵のヘッドユニットを使用されている場合は、車両から音声を流すことも可能だ。なお、タブレットを十分に生かすためにはポケットwi-fiやスマホでのテザリング等が必要となる。
RKオンライン製品ページ:https://rkjapan.com/?pid=132690636
タブレット付きならこんなもんか?
Posted at 2019/12/20 21:31:53 | |
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2019年12月19日
「スーパーカー世代に夢を与えた“童夢-零/P-2”という伝説」国産初のスーパーカー!
「国産初のスーパーカー」と言われる童夢-零、その市販スペックがP-2だ!
レーシングコンストラクターが市販を目指して本気で開発!
オリジナルのロードスポーツカーを製作するという“童夢プロジェクト”がスタートしたのは75年。そこから3年もの時間をかけて誕生したのが、78年のジュネーブモーターショーで華々しいデビューを飾った“童夢-零”だ。
ウェッジの効きまくったスタイリングにガルウイングドアを採用。プロトタイプモデルとはいえ、誰がどう見てもひとめでスーパーカーと分かるクルマが、日本のレーシングコンストラクターから生み出されたことは実にセンセーショナルだった。しかも、時代はスーパーカーブームの真っ只中。その名が広く知られるようになるまで、時間がかかるはずもなかった。
衝撃的なスタイリングが大きな話題となった零だけど、レーシングコンストラクターが手がけただけに中身のメイキングも本格的だ。基本構造は、スチール製モノコックシャシーにFRP製セミモノコックボディを組み合わせたものとなる。
サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーン式。ジオメトリー変化がすくなく横剛性も確保しやすい…といったメリットを持つことから、レーシングマシンに採用されてきた長い歴史がある。ちなみに、今時のマルチリンク式はその発展型と言っていい。
心臓部は日産L28型エンジンをリヤアクスルより前に縦置きで搭載、完全なリヤミッドシップを実現しているのだ。キャブレターがソレックス3連装となり、エキゾーストパイプの取り回しがワンオフ品になっている以外、エンジン本体は基本的にノーマルのままだ。ヘッドカバーには童夢のプレートが付く。
L28の後方にドッキングされたミッションはレース用のZF製5速MT。ブレーキはまさしくレーシングマシンそのもので、ミッションケースのすぐ脇にキャリパー&ディスクローターが配置されるインボード式を採用する。バネ下重量を劇的に軽減する手法だ。
フロントノーズに収められたラジエター。前側を高く、後ろ側を低くセットすることでバンパーの下に流れこんだ走行風を効率よくコアにみちびき、2基の電動ファンでボディ上面に引き抜く。ラジエターの上を覆うボディパネルが脱着式とされてたのは意外だった。
室内ではサイドシルの幅広さに注目。ガルウイングドアの開口部が巨大なため、サイドシルの幅を稼ぐことでボディ剛性を確保しているのだ。また、メーターはデジタル表示。助手席の目の前に装着された当時モノのアルパイン製カセットチューナー&イコライザーが泣かせる。
左上がリバース、左下が1速のレーシングパターンとされたシフトレバー。長いリンケージを介しているため、シフトタッチがかなりアバウトなのは仕方ない。その後ろ、センターコンソールボックスのフタにしか見えないものがサイドブレーキ。実に斬新なデザインだ。
アクセルペダルはオルガン式、相当な踏力が必要とされるブレーキ&クラッチペダルはフロアからはえる。タイヤハウスが左右に食いこんでくるため、ノーズに向かってフロアの幅が絞りこまれているが、足元のスペース的な問題を感じることはない。
シート座面はフロアの上に薄いクッションを1枚敷いただけのような状態で、当然、着座位置も思いっきり低い。また、シートバックの角度が見ため以上に寝ているため、ドライビングポジションは手足を完全に投げ出したものとなる。
当時、童夢は零の車両認定を受けるため運輸省との交渉を1年以上も続けたが、どうにもラチが開かず日本国内での認可取得を断念。そこでアメリカにDOME USAを設立して活路を見出すことになる。つまり、アメリカの法規に準じた改良モデルを作って認可を取り、日本に逆輸入しようと考えたのだ。その流れのなかで開発されたのが“P-2”というわけだ。
運転席側のドアを開けると現れるアルミ製のひかえめなコーションプレート。型式はP-2、シャシーナンバーは2番と打刻されている。
パッと見は零もP-2も同じように見えるが、アメリカで認可を取るために施された改良は、なんと150点にもおよんでいる。主ななものとしては、安全基準を満たすためにバンパー位置を約10cm高くして素材もウレタンに変更。
ちなみに、零とP-2はサイズがまるで異なる。零はP-2に対して全長は約250mm短い3980mm。それは、市販スポーツモデルで言うとNC型ロードスターくらいのサイズだったりする。さらにホイールベースで50mm、全幅で5mm、全高で10mm小さいボディを持つ零は、P-2より遥かに引き締まった印象を与えてくれる。また、見ために2台の違いが分かるのはフロントバンパーの高さ。零のほうが約100mm低く、フロントノーズまわりのデザインもよりシャープなものとなっている。
また、零では真上に開閉していたガルウイングドアを、P-2では斜め前方に開くようにして開口部をより広くしたことなども挙げられる。このように、基本設計から見直さなければならないことまで含まれていたから、実に大がかりな仕様変更だったのだ。
こうして車両認可に向け奮闘していたところで、童夢に舞い込んできたル・マン参戦の話。レーシングコンストラクターとしてより魅力を感じたのがル・マン参戦だったのも当然で、P-2市販化の動きはそこでストップしてしまったのだ。
■SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高:4235×1775×990mm
ホイールベース:2450mm
車両重量:950kg
エンジン型式:日産L28
エンジン形式:直列6気筒SOHC12バルブ
排気量:2800cc
最高出力:145ps/5200rpm
最大トルク:23.0kgm/4000rpm
ミッション形式:ZF製5速MT
サスペンション形式:FRダブルウィッシュボーン
ブレーキ:FRベンチレーテッドディスク
ホイールサイズ:−−−
タイヤサイズ:F185/60-13 R225/60-14
やっぱりカッコイイよな~
Posted at 2019/12/19 20:00:27 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2019年12月19日
BMWのPHVスポーツ、『i8』生産終了へ 2020年4月
BMWグループ(BMW Group)は、2020年4月にプラグインハイブリッド(PHV)スポーツカーのBMW『i8』の生産を終了すると発表した。
i8はBMWグループのサステイナブルブランド、「i」のPHVスポーツカーとして、2014年に発売された。当初はクーペボディの『i8クーペ』のみだったが、後にオープン版の『i8ロードスター』が追加され、iブランドは『i3』を含めて、3車種にラインナップを拡大した。
PHVパワートレインは、前輪をモーター、後輪をエンジンで駆動する。エンジンは1.5リットル直列3気筒ガソリンターボで、最大出力231hp、最大トルク32.6kgmを発生する。モーターは最大出力143hpで、エンジンとモーターを合わせたPHVシステム全体で、最大出力374hpを引き出す。
モーターとエンジンがフル稼働した状態では、i8クーペの場合、0~100km/h加速4.4秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを発揮する。二次電池は、蓄電容量11.6kWhのリチウムイオンバッテリーだ。EVモードでは最大55kmをゼロエミッション走行できる。
BMWグループは、このi8クーペとi8ロードスターの生産を、2020年4月に終了する。最終モデルとして、世界限定200台が発売された「アルティメット・ソフィスト・エディション」(Ultimate Sophisto Edition)をもって、生産を終える計画だ。
BMWグループのドイツ・ライプツィヒ工場では、累計生産2万台目となるi8がラインオフしたばかり。ライプツィヒ工場は2014年以来、世界で最も成功したPHVスポーツカーを生産してきた、としている。
Posted at 2019/12/19 19:56:50 | |
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BMW | 日記
2019年12月19日
ピニンファリーナが創業90周年ロゴを発表。2020年に各地で記念イベントも開催
バッティスタ・“ピニン”・ファリーナによって1930年に創設
2020年はピニンファリーナにとって特別な1年になる。
1930年にバッティスタ・“ピニン”・ファリーナが、小さなカロッツェリアを設立。1961年に、当時のイタリアのグロンキ大統領が彼の業績を考慮し、創設者「ピニン」のニックネームを姓「ファリーナ」と合わせ、ピニンファリーナ(Pininfarina)へと改名することを認可した。その結果、今に続く新しい社名が誕生。現在では様々な分野の工業デザインや、自動車開発をも展開するグローバル・デザイン企業に成長した。
創業90周年を迎える2020年は1年を通した“セレブレーションイヤー”とすることを受けて、新しい記念ロゴが完成した。
「ピュアさとエレガンス」、歴史的にピニンファリーナがアイデンティティに掲げてきた価値観が90周年記念ロゴのベースにある。“f”が冠を被った伝統的な紋章は1930年代から続くトレードマークであり、幾度となくグラフィックに小さな変更はあったものの、常にピニンファリーナを表す“魂”として愛されてきたものだ。
2020年の記念ロゴには「ピニンファリーナ」の文字の横にグラフィックが追加された。このグラフィックは「90」という数字とシャープなラインで構成。カラーは常にピニンファリーナを表してきたブルー、ホワイト、レッドが採用されている。
2020年にヨーロッパ・アジア・米国で記念イベントを開催
現在、ピニンファリーナの会長兼CEOを務めるパオロ・ピニンファリーナは、今回のロゴデザインについて以下のように説明した。彼は創業者バッティスタの孫にあたる。
「記念ロゴは、世界に向けて家族と会社のストーリーを伝えています。この特別デザインは、我々の方向性も示しています。90という数字に置かれたラインは、未来に向けられているかのように下から上に上がっています。我々が歩んできた重要な歴史を背景として、新しい目標、新しいプロジェクト、新しいチャレンジに向かっているからです」
ピニンファリーナ創業90周年記念式典は、2020年中に複数回計画されている。スイスのジュネーブ、イタリアではミラノとトリノ、中国の上海、アメリカでは2回の特別なイベントを予定している。
8月の「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」では、ピニンファリーナが手がけてきた作品に特化した3つの特別クラスを創設。また、12月にはピニンファリーナ・アメリカの本拠地であるマイアミのデザインウィーク中にも記念イベントが企画されている。
Posted at 2019/12/19 19:51:04 | |
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自動車業界あれこれ | 日記