
森高ライブの「舞台袖でノリノリで踊る人」をまだご存知ない方も結構おられるようですので、今日はご紹介しますね♪
あのお方は、マニピュレーターというお仕事をされている畠中ヤスシさんです♪ 私もマニピュレーターという言葉は畠中さんで初めて知ったのですが、言葉自体は結構多義語で、音楽業界では、サウンドクリエーターとか電子音楽のコンピュータプログラマーなんかを指す用語になっています。
有名どころでは、小室哲哉さんとか、TRFのDJ KOOさんなんかもこのジャンルのようです。
2019年のこの街ツアー(まだコロナ前)の時は、ステージセンターに千里さんが昇降する階段が設置されていて、ノーマルセトリの時はその下手側(客席から見て左側)に機材を並べて、そこで畠中さんが機材をつつきながら踊っていました♪ ステージセンターにまあまあ近いところで踊っておられたので、客席どこからでもしっかり見えて、初めて来たお客さんは何にびっくりするって、畠中さんのノリノリの踊りにびっくりして帰ったものでした(笑)。ちなみに、スペシャルセトリの時はドラムが2個設置されるので、畠中さんはステージ上から消えてました。
公演中に、千里さんが「臭いもの~」などでエレキギターを持つ時は、舞台袖から畠中さんがエレキを持ってきてステージ上で千里さんに装着させてました♪
2019年4月に放送されたフジテレビLOVE MUSICの「この街ツアー特集」では、長年千里さんに携わってきたスタッフとして畠中さんもVTR出演されてましたね♪
ところが、コロナでステージセットが大幅に縮小されると、畠中さんのお姿はステージ照明の当たるところからは外れるようになり、いつも下手の舞台袖で踊るようになりました。なので、客席下手側からは全く見えず、前方の上手のみが畠中さんを拝めるので、そこが「畠中さん観覧シート」ということになりました♪ 現在の下手舞台袖の位置で、畠中さんが公演中に機材をつついておられるかどうかはわかりません。
別に畠中さんの踊っている振付が「正式な応援の振付」というわけではないと思いますが、ガチ勢さんも畠中さんの踊り方はある程度参考にしていると思います♪
畠中さんの風貌は、長髪で、まさに「音楽関係者」「芸能関係者」「コンサートスタッフ」という感じです。私もコンサートスタッフのバイトをやっている時は、こういう風貌の人とたくさん接しました。
それもそのはず、Pさんによると、畠中さんはLucky7ツアー(1993年)のころから千里さんに携わっているそうで、私もLucky7ツアーはバイトスタッフとして参加していましたから、もしかしたら当時私も本当に畠中さんの指示を受けながら働いていたのかもしれません(覚えていませんが)。
いかにも業界関係者っぽいので声をかけづらいですが、意外と腰が低くて親切なお方で、我々が森高遠征で地方のホテルに泊まると、我々と同じホテルにちょいちょい畠中さんが泊っておられて、ロビーでバッタリお会いして「お疲れ様で~す!!」とお声をかけると、お返事をしてくださいます♪
また、ある時は、公演中に千里さんが紹介したお店へ終演後にファンが大挙して押しかけて、店内が森高ランド状態になっている時に、我々のテーブルの隣で畠中さんがお食事されていたこともありましたね~♪
コットンの時は、我々が終演後にダベっていたら、畠中さんが一般動線を通って帰られてて、我々「お疲れで~す♪」なんてことも(←我々、何者なんでしょうか(笑))。
そんな畠中さん。機材がたくさんあるのか、いつもクルマで全国移動されているようです。畠中さんは千里さんだけでなく、私が知っているだけでも松田聖子さんやaikoさんのライブにも参加されているらしく、他にも参加されていると思われるので、毎日が全国遠征です。アーティスト同士でライブの日程が重なったらどうされてるんでしょうね~。
これだけ千里さんファンの間で知られている畠中さんですから、ステージ上で紹介されてもよさそうなもんですが、コンサートツアーというのは多くのスタッフによって成立していて、例えば大道具さんなんかは裏方ですからステージ上で紹介されることはありません。
マニピュレーターというお仕事は、裏方のような、ミュージシャンのような、ビミョーなポジションです。アーティストによってその位置づけも異なるかもしれません。
そしたら、昨年私が参加した薬師丸ひろ子さんのコンサートでは、ステージ上にいないマニピュレーターさんもバンドメンバー紹介の時には呼ばれて出てきて紹介されていたので、「あ~、畠中さんもこうやって紹介されればいいのに」と思いました。
その思いを一層強くしたのが昨年12月の渋谷公会堂での千里さん年末ライブ。キーボードの山上佑さんが急病で欠席され、高橋さんたちが曲によってギターやったりキーボードやったりのてんやわんやの時に、高橋さんがキーボードに回って空いたギターの穴を畠中さんが埋めたりして急場をしのぎ、まさに畠中さんが「第6の」ホワイトクイーンメンバーとしてご活躍されたのです。
いつかステージ上で畠中さんが紹介される日を楽しみにしてますよ、千里さん♪
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森高千里 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2024/06/14 20:38:28