2019年12月16日
アキュラ初のSUV、レストアして最新4WD+VTECターボ搭載…スーパーハンドリング仕様に
ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは12月7日、米国で開幕した自動車ショー「RADwood」において、ブランド初のSUVの『SLX』の1997年モデルをフルレストアし、最新の「SH-AWD」を組み込んだ『スーパーハンドリングSLX』を初公開した。
アキュラSLXは、ブランド初のSUVとして、1996年に米国で発売された。これは、当時のホンダといすゞの提携の成果だ。いすゞはSUVの『ビッグホーン』をホンダにOEM供給し、ホンダは『ホライゾン』の名前で、日本国内で販売した。米国では、いすゞビッグホーンが、アキュラブランドにOEM供給され、1996~1999年モデルの間、SLXとして限定販売された。
SLXにより、アキュラは米国の高級SUV市場において、初期の基盤を確立することができたという。SLXは1999年モデルをもって販売を終了した。その後、アキュラは自社開発したブランド初のSUV、 『MDX』を2000年秋に発表している。
アキュラは今回、米国では4年間で合計6590台が販売されたに過ぎない希少車のSLXの1997年モデルをフルレストア。最新のSH-AWDを組み込んだスーパーハンドリングSLXを初公開した。
◆見た目はいすゞビッグホーンそのもの
アキュラSLXは、スクエアなボディなど、見た目はいすゞビッグホーンそのものだ。今回、フルレストアにあたって、オリジナルのツートーン塗装は、パフォーマンスレッドパールとシャンパンシルバーを使用して再現された。オリジナルホイールとタイヤは、ヨコハマ「ジオランダーA / T」タイヤと17インチの「Fifteen52」ターマックホイールに交換されている。
リアには、オリジナルのビニールカバーに代えて、ボディ同色のハードシェルスペアタイヤカバーを装着した。テールゲートには、SH-AWDのエンブレムが添えられる。インテリアには、ミラノレザーのシートを採用するなど、アキュラブランドらしいラグジュアリー性を表現した。ドアトリムとダッシュボードには、グレーのウッドパネルが配される。
◆NSXの4WDテクノロジーを搭載
今回のフルレストアのハイライトが、SH-AWDの採用だ。SH-AWDは、アキュラ『NSX』や『RLX』(日本名:ホンダ『レジェンド』に相当)などのアキュラ車に採用されている最新の4WDテクノロジー。コーナリング時、曲がろうとする方向の外側の後輪に力を多くかけ、車両自身に旋回力を起こさせることによって、コーナリング性能を向上させる。思い描いた進路に極めて忠実に、高い安定感と一体感を持って曲がれるオン・ザ・レール感覚を実現しているという。
さらに、最新バージョンでは、車両を曲げながら、より強く押し出す制御も採用した。これにより、ワインディングロードでの走行や追い越し加速時などでの瞬発性、操舵のレスポンスとナチュラルさを、いっそう追求している。
◆350hpの2.0VTECターボ+10速ATに交換
パワートレインも、フルレストアにあたって変更された。オリジナルのSLXには、3.2リットルV型6気筒ガソリンエンジンを搭載し、4速ATを組み合わせていた。
今回は、アキュラの最新テクノロジーとして、2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTECターボ」に変更した。このエンジンは、レース向けのチューニングを受けており、最大出力は350hpを獲得する。トランスミッションは、10速ATに交換されている。
◆難航したパワートレインの移植作業
オハイオ州に本拠を置くレストアチームは、SLXのボディとフレームを分離し、パワートレインが交換できるかをどうか、検討した。縦置きの3.2リットルV6を取り外して、SUVのフレームレールの間に、横置きエンジンを搭載することが、最大の課題だったという。
その後、2.0リットルターボエンジン、10速AT、最新世代のSH-AWDを移植した。『RDX』用のドライブシャフトが、そのまま使用された。新設計のフロントとリアサブフレームは、オリジナルのボックスラダーフレームに溶接された。SLXのリアアクスルは、RDX用のマルチリンク独立リアサスペンションに置き換えられている。
単なるビッグホーンはもうそこにはいない…
Posted at 2019/12/16 21:01:50 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2019年12月16日
「プロショップ渾身のデモカーが“わナンバー“レンタカーに!?」R35GT-RからRX-8までリアルチューンドの戦闘力を誰でも堪能できる!
至宝のショップデモカーを心ゆくまで堪能できる!
R35GT-RからRX-8まで幅広い車種を用意!
実力派チューニングショップの“RSパンテーラ”がレンタカー業務を開始した。その目的はレンタカーによる収益…ではなく、チューニングカーやRSパンテーラに興味を持っている人に対して、堂々と試乗できるデモカーを用意したかったからに他ならない。通常ナンバーのまま貸し出すわけにはいかないし、保険などの問題もあるからだ。
「ウチでチューニングしようという人や、デモカーを買い受けたいという人にRSパンテーラのクルマ作りがどういうものか?を知ってもらうためのレンタカー業ですね。興味があってもなかなか『デモカー運転させて!!』なんて言えないでしょうから。貸し出し条件と費用が明確に決まっているレンタカーならお試し試乗がしやすいと思ったんですよね。興味のある方は遠慮なくお問い合わせ下さいね」とは、RSパンテーラ佐藤さん。
車種は複数用意されているが、注目はR35GT-Rのライトチューン仕様! ワイドフェンダー化され、ミッションプログラムの更新などが施されている。初期モデルオーナーで、チューニングしたらどういう効果が得られるのか知りたいユーザーには打って付けの1台と言えるだろう。
また、面白いところでは、富士スピードウェイ開催のレースで2019シリーズチャンピオンを獲得したNBロードスターなんてのもある。ストリート走行はもちろん、RSパンテーラにメンテナンスサービスを依頼(有料)すれば、レンタルマシンとして走行会に出たりレースに参戦することも可能とのこと。
この他、RSパンテーラが手塩にかけて育て上げたRX-8と86もスタンバイ。リアルチューンドの走りを存分に体感したい人は、ぜひ問い合わせてみてほしい。
●問い合わせ:RSパンテーラ 静岡県富士宮市北山5220-2 TEL:0544-58-4837
Posted at 2019/12/16 20:58:46 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2019年12月15日
【昭和の名車 112】スバル360は、1960年モデルのマイナーチェンジでライバルに対抗する
以前に連載した「昭和の名車」では、紹介しきれなかったクルマはまだ数多くある。そこで、1960年代以降の隠れた名車を順次紹介していこう。今回は「スバル 360(1960年モデル)」だ。
スバル 360(1960年モデル・K-111型):昭和35年(1960年)5月発売
1958年(昭和33年)3月に発表されたスバル360は、360cc(正確には356cc)の軽自動車とは思えない動力性能と広いキャビンスペースが42万5000円で買えると大評判を呼び、一躍軽乗用車のトップセラーの座に着いた。その勢いをかって、1959年8月にコンバーチブル(キャンバストップ)を、同年12月には初の貨物車登録となるコマーシャル(タイトル写真)を追加していく。
だが、コストと軽量化を最優先した設計だったため、問題点も浮上してくる。ひとつはトランスミッションがノンシンクロの3速MTだったこと。さらに、リアにエンジンと一体で横置きされるミッションのシフトリンケージを簡素化するため、シフトパターンが特異な横H(工)型だったことも指摘されていた。もう1点はショックアブソーバが簡素なフリクションディスク式のため、未舗装路走行時のダンピング不足が避けられなかったことだ。
こうしたモデル初期の未消化な部分を解消するためマイナーチェンジを実施し、同時に量産効果による39万8000円という低価格化も実現したのが1960年モデルだ。外観上は左右2分割型から1本になったフロントバンパーで、内装は厚くなった前後シートクッションと後席のベンチシート化で見分けられる。
2ストロークの直2エンジンは形式こそ変わらないが、メインベアリングを強化し、ピストン及び燃焼室形状を改良して耐久性を向上。最高出力も2psアップの18psとなった。組み合わされるトランスミッションは2-3速に懸案だったシンクロ機構が付き、シフトパターンも標準的なH型(左上が後退/左下が1速/右上が2速/右下が3速)に改良されている。
その結果、操作性が高まり加速性能の向上に繋がった。以前から360ccとは思えない加速性能の評価は高かったが、改良型は0→80km/hを21.0秒(2名乗車時のストップウオッチ計測)で走り、さらに常用域の0-60km/h加速では従来型より1.1秒も速い14.2秒を計測してシンクロ機構の威力を見せ付けている。
足回りは前後トレーリングアーム・トーションバー(リアはスライドスプラインを持たないためスイングアクスル)だが、ショックアブソーバをテレスコピック式オイルダンパーに変えたことで大きい波状の凹凸を高速で乗り越える時のピッチングが抑えられた。同時にロードホールディングに優れ、ホイールベース1800mmの軽乗用車としては驚くほど高い平均速度を維持でき、高速安定性の向上も確認されている。
軽量なモノコックボディのリアにエンジン/ミッションを搭載するRRという基本構成は変わらないが、スバル 360はランニングチェンジで進化を続け、1970年まで生産されるロングセラーモデルとなった。まさに日本のモータリゼーションを牽引した1台と言えるだろう。日本の自動車技術330選や日本自動車殿堂の歴史遺産車、日本機械学会の機械遺産に認定されるなど、多くの栄誉に輝いている。
スバル 360(1960年モデル)主要諸元
●全長×全幅×全高:2995×1300×1360mm
●ホイールベース:1800mm
●重量:385kg
●エンジン型式・種類:EK32型・空冷2サイクル 直2
●排気量:356cc
●最高出力:18ps/4700rpm
●最大トルク:3.2kgm/3200rpm
●トランスミッション:3速MT
●タイヤサイズ:4.50-10 2P
●価格:39万8000円
Posted at 2019/12/15 09:20:50 | |
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富士重工 | 日記
2019年12月14日
千葉行こうかな〜どうしよう
Posted at 2019/12/14 23:14:07 | |
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日記 | 日記
2019年12月13日
今日は定時で終わったら会社全体の忘年会があるんですよ
ってか全体ってだけに規模でかいんだろうな〜
終電には乗って帰りたいな…
この間の歓迎会は寝過ごしかけたので
果たして明日は茨城にいけるか?
Posted at 2019/12/13 07:51:52 | |
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