2009年11月03日
筋肉痛とシフトミス防止スプリングのお話
毎年、急に寒くなって「サーキット走行の季節がついにやってきたぞ」と実感する日がある。今日がそれだった。今日は急に寒くなった。毎年、この日を楽しみに暑い夏を過ごす。しかし、今年は中途半端な気持ちのまま夏を過ごし、そのまま今日という日を迎えてしまった。
しかも、今日はモニャゾーDC5号をドライブするのが大変だった。筋肉痛である。土曜日は岡国WTCC渋滞をうまく避けてバレーの練習会場へ到達できた(岡国渋滞は回避できたが、2号線バイパスの工事による車線規制渋滞には遭ってしまった。土曜に工事するかよ~)。
モニャゾーのバレーの練習は4時間に及ぶ。そして、その中の誰よりも運動量は多い。それくらいしないと、鈴鹿まで行って四輪タイヤ交換してチャレクラ2時間走って、また四輪タイヤ交換して岡山まで帰宅する体力はつかない(別に鈴鹿を走るためにバレーをしているわけではない)。
が、最近はさすがに4時間ぶっ続けのバレーはみんなの集中力が落ちるし、最初の1~2時間はまだ全員が集まっているわけではなく、人数も少ないので、最近は趣向を変える意味で最初の数時間はバドミントンをしたり、野球のキャッチボールをして、ウォーミングアップ代わりにしている。
先週体育館の倉庫の奥を見ると卓球台があった。あ~、卓球できるじゃん♪ということで、今回は初の試みとして卓球をやってみた。モニャゾーは学生時代はバレー部でもなく、モータースポーツ部でもなく、卓球部だった。卓球部の血が騒ぐ。しかし、ここ4年ほどは全くラケットを握っていない。
卓球はブランクがあると感覚を取り戻すのに時間を要する。とりわけモニャゾーはその傾向が強い。今回もやり始めてしばらくは初心者の温泉ピンポンレベルだったが、感覚を取り戻すにつれ調子が出てきた。やがて、ドライブが思うように決まりだすと楽しくて、シロウト相手にドライブを打ち込みまくった。
卓球というのはお手軽なスポーツだが、レベルが上がるとかなりハードな競技である。ドライブを打ち込むときは全身でフルスイングをする。左利きのモニャゾーは、こりゃ左肩がひどい筋肉痛になるぞ、と覚悟した。同じ腕を使う競技でも、バレーのスパイクとは使う筋肉が違うのだ。
今朝起きてみると予想通り左肩が結構な筋肉痛。昨夜辺りから予兆はあった。モニャゾーDC5号はシフトミスによるオーバーレブ防止のためシフトスプリングに細工がしてある。1速と2速、それにリバースギアにいれるときの左右方向のスプリングがかなり硬いのだ。
国際レーシングコースを走っている限り、サーキットのコース内で1速にいれることはない。リバースギアももちろん使用しない。2速については、岡国でも鈴鹿フルでも、1ラップにつき2回しか使わない。あとはすべて3~5速の間のシフトチェンジだ。というわけで、あまり使わないギアに間違ってシフトしてしまわないよう細工してあるわけだ。
サーキットを走らない人は、自分のいつも走り慣れているクルマでシフトミスなんて・・と思われるかもしれないが、サーキットを走行し続けているとミッションオイルが高温になるせいかそのうちシフト感がグニャグニャしてくる。また激しい加減速でエンジンは動くので、街乗りレベルではありえないシフトミスの可能性もある(エンジンマウントを固めたり、エンジントルクダンパーをつけることで少しは軽減できるので、モニャゾー号はそれらも施している)。あと、横Gがかかりながらのドライビングでは、街乗りではありえないシフトミスの可能性もある。
ところが、1ラップに2回しか2速を使わない岡国や鈴鹿と違って、街乗りでは信号待ちのたびに1速にいれる。2速を飛ばして3速にいれるにしても、とりあえず停車したら1速にはいれる。車庫入れではリバースギア。そのたびに筋肉痛の左腕に力をいれる必要がある。
ま、これも今日だけの辛抱だろうが、改めて思った。このクルマは、こんな部分ひとつとっても、ほとんど3速~5速で走行する岡国や鈴鹿に合わせて作ったクルマなんだな~、と。今すぐ岡国や鈴鹿をある程度の速度で走れる状態のナンバーつき車両が世の中にどれほどあるだろう。こんなアイテムを持っていながら走らないでいる手はない、かも。
こうして、今日もサーキット走行復帰か否かで揺れる心の葛藤をつづるモニャゾーブログであった・・。とりあえず、サーキット走行の直前に、普段やらない卓球を急にやると、サーキット走行にも差し支えそうなことは分かった。
ブログ一覧 |
日記 | 日記
Posted at
2009/11/03 00:43:34
今、あなたにおすすめ