
初めて薬師丸ひろ子さんのコンサートに行ってきました!!
80年代に青春時代を過ごした自分にとって、薬師丸さんは、80年代を彩ったまだ見ぬ「大物」のおひとりでした(笑)。また、あまちゃんフリークの私としては、「あの曲」を聴かずには死ねません(笑)。
岡山からはわずか35分であっという間に到着~♪
青春時代と言えば、私は青春時代のど真ん中を広島の街で過ごしたので、広島には思い出がたくさん詰まっています♪ 本題とは全然関係ありませんが、私が広島時代に行ったイベントをちょっと列挙してみますと・・
・広島そごう屋上:うしろ髪ひかれ隊(NO.38工藤静香さんほかと握手)、三浦理恵子さん
・ダイイチ本店7F(現:エディオン本店):本田美奈子さん、西村知美さん、野咲たみ子さん(たみちゃん)ほか
・広島福屋八丁堀本店:NO.12河合その子さんFM公開放送
・広島郵便貯金ホール(現:上野学園ホール):おニャン子クラブ解散ツアー、菊池桃子さん
・フラワーフェスティバル:倉沢淳美さん(わらべのかなえちゃん)、南野陽子さん、浅香唯さんほか
・広島県民文化センター:高橋真美さん(わらべのたまえちゃん)
・今は無き見真講堂:おニャン子ファンクラブの集い(NO.36渡辺満里奈さんほかと握手)
これ、大部分が無料イベントです。当時はとにかくお金がなかったので・・(笑)
(毎日学校の帰りに立ち寄っていた広島そごう、なつかしぃ~)
さて、そんな思い出の場所を巡りながら、本日の会場である広島文化学園HBGホールへ。この「文化学園ホール」と「上野学園ホール」がどっちがどっちだか、毎回わからなくなります。私にとっては「広島厚生年金ホール」と「広島郵便貯金ホール」なんです(笑)。
本日の会場である文化学園ホール(旧厚生年金ホール)の思い出としては、今から37年前、高校のクラスのおニャ友がNO.4新田恵利さんのソロコンサートにみんな揃って行くのに、私だけお金がなくて参加できなかった悲しい思い出が・・(笑)
広島郵便貯金ホール(現:上野学園ホール)にも立ち寄ってきました♪
「文化学園ホール」の方へ到着すると、いつもの森高会場も大抵オッサンばかりですが、お客さんの年齢層がそれよりさらに上でした(笑)。私が森高ドンピシャ世代で、薬師丸さんドンピシャ世代はそれより少し上ですもんね。
お客さんの男女比は、男女半々か、もしかして女性の方が多いくらいかもしれません。熟年夫婦ペアのお客さんもたくさんおられました。
ちなみに、今日のチケット料金8940円(やくしまる)♪ おしゃれですよね♪ 森高さんもチケット代7310円(ちさと)にしてみませんか?(笑)
今日の私の席は残念ながら2階席の最後方。一般販売でとるとこんなもんですよね。チケットとれただけマシ。DJPではありえない席です(笑)。てゆーか、私の人生において、2階席なんて37年前の広島郵便貯金の菊池桃子さん以来人生2度目なんじゃない? あの時は昼の部が1階席最前列で、夜の部が2階席最後方という、両極端な席だったのを覚えています。
よく、森高ライブで、1階席が盛り上がってるのを「うらやましいな~」と思いながら、おとなしい2階席に埋没して弾けることができずガマンしておられた方の無念さを聞くことがありますが、それって、こういう景色で2階席から1階席だけ盛り上がってるのを見る感じなんですね~(笑)。
(バンドメンバー佐々木久美さんより画像拝借、本日の客席。2階席遠い~)
さて、ギッシリ満員になって定刻開演。赤というかオレンジ色のドレスをまとった薬師丸さんが登場し、デビュー曲「セーラー服と機関銃」からのスタートです。薬師丸さんのコンサートは客席はスタンディングにならず、座ったまま最後まで進行する、という話は聞いていましたので、まあ聞いていた通りでした。
てゆーか、私の席が後方過ぎて、歌ってるのが誰なのか判別つかね~(笑)。歌声は完全に薬師丸さんなのですが、薬師丸さんのお顔や表情はこの距離からだと全然わからないです。DJPでそんな席になることはないですから、普段、やれ最前列が回ってこないだとかいろいろ言ってますが、DJP入ってればまあそれなりの席は割り当ててくれてるわけですね~(苦笑)。
バンドメンバーは9人。弦楽器のストリングス隊4人と、ピアノ奏者がついてます。薬師丸さんの伸びやかで澄んだ歌声が2階席まで響きます♪
2曲終わってオープニングMC:「みなさんこんばんは!! 薬師丸ひろ子です!! 今日はようこそいらっしゃいました♪ 広島は1980年代後半のころ以来で、これって何年ぶりですか(笑)? その1980年代後半のとき来た人~? あ~、15人くらいですね(笑) じゃ~、初めての人~?」 大多数が初めてでした(私もです)。
オープニングMCが森高ライブと酷似していてウケました。質問して人数を数えて「あ~、15人くらいですね~」とおっしゃってくれるの、これ千里さん採り入れてみてもいいんじゃないでしょうか。ちなみに1980年代後半って、まさに私が広島に住んでたころだ♪ あの頃はとにかくお金がなかったから、有料コンサートはおニャン子クラブ以外全く行けず、薬師丸さんが当時広島にコンサートに来られていたかどうかも記憶にありません。
薬師丸さん「初めてのみなさんは、オンチでうつろいやすい音程の大女優が来るんじゃないかと思っておられたかもしれませんが・・(笑)」 いきなり、あまちゃんネタが来ました。我々は大喜びですが、あまちゃん知らない人には何言ってるかわからないですよね(笑)。
薬師丸さん「今日はみなさん、何がきっかけでここへ来られたのでしょうか?」と言って、「はい、2列目のそこのあなた」などと客席の2~3人を指名して答えてもらってました。わ~、薬師丸さんもこういうのするのね。でも、答えてるお客さんが何言ってるか、2階席には全く聞こえないんですけどぉ~(笑)。
薬師丸さん「今日のコンサートは、立って、踊って、隣のお客さんと手をつないで・・というようなことは一切ありませんので、安心してご覧になってください(笑)。私はここ(センターのバミリ位置)からほとんど動かずに歌います(笑)」 薬師丸さん、MCでお客さんを結構笑わせてくれます。ほとんど動かずに、ってゆーか、裾の長いドレスなので、ほとんど歩けない状態でもありますね(笑)。
7曲目は私の事前調べでは、あまちゃんの「潮騒のメモリー」が来るはずでしたが、「うるわしの白百合」が来ました。わぁ~、まさか「潮騒のメモリー」カットじゃないでしょうね?と心配していたら、MC薬師丸さん「10年前に『あまちゃん』というドラマが・・」 客席大拍手です。やはりみんな待ってましたね♪ 薬師丸さん「あまちゃん、最近再放送があって、そこで初めて見たという方もたくさんいらして、オンチで大女優でうつろいやすい音程の持ち主が最後この曲を歌うシーンがあるんですけれども、その曲を聴いてください!!」
念願の「潮騒のメモリー」。薬師丸さんが真面目に「♪千円返して!!」と歌っているのがウケます。そして、「♪三途の川のマーメイド 友達少ないマーメイド」の部分はやはり「♪三代前からマーメイド 親譲りのマーメイド」。鈴鹿ひろ美バージョンですよ♪ 今にも鈴鹿ひろ美が「天野さぁ~ん」と呼びかける声が聞こえてきそうでした。あまちゃん知らない人には全く通じないお話ですが・・(笑)。
歌い終えると同時に上から緞帳が降りてきました。事前調べがなかったらタマげていたかもしれませんが、ここで第1部が終了なのです。
緞帳が降りていく間、歌の余韻とともに薬師丸さんステージ中央でドーンと構えて立っていたかと思ったら、途中で身体をかがめて手を振りながら「休憩してくださ~い♪」。客席爆笑です。お茶目な人柄がにじみ出ています。
15分休憩。トイレの近い高齢のお客さんには重宝します(笑)。お客さんの男女比がほぼ半数なので、森高ライブの時より男子トイレが混雑しないのがGOODです(笑)。
15分後、第2部スタート。薬師丸さん、今度は純白のドレスにお色直し。あの大きなドレスからまた別の大きなドレスへ着替えようと思ったら、休憩タイムくらいの時間的余裕がないと無理ですよね。
第2部の最初は竹内まりやさんの「もう一度」。私の大好きな曲です♪ 今日のセトリの中ではこれがいちばんアップテンポなんじゃないでしょうか。
メドレーがあって、次が11曲目。薬師丸さん「私にとって生まれて初めてのことなんですが、マイクを置いて(マイクを使わずに)歌ってみようと思います!! 後ろの席まで聴こえなかったらごめんなさい」
な、なんと!! 次の曲が中島みゆきさんの「時代」であること、そして、この曲が今回のツアーの松山公演から急遽組み込まれたことは知っていましたが、それが今日この場所で、薬師丸さん生まれて初めてのマイクなし生声歌唱に挑戦されるということですか?
それって、ある程度リハーサルを重ねておかないと、失敗に終わってしまう可能性ありますよね。そんな大技をここ広島で生まれて初めて投入して、薬師丸さんお初の私がそこに立ち会えているということなのでしょうか。
マイクを置いて、バイオリン伴奏一本で生声で歌い始める薬師丸さん。北三陸での鈴鹿ひろ美リサイタルで、音程のうつろいやすい鈴鹿ひろ美を、事情を知るみんなが固唾を飲んで見守ったように、客席全体が生声の薬師丸さんを見守ります。
薬師丸さんの生声による「時代」は、キャパ2千席のホールの2階席後方までしっかり届いていました。こっちも、曲の途中でうっかりセキこんでしまったりしたら大ひんしゅくものですので、キンチョーしました。薬師丸さんが見事歌い切った瞬間、会場割れんばかりの大拍手。B'zの稲葉さんがよくアリーナツアーのMCでマイクを使わずに生声で少しだけ叫ぶことがありますが(アリーナ規模での生声ですから、あれもすごい)、丸々1曲生声で歌われた方は私も初めて見たんじゃないかと。
薬師丸さん「後ろの席の方、聴こえましたか~?」 森高ライブなら、わたくし「めっちゃ聴こえたよ~!!」と叫ぶシチュエーションですが、今日は客席誰ひとりとして叫ぶ人はいないので、私も黙ってます(笑)。
薬師丸さん「今日は(公演前に)バンマスから『イヤだったらいいんですけど、やってみる?』と言われて、やることになりました!!」
メンバー紹介では、ステージ上にいないマニュピレーターさんまで出てきて紹介され、計10人のメンバー紹介。これ、千里さんもメンバー紹介に畠中さんを加える手がありますよ。毎回、森高ライブお初の人が「あの下手袖で激しく踊ってる人は誰?」って話題になってるんですから。そういえば、この街ツアー2019のノーマルセトリのときは畠中さんがステージ中央近くにいましたが、あの頃ってメンバー紹介で畠中さん紹介されてましたっけ? 畠中さんは「ホワイトクイーン」のメンバーではないから、紹介されてなかったかな。
そこから、コンサートは、80年代に大ヒットを連発した映画主題歌の連続へ。「探偵物語」。私が中学生時代にいちばん好きだったと言ってもよい名曲。80年代の音楽シーンを彩った邦楽シングルと言われて真っ先に私が挙げたい曲です。中学生当時、歌詞も完全に覚えてました。私は家でほとんど見せてもらえなかったザ・ベストテンですが、「今週の1位、薬師丸ひろ子さん『探偵物語』です♪」という曲紹介とともに、何週にも渡ってこの曲がお化け番組ザ・ベストテンのエンディングを飾っていましたよね♪
続いて「メイン・テーマ」。そして、圧巻の「Woman "Wの悲劇"より」。この曲は、本人歌唱で生のコンサートで聴きたい曲として常に上位に挙げられてますね♪ 「圧巻の歌唱」という形容がまさにぴったり♪
薬師丸さん「最後の曲となりました」。私は内心「森高ライブなら全力で『え~っ!!』って叫ぶんだけど、今日は叫んじゃダメだよな~」と思って、黙っていたら、1階席のお客さん、かなり遠慮がちにおとなしめの声で一斉に「え~っ!!」(笑)。薬師丸さん、笑いながら「ご不満もあるかと思いますが・・(笑)」。薬師丸さんのほんわかしたしゃべり方がいいですね~。
薬師丸さん「前回10月7日に富山でコンサートをやったんですが、当日急に『戦士の休息』を歌いたくなって、(セトリに)組み込んだんです♪ そしたら、10月7日は映画『野性の証明』の当時の公開日だったと知って、何か運命的なものを感じました」
薬師丸さんの今回のツアー、静岡まではセトリを確認できてたんですけど、富山は情報がなくてまだ確認できてませんでした。松山から急遽「時代」が入ったり、今日の広島では「うるわしの白百合」と「潮騒のメモリー」の順番が入れ替わったり、「時代」がマイクなしになったり、結構当日変更でセトリが柔軟に変わっていくんですね♪ さすが大ベテランさんです。
本編ラスト曲を歌い終えて下手に掃けていく薬師丸さん。長いドレスをひきずって歩くので、下手に掃けていくまでもとってもゆっくりで、微笑ましいです(笑)。
アンコールを求める客席は手拍子スタイル。2階席後方までみなさんしっかり手拍子しておられ、客席の満足度の高さが伺えます。
アンコールはバンドメンバーさんはラフなツアーTシャツに着替え、薬師丸さんも3つめの衣装。本編でのロングドレスから、軽めの衣装になってました。
アンコール1曲目は、これも私が楽しみにしていた「元気を出して」。竹内まりやさんのセルフカバーバージョンの方が有名なので、どこかの公演で薬師丸さんが「私も歌ってるんですよ」と自虐気味におっしゃられたそうですが、私はこの曲は80年代に薬師丸さんの曲として好きになって、ずっとあとから竹内まりやさんのセルフカバーを聴いたので、どちらも素敵な味わいで大好きなのですが、この曲はもともと薬師丸さんの曲だということを力説したいです(笑)。
ラストで今度の新アルバムから新曲を披露して、終了。バンドメンバー全員とステージに横一線並んでご挨拶。客席はひとりまたひとりと立ち上がり、最後は客席全体スタンディングオベーションで大きな拍手を送りました。
歌われている最中は最後まで客席全員座っているだけに、最後の客席全体スタンディングオベーションがより際立って感動的で、薬師丸さんも最後は客席に向かって手を振り続け、客席もみなさん薬師丸さんに向かって両手を大きく振っていました♪
さ~、明日はいよいよ私の地元・岡山公演です♪
(公式ページより)
明けて、本日10/14は私の地元・岡山公演♪
昨夜の広島で「時代」があんなサプライズになったので、今日は昼食の牛丼にふりかける七味唐辛子を少なめにしました。もし「時代」の途中で何かの拍子にノドがイガイガしたらみなさんに大迷惑をかけることになりますので(笑)。
やはり、今ツアーで歌われた「時代」もこれまではマイクありだったようで、昨夜の広島は本当にサプライズだったようです。
地元公演は予期せぬ人に出会ってしまうのを避けるため、私は知る人ぞ知るグラサン男に変身します。グラサンとマスクで、ほぼ銀行強盗スタイルです(笑)。5月の岡山・表町推し武道イベントの時も、関係者の中によく知ってる人がいて、見つからないように私の顔をうちわで隠しながら、ステージ上のえりぴよさんたちとしゃべっておりました(笑)。
本日の会場、岡山芸術創造劇場ハレノワは、先月グランドオープンしたばかりのまだ出来立てほやほやホールです♪ 無駄に大きいホールにはしなかったので、キャパ1700で、客席両サイドに花道もありませんでした。私も今日がハレノワデビュー。
チケットは、もちろん本日もとっくに完売
17時定刻スタート。昨日の広島は私は2階席の最後方で、ステージで誰が歌ってんだかわからない状態でしたが、本日は1階中段のセンター席でコンサート鑑賞をするには最高のポジションでした。薬師丸さんの表情も今日は見えますし、昨日よりはるかに音が良い!! 今日は最新のホールということもあるでしょうし、2階席の最後方と1階中段センター席という位置の違いもあるのだと思います。
あと、ウチの近所のホールに薬師丸さんが歌いに来てくださっているという、なんとも言えない地元公演ならではのうれしさがあります♪
(バンドメンバー佐々木久美さんより画像拝借、本日の客席)
2曲終わってのオープニングMC:「岡山は昨年に引き続いて2回目。昨年(映画でなじみのある)岡山でどうしてもコンサートをやりたいと言って実現して、たくさんのお客さんが来てくださったので、また今年も来ることができました」「それでも、今日私のコンサートが初めての人~?」 半数以上の人が拍手で応じました。
薬師丸さん「じゃ~、何回か来てくださっている人~?」 2回目の私はこちらで拍手をしました(笑)。私は昨日が初参加だったくせにもう先輩ヅラです(笑)。
薬師丸さん「私は岡山では映画を2本撮影したことがあるので親しみがあります。岡山のスーパーマーケットには詳しいですよ♪ 今日は岡山でラーメンを食べに行きました」
わぁ~、薬師丸さん、もしかしてウチのすぐ近所のラーメン屋さんで食べてたのかもしれませんね~(笑)。岡山のスーパーで薬師丸さんに出会ったらタマげますよね(笑)。
薬師丸さん「今日初めて来られた人は、どうして来ようと思われたのかぜひ聞きたいです。どなたか!!」 うわぁ~、昨日の広島は薬師丸さんが客席から指名してたけど、今日は挙手制になってました。私は「初めて」ではなくて、先輩ヅラして「何回か来てる人」の方で拍手してしまったので、今さら「初めての人」への質問に回答権がないぢゃないですか~。
何人か挙手した中で、結局最前列の人が当てられて答えてましたが、やっぱり何言ってるか聞こえません。会場全体に聞こえる声でしゃべれる人を指名してほしいところです(←それはしゃべってもらわないとわからないですけど)。
まあしかし、最前列の人がしゃべっている内容を今日はある程度薬師丸さんがマイクで復唱してくれて、「あ~、『セーラー服』のときから私の曲を好きでいらして・・」 わぁ~、「セーラー服」って言われたら私は「セーラー服を脱がさないで」になってしまうんですけど、よく考えたらおニャン子クラブも薬師丸さんも、デビュー曲が「セーラー服」つながりなんですね(笑)。
薬師丸さんとその最前列の人との会話。「今日はどちらから? あ~、神戸から♪」 すると、客席全体から「うぉ~っ!!」という驚き?の声。神戸程度で「うぉ~っ!!」って、みんなどんだけ地元民やねん!!(笑) ま~、私も思いっきり地元民ですけど(笑)。
薬師丸さん「岡山では、『8年越しの花嫁』と『とんび』、2つの映画を撮影しました。『8年越しの花嫁』では、実際の病院での撮影ということで、それは大変なことなんですけど、病院関係者のみなさんにはほんとに協力していただいて、感謝しております」
「病院」というのは、北長瀬駅前の岡山市民病院のことですよ。私は北長瀬に行くたびに、薬師丸さんのロケがここであったんだな~と、いつも思ってます。
今日も7曲目には先に「うるわしの白百合」が来て、そのあと、「あまちゃん」のお話へ。客席から「鈴鹿さぁ~ん!!」というかけ声が飛びましたが、薬師丸さんもリアクションなく、後続で叫ぶ人もなく、そのまま流れて行きます(笑)。
今の時期、半年見続けてきたあまちゃん再放送がちょうど終わったタイミングでの「潮騒のメモリー」なので、とってもタイミング良いですよね♪ 今日ももちろん鈴鹿ひろ美バージョンで「♪三代前からマーメイド 親譲りのマーメイド」でした♪
そして、緞帳が降りてくると、今日も鈴鹿さん、いや薬師丸さん、笑顔で手を振りながら「休憩入ってくださ~い♪」と言って、客席爆笑です♪
第2部、「もう一度」のあとのMC:「みなさんの思い出の中に私の曲があるから、こうしてコンサートができるんだと思います♪」 ほんと、そうです。我々の世代の思い出の中に薬師丸さんの曲がやっぱりずっと残っているんですよね♪
メドレーのあと、「時代」が来るはずのところのMCで映画「野性の証明」での高倉健さんとのエピソードを語られていたので、これは「戦士の休息」か!?と思ったら、正解。なんと、今日は11曲目は「戦士の休息」でした。
12曲目「探偵物語」から、また昨日のセトリに戻ったので、もう今日は「時代」はないですよね~。昨日広島に行っといて良かったぁ~。しかも、昨日の広島は2階席最後方で残念だったけど、逆に言うと、薬師丸さんの生声を、ほぼいちばん遠くで聴いた「生き証人」にもなれたわけで、物事は良い方に捉えましょう(笑)。
終盤の映画主題歌連発から、本編ラストの「愛しい人」まで、圧巻の歌声。今日は薬師丸さんの表情もわかるし、音も良いし、昨日よりさらに迫力を感じます♪
アンコールで薬師丸さんが登場すると、今日は客席から結構かけ声が飛んでました。昨日はみんなおとなしかったのか、私が2階席だったから1階席の声が聞こえなかったのか。
薬師丸さん「アンコールの手拍子でみなさん体力消耗してしまうので、なるべく早く出てこようと思いながら、あんな大げさなドレス、普段着慣れてないもので・・(笑)」(客席爆笑)
アンコールの薬師丸さん、昨日と衣装が違う気がします。ま~、私は衣装のことにはめっちゃ疎いので・・(笑)。
昨日と同様、アンコール2曲歌って、終了。昨日より客席がスタンディングオベーションに移行するのが早かったです。昨日が2階席で、今日は1階席だったからかも。今日も最後は客席から惜しみない拍手が延々続きました。
こうして、2夜連続の贅沢な夜は終わりました。2日間で34曲。今日の岡山ではカットされただけに、やはり広島での生声「時代」はレアものでした♪
聴きたかった曲、ほとんど聴けました。あと聴きたかった曲で唯一聴けなかったのは「すこしだけやさしく」かな。カップリング曲(「探偵物語」)が名曲過ぎて、今ひとつ世間に知られてないですけど、こちらも名曲です♪ カップリング曲が良かったために今ひとつ目立ちきれなかった曲と言われたら、私はいつも、この「すこしだけやさしく」と、松田聖子さんの「ガラスの林檎」と、あと、NO.4新田恵利さんの「ピンクのリボン」を思い出します(笑)。
やっぱり初めてのお客さんのためには、あんまりマニアックな曲よりはこういうセトリで有名な曲をやる方が喜んでもらえるわけで、森高ライブでも我々はマニアックな曲をついつい求めてしまいますが、初めてのお客さんのためには「定番曲」は外せないものなんですね~。
私は就職して以後に行った有料コンサートはすべて学生時代に行ったことのあるアーティストばかりだったので(森高千里、渡辺美里、B'z)、お初のコンサートって学生時代以来30年ぶりのことでした。
私の青春時代の薬師丸さんの名曲を堪能し、あまちゃんのあの曲も聴け、みなさんがおっしゃるとおり、心が洗われるような天使の歌声でした~♪
薬師丸さん、もしかしたら今ごろは岡山市内で美味しいものを食べていらっしゃるのかな(笑)。2日間、本当にありがとうございました♪
◆薬師丸ひろ子「Concert Tour 2023 ~愛しい人~ 」
2023年10月13日(金)
広島文化学園HBGホール(旧:広島厚生年金ホール)
2023年10月14日(土)
岡山芸術創造劇場ハレノワ
(第1部)
1. セーラー服と機関銃
2. Come Back To Me ~永遠の横顔
3. あなたを・もっと・知りたくて
4. 素敵をあつめて
5. コール
6. 語りつぐ愛に
7. うるわしの白百合
8. 潮騒のメモリー(鈴鹿ひろ美バージョン)
(第2部)
9. もう一度
10. メドレー
星紀行~キャメルの伝説~
うたかた
100粒の涙
雨は止まない
過去からの手紙
11. (広島) 時代(マイクなし生声歌唱)
(岡山) 戦士の休息
12. 探偵物語
13. メイン・テーマ
14. Woman "Wの悲劇"より
15. 愛しい人
(アンコール)
16. 元気を出して
17. 時の道しるべ
(公演時間:広島2時間15分、岡山2時間18分)※休憩15分含む