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モニャゾーのブログ一覧

2021年06月13日 イイね!

サンライズ瀬戸・出雲 A寝台乗車!!

サンライズ瀬戸・出雲 A寝台乗車!! 数年前にNHKテレビで「人生、50歳が近づいたら、子どもの頃に夢見た憧れのものをもう一度思い出して、再トライする準備を始めましょう」というようなことを言っていました。もういつまでも若くはないので、この歳になったら早くも人生の総決算に入らないといけないのかもしれません(苦笑)。

 私の人生の大きな夢としては、独力でのヨーロッパ旅行とか、その延長線上で独力でのF1モナコGP観戦とか、鈴鹿サーキット国際コースを自分の愛車で限界まで目一杯走らせることとかあって、なんとか実現してきたのですが、子どもの頃に憧れたものの中のひとつにブルートレインのA寝台個室に乗ることがありました。

 我々の子どもの頃にはブルートレインブームというのがあって、当時東京から九州方面にたくさん運行されていたブルートレインの、特にA寝台個室はファン垂涎の的でした(当時は個室自体が珍しく、B寝台はもちろん、A寝台も個室は一部の列車にだけ連結されていました)。

 今はブルートレインはすべて廃止され、定期運行で残っている夜行特急列車は唯一このサンライズ出雲・瀬戸だけ。ブルートレイン(客車)ではなく電車です。でも、今は品川-岡山が新幹線でわずか3時間ちょいの時代。あえてこの夜行に乗る必要もあまりなく、存在は知っていたものの、利用するという発想自体があまりありませんでした。

 昨年秦野公演が発表された時も、新幹線ではギリギリ帰宅できないことが判明して、調べていたのはなぜか夜行バスばかり。今年改めて秦野参戦が決まって冷静に考えていたら、このサンライズ作戦が浮かんできたのです。

 思いついたのが遅かったので、秦野公演の夜のA寝台は取れませんでした。サンライズのA寝台は鉄道ヲタクの間でもチケットの取りづらさで有名なようです。なにしろ1編成に6部屋しかないんですね。

 そして、秦野公演の夜はB寝台個室を取って、人見公演の夜は発売初日の発売時刻に予約して、無事A寝台をゲットスマイルしました!!やったぞ!!

 それからしばらくはサンライズの研究です。サンライズのA寝台は、鉄道ヲタクさんたちがこぞってYouTubeに乗車レポ動画を載せるほど貴重な経験です♪

 サンライズの寝台・座席区分は6種類もあって、それぞれ値段と特色が異なります(値段は寝台券のみの値段。このほか、特急券、乗車券が必要です)。
1. A寝台個室(シングルDX) 13,980円
2. B寝台2人用個室(ツイン) 7,700円(ひとり当たり)
3. B寝台1~2人用個室(シングルツイン) 9,600円(ひとり目の値段)
4. B寝台1人用個室(シングル) 7,700円
5. B寝台1人用個室(ソロ) 6,600円
6. ノビノビ座席 寝台券はなんとゼロ円!!

 4番のシングルがいちばん標準的な部屋数の多い区分で、私が秦野公演の夜に使ったのがそれ。6番のノビノビ座席は、場所は指定だけど長距離フェリーのようなカーペットにゴロ寝するタイプで個室ではありません。でも、区画はちゃんと指定されており、隣の人の顔が見えないように一定程度のプライバシーは保たれるようです。さすが今の時代の夜行列車。なんと言っても寝台券ゼロ円はお得ですね♪

 そして、1番のA寝台個室(シングルDX)こそが、今回利用する最上級グレード。先ほども書きましたように、1編成に6部屋しかありません。では、いよいよご案内しましょう!!

 人見公演のあった土曜の夜、東京駅に着くと、コロナ禍緊急事態宣言下の都内、20時を過ぎていても弁当屋さんはガンガン営業していました。さすが東京駅!! 先週の秦野公演のあとの小田原駅では夜の食事に困って放浪したのです。

 行きつけの駅弁屋さん(行きつけと言っても、前回は2年前に利用しました(笑))で夕食と言うか夜食を購入して東海道線ホームへ。東海道線ホームのコンビニでは、サンライズのお客さん用に、おにぎりとかガンガン売っていたので、さすが東京駅!!と感激して、カツサンドを追加購入してしまいました(笑)。

サンライズ出雲・瀬戸の入線を待つ東京駅東海道線ホーム 


東京駅21:50の発車に対して、21:25いよいよ入線です。ホームでは多くの鉄道ヲタクさんたちがカメラを構えて、動画や写真を撮って走り回っていました。


入線完了!!


私の乗るサンライズ瀬戸の方は四国の高松・琴平行き。


私の利用するA寝台は4号車。


いよいよA寝台シングルDXに突入すると、ベッドのほか、洗面台と机と椅子が完備された、まさしく走る列車ホテルでした。


角度を変えて撮影するとこんな感じ。洗面台は水とお湯が切り替えられます。


ベッドの上には備えつけの浴衣とスリッパと、マニア垂涎のサンライズA寝台特別アメニティセット!! 右側が個室の入口のドアです。


この私の部屋を外側から見るとこんな感じ。中央の2階部分が私の部屋で、真下の1階は別のシングルツインの部屋です。


まもなく東京駅発車です。


ちなみに、秦野公演の夜に乗ったB寝台シングル個室はこれ。ベッド部分はA寝台と変わらない感じですが、B寝台シングルはこのベッドが部屋のすべてです(笑)。

(2022/3/11追記:このレポを書いた当時は、A寝台シングルDXもB寝台シングルもベッド部分は同じだと思っていましたが、いろいろ調べてみると、実はA寝台の方が明らかにベッドの幅が広く、またB寝台には毛布が備えつけられているのですが、A寝台はなんと羽毛掛けふとんになっているとのこと!!2週連続でB寝台シングルとA寝台シングルDXを乗り比べたくせに、そこら辺の違いに私は気がついていませんでした(笑))

 東京駅を発車する時も、駅のホームでは多くの人がカメラを構えて、写真を撮ったり動画を撮ったりしてましたね~。彼らに見送られるようにして、東京の夜の街へ列車は出て行きます♪

 東京、神奈川を走行するうちは、通勤電車などと混走するため、比較的ゆっくりと走りますが、品川駅は通過!! 今やのぞみも全部停車する品川を通過ですよ(笑)。

 写真はつけてませんが、サンライズ号には車内にシャワールームがついています。B寝台以下のお客さんは競ってシャワーカードを購入しますが、A寝台にはA寝台乗客専用の別のシャワールームがあって、シャワーカードも最初からついてきます♪ 車掌さんに尋ねたら、シャワーカードは20枚ほど発券されるらしく、B寝台以下では仮にシャワーカードをゲットスマイルできても、20人で共用するのでなかなか自分の希望の時間に利用できないかもしれません。A寝台は6部屋しかないので、わずか6人でひとつのシャワールームを共用できるわけです♪

 早いとこシャワーを浴びてスッキリしたかったので、早速利用してみました。シャワーは6分間使用できるようになっていて、途中で一時停止もできます。シャワールーム内には大きなタイム表示とスタートボタンと一時停止ボタンがあって、なんだかシャワールーム内でゲームをやっているような楽しい感覚♪

 いろいろな試乗レポを読んでも、一時停止を駆使すれば6分間というのは十分過ぎる長さで、サラッと汗を流したいだけだった私なんぞは2分も使わずに終えました。ドライヤーも完備されているのですが、こんなとこで長髪の人がドライヤーを長時間使われたら、順番を待つ他の人がちょっと迷惑かも。

 あとは、自室で思うままに過ごせます。机があるので、ビジネス客は仕事ができますし、私なんかはやろうと思えばここでコンサートレポを書けます(書きませんでしたけど(笑))。

 前週に引き続いてのサンライズ利用で、ちょっと慣れてきていたのもあってか、その後あっさりと爆睡してしまいました。沼津から大阪まで記憶がありません。この日のサンライズは、大垣かどこかで前方を行く列車が動物と衝突したとかで遅延が生じていました。A寝台を長く楽しめるので私はむしろ歓迎です♪ 岡山から他の列車に乗り継ぐ予定のお客さんは大変。車掌さんはてんやわんやで、姫路から新幹線に乗り換えられる特別手配をされていました。

前週に引き続いて、神戸・須磨の海岸線を眺めます。


 サンライズは、一度遅延が生じると、朝方は通常の電車のダイヤの合間をぬって走るようになるので、なかなか遅れを取り戻せないばかりか、遅れがだんだんと大きくなっていきます。最初は25分程度の遅延だったのが、結局岡山到着時には1時間遅れにまで拡大していました。

岡山1時間遅れで到着


ここで出雲と瀬戸の切り離しが行われるので、鉄道ヲタクのみなさんは切り離し作業の撮影に群がりますが、私はとっとと帰宅します(笑)。


遅延が生じたため、琴平行きのはずが高松で運転打ち止めに変更されていました。


本日の切符を記念に撮影


A寝台だけで配られるアメニティグッズセットはマニア垂涎の品らしく、マニアは使用せずに大切に持ち帰るらしいのですが、私は普通に使用(笑)。この白いJRマークの入った石鹸ケースがレアものらしいです。これは結局未使用で持ち帰ったな(笑)。


 以上、私のA寝台乗車記念で書いただけの拙い乗車レポ?でしたが、ちゃんとした紹介記事はネット上にたくさんあるほか、YouTubeではいろいろな乗車レポが動画公開されています。

 それらをチェックしていると、この貴重なサンライズ出雲・瀬戸も、利用客が低迷すれば廃止される恐れがある、とのこと。そもそも寝台列車は乗車定員が普通の列車より少ないので採算性が悪いし、乗務員等の深夜労働のこと、深夜に毎日この列車が1本走ることによって深夜の線路の保守作業が制約を受けることなど、いろいろデメリットもあるので、このコロナ禍の中、油断していると廃止される恐れは十二分にあると思います。今後は機会あるごとに利用して、廃止されないように少しでも利用率アップに貢献したいと思うのでした♪
Posted at 2021/06/14 02:28:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 森高千里 | 旅行/地域
2021年06月13日 イイね!

森高千里、昭和女子大 人見公演に行ってきました!!

森高千里、昭和女子大 人見公演に行ってきました!! 今週末は人見公演でした。金曜は平日で私は行けなかったので、参戦者の情報を収集していると、なんと!!アルバム曲ゾーンが「I LOVE YOU」と「ザル水」に変わった、とのこと。それって、まさしく私が前回の秦野公演レポで、あそこの2曲枠はコアなファン向けにアルバム曲を日替わりでやってほしいと指摘した、そのままになってるじゃんかよ~(笑)。しかも、ザル水(後述)!!

 金曜はMCで森高さんが某SNSの具体的な名前を出して「~を見ると・・」と言ってたらしいし、こりゃ森高スタッフ、私のブログ見てるな(←自意識過剰)♪笑


↑往路の新幹線より富士山(いつもはよく見えないので、私としてはよく見えてた部類)

 さて、今回の会場である昭和女子大人見記念講堂は、実は私の学籍簿が残っているはずの高校から比較的近いのですが、私の出身高校は、私が卒業した後に新宿からここの近くに移転した経緯があるので、私は三軒茶屋には全く土地勘がありません。

 それどころか「昭和女子大」という名は、私の中ではずっと長く憲法判例の中に出てくるだけの存在で(大学の法学部の憲法の授業の割と最初の方で「昭和女子大事件」というのが出てくる)、私は以前はその所在地も知らなかったんです。

 でも、森高さんは比較的よくこの会場を使用されていて、私も含めて森高さんファンの間では「人見」と言って知らない者はいないぐらいの有名な存在。

 事前調査でここでランチをしようと思ってたとんかつ屋さんが、金曜の森高さんのMC(シュウマイの件)で紹介されてしまったので、客が増えると見込んで急遽変更です。森高さんのMC次第で行動を変える機動性が自分ながらなかなか笑えます♪



 昨日、土曜日。そんな初めての人見に行くと、いつものお仲間さんにあっさり出会えました。今回はキャパ2000人のところ、コロナ半数制限で1000人。

 今回は前回秦野のような公演振替に伴うチケット販売の複雑な経緯もなく、友の会みたいなのもないので、比較的わかりやすくDJPのお仲間がみなさん前の方の良い席をゲットスマイルされていました。私はそれよりやや後ろのセンターブロックで、お仲間を視界にいれながらの開演♪

 いつも通り、ファイト!!で登場した森高さん。「今日はカメラが入ってます。音は360リアリティオーディオでマイク30本立てて録ってます」とのこと。金曜に参戦したお仲間に聞くと、金曜はそんなことなかったらしいので、土曜だけの収録かな。これで声出しOKだったら、熊本の時みたいに張り切って叫ぶんだけどな~(笑)。

 「海まで5分」の、あの客席が手を左右に振るヤツ、昼の部の最初はバラバラで、9対1とかじゃなくてほとんど半々くらいで左右逆になってましたね(笑)。秦野ではあまり何とも思わなかったけど。でも、曲が進むにつれてだんだんと手のフリが統一されていきます。

 中盤、渡良瀬橋のあと、いよいよアルバム曲ゾーンへ。確かに私は「日替わりでやってほしい」とは言ったけど、金曜にI LOVE YOUとザル水やって、土曜に変えられたらその2曲を私は聴けなくなるので、そこはキープしてほしいと思いました(←自分勝手)。

 I LOVE YOUは、Lucky7ツアーの中でも印象的な、表現はヘンだけど「最もLucky7っぽい」曲。くどいようですが、私はLucky7の警備の時は1曲も覚えていないので、実質的にお初です。

 大体、お初の曲は1回ほかのお客さんのフリとかを見て次回からフリを実行するのが常なのですが、I LOVE YOUは今まで映像を何度も見て、あの「♪I LOVE YOU (FU~!!)」(後半は「♪I LOVE YOU (TOO!!)」)を絶対やりたかったので、もしみんなと動きがズレたら恥ずかしいな~とちょっとドキドキしながら、お初なのにぶっつけ本番で「♪I LOVE YOU (FU~!!)」と右手を突き上げたら、見事にみなさんとシンクロして、快感でしたね~♪

 あとは、I LOVE YOUの時の森高さんのかわいいステップ♪ Lucky7ツアーの映像ほど動きは大きくはなかったけど、映像と同じステップを踏んでくれてたのは良かったな~♪ Lucky7ツアーの時のI LOVE YOU大好きなんですよね♪

 そして、いよいよ次の曲です。金曜参戦者情報ではタンバリンを持ってザル水を歌うとのことでしたので、森高さんがタンバリンを持った瞬間「ザル水ついにキターーーーー!!」と思いました♪笑

 なぜ某SNS上で一時期から「ザル水=わたくし」という感じで楽しくイジられるようになったのかと言いますと、昨年7月の第1回配信ライブの時の「ひとり10曲リクエスト」。自分が何に投票したかみなさん公表されていて、私は数十人のリクエスト曲をチェックしたんですけど、ザル水に投票した人は私以外に誰もいなかったんです。

 私はザル水をドラムたたきながら歌う映像が大好きだったので、「あれ?ザル水あんまり人気ないの?」と思いつつ、これでもしザル水が配信ライブで歌われたら、リクエスト者として私の名前が出るのは確実だなということで、配信ライブの日程が7月の土用丑の日に近かったこともあり、この頃NO.36渡辺満里奈さんのannm10でザル水がかかり、森高さん自身もannm10の中で、ドラムをやっているという我々のお仲間の〇〇さんに対して「ドラムたたくならザル水って曲があるよ」と発言されたりして、一気に「ザル水来る説」が盛り上がったのでした(笑)。

 すみません、話が脱線しましたが、そんなわけで、私はザル水が大好きなんですけど、ややマイナー曲で、この街ツアーがシングル代表曲中心でやっていく限り、私は一生ザル水を生で聴くチャンスはないと思ってました。

 それが、第2回だったか第3回だったかの配信ライブで歌われ、金曜に人見で歌われ、そして、昨日ついに私も生で聴くことができたわけです。良かったな♪ 願わくはドラムたたきながら歌ってほしかったけどね。ちなみに昨年のひとり10曲リクエストで、私はザル水だけでなくI LOVE YOUにも投票しており、流れが私に来てますね♪

 その後、いつもの立ってもよいゾーンに入ってからは、お客さんのフリを画面にいれるべく、カメラマンが通路を下がって撮影していました。センターブロックと上手側ブロックの間の通路を下がっていたけど、あれ下手側ブロックとの間の通路だったら、通路側の○○さんめっちゃ映ったのにな~と思ったりして・・(笑)。

 あと、人見の客席は、通路だけでなく座席の部分の足元も階段状ではなくスロープのままになっていて、夢中でジャンプしていると徐々に前の方に移動してしまうことに気がつきました。笑

 最後はいつも通りテリヤキで「前半戦」終了です♪ 時計を見るとすでに100分超え。序盤の三軒茶屋グルメ情報MCが時間たっぷりとってたもんね♪

 「前半戦」が終わると大学の警備員に誘導され、学内はおろか学外の歩道に滞留していても注意されて駅まで進んでいくことを強要されます。秦野の時のように会場前にたまってダベったりできません。

 当日は昭和小学校の入学説明会もやっており、いかにも「お受験!!」といった感じの育ちの良さそうな御子息と親御さんがよそ行きの服を着て歩いていました。学内でその横を、頭にピンクのハチマキをしたオッサン連中がぞろぞろ歩いている光景はなんか笑えました(私はハチマキはしてませんよ)。

 駅方面でうろうろしていると、お仲間の集団と遭遇です。その中に三軒茶屋に詳しい方がおられて、森高さんのMCに出てきた「名所」を昼と夜の間に案内してくれて、さながら団体旅行みたいになりました(笑)。こういうのも、1日2公演ならではのことかと思います♪
 以下、この時に回った「森高MC名所」の一部


「ちさとちゃん」というお店


キャロットタワー


三軒茶屋バッティングセンター

 さて、すでに今回も長文化してきてますが、まだ前半戦が終わったところですよ♪笑 以前は森高千里のファンではない一般の人を対象に、森高さんのライブの楽しさを紹介する意味でレポを書いていたのに、最近は私よりよっぽど詳しいコアなファンの方々が読んでくださるようになったので、迂闊なことは書けないので大変です(笑)。

 夜の部の私はググッと前の列に進んでひとケタ列座席。お仲間の方が「前の方はライトが直撃して眩しい」と言われていましたが、意味がよくわかりました。森高さんの左右斜め後方45度からの照明が直接客席に当たるんですね。二人は恋人とか17才とか、私の席からは森高さんのお顔がその後方からのライトと重なって、お顔が皆既月食みたいに見づらくなってました(笑)。

 あと、秦野の時にも書きましたけど、1日2公演だと同じ会場で2か所に座るので、音の違いを感じることができます。夜の部は前の方だけど上手側ブロックだったのでやはり音のバランスが悪かったな~。昼の部のセンターブロックの方が音は良かったです。

 夜の部のMC。「(コロナ禍でライブ活動がやりにくくなって)わたし、違う仕事見つけないといけないのかなとか思ってました(笑)」、「1日2公演とか、若いアイドル並みでしょ?(笑)」、「ツアーTシャツはこっちで着替えるの? あ~、家から着て来るんだ(笑)」などなど。

 MCの時にお客さんに尋ねたり、三軒茶屋ネタでもひとつひとつ「知ってる人~?」って拍手させたり、秦野の時より明らかに客の反応を拾える対話型MCになってきてます。これって、前回私が提案したMCスタイルでしょ? やっぱ森高スタッフ、絶対わたしのブログ読んでるわ(←自意識さらに過剰)。

 今年のスタイルではMCの面白さが半減してる、とも言ってましたね。これも、前回私が書いた「声出しNGは対話型MCにとって致命的」という言葉と通ずるものがあります♪

 いずれにしても、大抵いつも同じ日の昼より夜の方がMCがざっくばらんで笑える傾向ですよね♪ そして、今回の夜の部では今まであまり見た事のない森高さんの茶目っ気2連発が良かったです♪ 

その1 拍手するお客さんに「そんなもんですかぁ~?」と笑いながらさらなる拍手を煽る森高姉さん!! 拍手がひときわ大きくなって満足そうにうなづいてました(笑)。今までこんなのあったっけ? とっても良かったです(笑)♪

その2 終わりかけのところで「今後もannm10聴いたり、LOVE MUSIC見たりしてください」のあと、「(LOVE MUSICは)わけあってMCは私ひとりになっちゃったけど(爆)」 客席は声出せないけど本来なら「ドッカーン」って大爆笑ものでしたよ♪ これ、土曜に会場に来た人たちと森高さんだけのオフレコの話にしておくべきかと思ったけど、某SNSに書いておられる方も多々あったので、私ももう書いちゃいます。今まで森高さんこの手のジョーク言ってたっけ? とっても良かったです♪

 序盤の三軒茶屋ネタは昼の部より少し短かったはずなのに、終わってみればやはり100分超え。終盤の上記のMCあたりがあったからかな?とっても良かったです♪ もう100分超えは普通になってきましたね♪ 2日間で60曲歌い切ってくれました♪

 まとめますと、「昼がテリヤキで夜はコンサートの夜」は大体固まってきました。昼と夜で少し変えてほしいと言ったこと、アルバム曲ゾーンは日替わりで変えてほしいと言ったこと、MCは客席にもっと問いかけたらおもしろいと言ったこと・・、私が提案したことがどんどん実現していってます。お仲間の方にも「あれ、絶対ブログ読まれてますよ」と言われてしまいました(笑)。

 ま~、それは自意識過剰だとして、スタッフサイドや私以外の人にも同じことを考えている人がいたからこそ、どんどん実現していってるんだと思います。

 この際、もうちょっとだけ書いておきますね(笑)♪

・同じ日の昼と夜は、さらにもうちょい変えてもいいかも

・わたオバは立って踊りたい

・NEW SEASON 復活希望

とりあえず以上、この強気の三点ですね♪

 終演後はまたお仲間集団でぞろぞろ歩きながら、方向の違う人が少しずつ離脱していかれました。渋谷駅で田園都市線からJR等に乗り換える時に歩くエリアは、テレビによく出てくる渋谷スクランブル交差点を南西から撮ったときに見切れるエリアなんですよね。ちょうどオンエアされた時に我々のお仲間集団がぞろぞろ歩いているのが見切れていたらと思うと、この画角をテレビで見るたびにおかしくなります(笑)。

こちらは昨夜の東京駅東海道線ホーム



 夜は先週に引き続き、夜行列車サンライズに乗りましたが、今度はグレードアップして、子どもの頃の夢であり憧れだったA寝台個室!! なので、こっちの乗車レポというほどではないけど乗車日記はまた別枠でお送りいたします♪

 以上、人見(土曜)公演レポでした!!

2021年6月11,12日:昭和女子大人見記念講堂
1. ファイト!!
2. SWEET CANDY
3. 海まで5分
4. 夏の日
5. 雨
6. 二人は恋人
7. 17才
8. 私がオバさんになっても
9. 渡良瀬橋
10. I LOVE YOU
11. ザルで水くむ恋心
12. 気分爽快
13. 私の夏
14. この街
《EC》
15. テリヤキ・バーガー(昼の部)  コンサートの夜(夜の部)

※私の過去の森高公演レポほか、森高関連記事をご覧になりたい方は、ブログカテゴリー「森高千里」をクリックしてくださいね♪
Posted at 2021/06/13 12:00:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 森高千里 | 音楽/映画/テレビ
2021年06月06日 イイね!

森高千里、秦野公演に行ってきました!!

森高千里、秦野公演に行ってきました!! 久々のブログ更新は、1年半ぶりの「この街ツアー」ライブレポです♪

 盛況のうちにこの街ツアー2019が終わり、2020ツアーは6月秦野からスタートと発表されたのが2020年2月か3月だったでしょうか。そこからコロナ禍による紆余曲折を経て、1年越しでようやく開催にこぎつけた秦野公演が昨日行われました。

 結果的に足利公演の方が先となったため、第2戦目となったわけですが、このコロナ禍の中での開催であったため、私も参戦するかどうかかなり悩みました。が、ずっと準備してきて、コンサートチケットもJRの切符もとっており、ここで断念するのは絶対後悔すると思い、最終的には「お忍びでこっそり参戦」することにしたわけです。笑

 私にとってはあの2019熊本公演以来のこの街ツアー参戦。当時はまだSNSでほとんど知り合いもいなかったので、今回はみなさんにお会いできるチャンス。また、コロナ禍に陥って県外へ行くことがほとんどなくなっていたため、久々の県境越え。そんなことをいろいろ考えていたら、前夜は夜中に目が覚めて眠れなくなってしまいました。苦笑

 当日は新幹線と小田急線を乗り継いで、割とあっさり渋沢駅到着。早々に会場に到着して待っていると、続々と参戦者が集結です。ここで、初めてお会いする方々とご挨拶することができました。


 会場に入ると、通常キャパ1400人(今回はコロナ50%対応で入場者700人制限)の比較的コンパクトなホールで、後方列の人でもまあそこそこ見やすい感じでしょうか。観客は一席置きに座る形で、足利に行っていない私としては初めての経験。

 今回は声出しNGなので、いつものように森高さんに声を拾ってもらうべく虎視眈々とチャンスを狙う意識も必要なく、序中盤は座ったまま鑑賞することとされているので、気持ち的にはそんなに高ぶりもなく、平常心のまま開演を迎えました。

 オープニングは「ファイト!!」。やはり足利と一緒です。91年フジテレビW杯バレーボールの当時のテーマソング。この頃は私はアルバム曲をほとんど知らず、この曲がいちばん好きだったのを覚えています。

 2019ツアーでは歌っていない曲なので、私としてはお初。厳密に言うと私がバイトスタッフとして参加したLucky7ツアーでは歌っているはずなんですけど、全く覚えてないんですよね。

 普通はどのアーティストのライブにスタッフ参加しても、代表曲くらいは歌われたことを覚えているんですが、この時は最前列警備をしていながら1曲も覚えてないんです。曲も聴かずにどれほど本気で最前列警備をしていたのかがわかります。森高さんのこれまで52年間の人生のうちの2時間は自分が警護したのだという、かなりの自己満足ながら良き思い出。

 さて、2曲目以降も足利と同じセトリで進行し、わたオバも客席は座ったまま。わたオバはやはり立って踊りたいので、できれば終盤の「立ってもよいゾーン」に組み入れるかあるいは「立ってもよいゾーン」自体をわたオバや17才のところまで拡大してほしいな~と思うのですが、休憩時間に他の方と話していたら、やはり同意見でした。

 その次のMCでは、先日の足利公演の際に森高さん自身が渡良瀬橋に行ってきたエピソードを語って「渡良瀬橋」へ。そのあとの「さよなら私の恋」と「ギター」は我々はみんな好きだけれども、初めて森高ライブに来る人も楽しめるシングル曲中心のこの街ツアー(実際、2019ツアーのノーマルセトリでは、県庁所在地とテリヤキ以外がすべてシングル曲)というコンセプトからすると、この2曲はやや異質。もしかしたら、この2曲の枠はコアなファン向けのゾーンで、日替わりでいろんな曲を演ってくれるのではないかと密かに期待していたのですが、やはり足利と一緒でした。笑

 さて、MCとメンバー紹介があって、いよいよ「立ってもよいゾーン」へ。やっぱり立ってみんなで踊るのは楽しいです♪ コンサートでお客さんが立ち上がるのは、背の低い人や体の悪い人にはつらいということはわかっているのですが、それでもみんな立ち上がるのは、やはり立ってリズムに合わせて歌って踊る(今回は一緒に歌うことは不可)のが楽しいからだという、それなりの理由があるわけです。

 アンコールの時のコールは、足利の時は昼の部ではひたすら「パンパンパンパン」だったけど、夜の部では次第に「パンパンパン(1拍子休)」(ちっさっとっ(1拍子休))へ揃って行った、とのこと。今回も何人かの人たちが後ろを向いて「パンパンパン(休)」に誘導していきます。私も後ろを向くまではしなかったけど、後方の人を誘導するように頭上で「パンパンパン(休)」とたたいて示して精一杯の貢献♪

 アンコールは足利と同じテリヤキで、通常ならラスト曲にはライブが終わってしまう名残惜しさ感があるのですが、今回は多くのお客さんが夜の部にも残るので、演者にも客席にもどこか「前半終了」感が漂います。笑

 1日2公演参戦は、バイトスタッフをしていた時には演歌とか演劇とかで何度か経験があるけれども、客側としては、1986年の菊池桃子さんの時(広島)に1回あっただけかな~。おニャン子クラブは公演自体は昼と夜があったけれど、昼夜のうち片一方しかチケットが取れない仕組みだったので、いつも夜の最終公演に行ってました。

 今回は多くのお客さんが昼夜連続なので、昼と夜の間はトイレ休憩タイムという感じがしないでもありません(笑)。あと、お仲間といろいろお話をする情報交換タイムという性格も。実際、みなさんといろいろお話をしていたら、あっと言う間に夜の開場時刻になっていました。お仲間がいなかったらヒマを持て余すかもしれません。

 夜の部は、昼の部とはもちろん席が違っているので、音の聞こえ方が違っていたのが興味深かったです。やはり同じホール内でも席によって音は変わりますね。夜の部の方が低音が響いていました。もしかしたら席の違いによる差ではなくて、PAさんが音質を調整していたのかもしれませんけどね。

 夜の部も昼と全く同じセトリで進行していきますが、MCはビミョーに異なります。夜の部では、昼の部で話していた足利公演の時に渡良瀬橋を見に行った話がほとんどなくなっていました。

 ただ、MCとしては夜の方が面白くて、昼はお客さんが笑うシーンはゼロだったのですが、夜は(「じばさんず」という地元のお店の話で)「なんていう名前だっけ?(観客無言) あっ、しゃべっちゃいけないんだった!」とか、(地元の名産の話で『食べたことある人~?』の問いに挙手ゼロだった時に)「え~っ、誰も食べてないの~?」とか、(観客声出しNGなので)森高さん「わたし、ひとりでさみしくしゃべってる・・」とか。この3か所で客席から笑い声が起きました。観客は声出しNGなんですけど、思わず笑ってしまう客席からの笑い声がなんか新鮮。

 あとは、足利の時は初めての1日2公演でペース配分がつかめなかったけど、今日は2回目なので大丈夫、というようなことをどこかで言われていました。

 その後も昼と全く同じセトリで進行していきますが、終盤は森高さん高音がつらそうでした。1日で30曲ですからね。そして、そのままアンコールへ。この流れだとアンコール曲も当然テリヤキなので、「関係ないわよ~」の心の準備をしていたら、ここでまさかの「コンサートの夜」!! このイントロが来た瞬間、私も周囲の人も思わず「お~っ!!」と声を出してしまいました。「コンサートの夜」自体は2019ツアーでもずっとWアンコールのラスト曲でしたし、目新しいものではないのですが、やっぱり、こういうちょっとしたセトリのつつき具合が客席の心を揺さぶります。終演後にみなさん「『コンサートの夜』が染みた」と言ってましたね。

 終わっての感想としては、客席が50%制限で一席置きで座ったままの、声出しNG鑑賞(「参戦」というより、座って黙って「鑑賞」という感じになる)は、やっぱり客席のボルテージが上がりづらいですね(もちろんコロナ対策として、客席のボルテージをなるべく上げないための策ですからね)。やっぱり満席でひしめき合っているからこその客席の熱量というものは、隣の人とぶつかって不快なこともあるけど、結構大切な要素だったんです。

 あと、チケット自体は売れているはずなのにかなり前の方でも空席があって、コロナ禍の影響を感じさせます。1年以上前に発売されているチケットなので、その後に何かあったのか、あるいはわかっているけどコロナ禍で参戦断念したのか。

 もしかしたら、当初は開幕戦だったのである程度メディア席とか関係者席を用意していて、それが開幕戦ではなくなったので、用無しになってどこかで放置されているのかも、と思ったり・・。

 次に、声出しNGは、お楽しみの「フッフー!!」ができないだけでなく、あの対話型MCができない点でかなり致命的です。私がこの街ツアー2019に岡山公演の時に初参戦してみて感銘を受けたのは、あの楽しい対話型MC。あれがあるからこそ、例えセトリが同じでも、MCの展開は会場によってすべて異なり、そこで自分の声を森高さんに拾ってもらうべく各地の会場に参戦していたのですが、その楽しみが消えました。

 森高さんも客席が無反応なので一方通行でしゃべりづらそうだし、実際昨日の秦野でも、森高さん「今まで(コロナ禍以前)のMCでは客席の皆さんに助けられていたことを今になって実感しました」と言ってました。

 ひとつ思うのは、客席が声出しNGな対策として、昨日もやっていた「地元の人~?」などと客席に挙手させる手法をもっと多用してもいいのではないかと。2019ツアーでは大抵どこの会場でも「私のコンサート、初めての人~?」ってやっていたのに、昨日はなぜかなかったです。この挙手方式なら客席と双方向のMCが少しはできるかもよ。

 会場によって全く異なる展開となる対話型MCの楽しみがないとしたら、次の楽しみはセトリ。特に1日2公演の昼と夜に多くの人が通しで参戦する状況下で、会場ごとの小変更と、同じ日の昼と夜での小変更がもっとあったら楽しいはずです。昨夜、ラスト曲を1曲変えただけであれだけ話題となり、あれだけ皆さんの印象に強く残ったのですから。

 特に、従来の「定番曲でみんなで盛り上がる」よりも座ってじっくり聴くスタイルの今年のツアーこそ、今まであまり聴けなかった、昨年の第2回、第3回配信ライブでやったようなアルバム曲をじっくり聴くチャンスなんですけどね~。

 ついでに言うと、今年のツアーはステージ上にいつもあった中央の階段も消え、地ベタに楽器が並んでいるだけの、ほぼ舞台セットなし状態。コロナ禍で舞台セットにかける時間、費用、スタッフの人数を削減しているのだと思います。

 コンサートスタッフバイトでいくつもの舞台セット設営に参加してきた経験から言うと、今回は通常ならまだリハをやっている時間帯にもう昼の部の本番が始まっていますから、舞台設営にかける時間も限られていますわね。

 ただ、ホワイトクィーンのメンバーが舞台中央にギュッと集まっていて、段差もないので、あきらっちょのドラムテクが陰に隠れて見えづらいです(笑)。マニュピレーター畠中さんは下手の黒幕の後ろでいつも通りずっと激しく踊っていたので、上手側の私からはずっと見えていたのですが、下手側のお客さんは全く見えなかったはずです。畠中さんファンの方々は、チケットが下手席になるか上手席になるかは運命の分かれ道(笑)。

 あと、公演時間は80分と事前告知されていましたが、あれはアンコール前の本編の時間を指していたのかもしれません。アンコール前の本編ですでに80分は超え、アンコールも含めると毎回90分を超えていました。足利も同様だったようです。規制退場もあるので、人によっては退場まで100分以上。今後、お帰りの交通機関等の時刻を気にされている方がいらっしゃったら参考にしてください。

 そんなわけで実質90分ですが、「80分15曲公演」は、序盤座って聴いているだけということもあって、それだけで帰ると若干物足りない印象。昼夜通しで見れば、時間と曲数的には満足しますけど(当然料金は2倍です)、願わくは昼と夜のセトリをもう少し変えてくれたらGOODです。

 というわけで、いろいろ注文じみたことを書いてきましたが、今年のツアーがコロナの制約を受けて苦渋の選択としてこういう開催形式になっていることは演者側も我々も百も承知で、今はまだガマンしないといけない期間なので、こうして制約の中ででも開催してくれていることに感謝しつつ、通常形式で開催される日を楽しみにしたいと思います。

 熊本公演まで5公演連続で続いている、私の「森高さんに声を拾ってもらった記録」は今年の開催形式ではさすがに無理でしたが、今回のは野球で言うところの「四死球」扱い(打席数にはカウントされるけど打数にはカウントされない)で、開催形式が元に戻るまで持ち越しです(←なんだ、その例えは?(笑))。

◆2021年6月5日:秦野市文化会館
1. ファイト!!
2. SWEET CANDY
3. 海まで5分
4. 夏の日
5. 雨
6. 二人は恋人
7. 17才
8. 私がオバさんになっても
9. 渡良瀬橋
10. さよなら私の恋
11. ギター
12. 気分爽快
13. 私の夏
14. この街
《EC》
15. テリヤキ・バーガー(昼の部)  コンサートの夜(夜の部)

 ここから先は、会場から帰宅するまでの話ですが、私のこの街ツアー2019の時の参加基準は「日帰りで帰れる範囲」でした。今回は新幹線ではギリギリ帰れないので、夜行バスも検討しましたが、定期運行としては国内唯一の寝台列車として残っている「サンライズ出雲・瀬戸」を初めて利用してみました。寝台列車なんて、高校生の時に広島から東京に転校する時にブルートレイン「あさかぜ」に乗って以来です。

 小田原の夜の街はコロナ対策で飲食店が軒並み閉店していて食事に困ったし、サンライズは東京からゆっくり来るので、小田原と熱海での待ち時間がめっちゃ長かったのですが(サンライズは小田原を通過するので熱海で乗車する)、乗ってみると生まれて初めての個室寝台(高校生の時に乗ったのは個室ではなかった)はめっちゃ快適で、なんか楽しい!!


 個室でプライベート空間を確保。備えつけの浴衣に着替えて、ビール片手に(昨夜の私はコーラでしたけど(笑))流れゆく真夜中の車窓を眺めながら、SNSで秦野参戦者と交流しつつ(もちろんスマホ充電用コンセントあり)、眠くなったら即寝るだけ。


 目覚めると、海岸線を走っていたりします。今は日の出が早い季節なので、神戸の辺りではもうこんな感じ↑で明るくなっています。


 早朝岡山に到着。これ、使えるかも。東京の夜のイベントとか、日帰りができない場所でも、ほぼ日帰りの感覚でお泊りグッズなしで遠征できそうです。知ってはいけない禁断の交通手段を知ってしまったかもしれません(笑)。てゆーか、存在はずっと知っていたけど、今までは実際に使おうという発想がなかったんですよね。

 以上、当初考えていたよりは長文になってしまいましたが、昨日の秦野公演レポでした。他の方々のレポと併せて読むと、秦野公演をより多角的に振り返ることができるかと思います。おわり ※私の過去の森高公演レポほか、森高関連記事をご覧になりたい方は、ブログカテゴリー「森高千里」をクリックしてくださいね♪
Posted at 2021/06/07 08:25:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 森高千里 | 音楽/映画/テレビ
2020年01月18日 イイね!

コンサート会場の1日と森高千里Lucky7ツアー

 私は学生時代、コンサートのイベンター会社のアルバイトをしていました。時給は驚くほど安かったけれど、とても刺激的な現場でした。いつか書いてみようと思っていたコンサート会場の現場の1日を、森高千里さんのライブの時(1993年)の記憶とともに書いてみようと思います。

 イベンターというのは、興行会社のことです。アーティスト側はコンサートの開催に際してイベンターと契約し、イベンターは会場の確保からチケット販売、アーティストの現地滞在中のお世話など、ありとあらゆる現地コーディネイトを行います。

 私はそのイベンターのアルバイト学生だったわけです。今から四半世紀前の話なので、今と異なっている部分もあるかと思いますが、これを読むと一応コンサート会場の1日の流れがわかっていただけるかなと思います。

 我々は朝8時ごろにコンサート会場に集合します。まだ会館の開館時刻より前なので、いつも外で点呼を受けます。ツアートラックが会場の楽屋搬入口に横づけされ、開館時刻と同時に搬入作業開始です。

 大抵の機材はキャスターのついた音楽機材専用ボックスに入っています。今回カルロス・ゴーンさんが隠れたので一気に有名になったああいうボックスです。それ以外の大道具的な舞台セットはみんなで手で運ぶしかなく、中にはめちゃめちゃ重いものもあるので、このアルバイトは男性限定となっていました。今は時代が変わったので、力仕事に自信があれば女性でも応募可能なのかもしれませんが。

 中でも死ぬほど重いのがPA卓。客席のセンター後方に機材を置いて、ライブ中に音声調整をしているスタッフの席を見たことがあると思います。あれがPA席で、そのメインの音声調整卓がPA卓です。これは手で持つのは無理なほど重くて、どうやって運ぶかと言うと、我々アルバイト学生がPA卓の下に潜って首の後ろの付け根のところで支えながら狭い客席を歩かされるのです。

 ひとつのPA卓の下に10人以上のアルバイト学生が潜らされるのですが、客席の通路は狭くてスロープや階段があったりして、非常に運びづらく、荷重が特定の人間にかかると、もう首が折れそうなつらさです。なんでコンサートホールってPA卓が簡単に運べるような設計になっていないのでしょう。コンサート会場でPA席を見るたびに、あの重かったPA卓の記憶が蘇ります。

 ひととおりトラックから機材を出し終えると、アルバイト学生はそれぞれの担当スタッフに分かれてついて作業をします。例えば、ギターを扱える知識のあるバイト学生は楽器担当スタッフについて箱からギターを取り出したりします。この仕事は力仕事でもないし、ギター好きな人にとってはプロのギター機材を扱えるので、めちゃめちゃ幸せな仕事らしいです。

 私はそういう心得がないので、「その他大勢」の扱いです。森高千里さんLucky7ツアーのときは、最初は舞台セット設営のセクションにいました。Lucky7ツアーのセットの舞台中央にあるらせん状の階段を組み立てるのを手伝った記憶があります。なので、Lucky7ツアーのビデオで森高さんがあの階段を昇降するたびに、「お~、私が組み立て(るのを手伝っ)た階段を森高さんが昇降してるぞ~!!」と、ワクワクします(笑)。Lucky7ツアー程度の舞台セットは、まあ大規模でもなく小規模でもなく、普通レベルのセットでした。どっちかと言うと軽めかな。

 舞台セットを大体組み上げると、今度は私はマイク担当になりました。箱に入っているたくさんのマイクを指定の場所にセッティングしていきました。「これが森高さんの使うマイクか~!!」と思って、ドキドキしました(笑)。なので、Lucky7ツアーのビデオで森高さんが握りしめているマイクは、たぶんその時に私が扱ったマイクです。これもビデオを見るたびにワクワクします(笑)。

 こうして、舞台セットが組み上がり、ひととおりの機材が所定の場所に配置されると、次はその調整です。山ほど配置された照明を、ひとつひとつ丁寧に角度と色の調整をしていきます。今思えば当然な気もしますが、初めて見た時は、わずか数時間後にバラされてしまう照明を、その日のライブのためだけにあんなに丁寧にひとつひとつ調整していくんだな~と驚きました。あんなに手間暇かけて調整していって、数時間後にはもうバラされちゃうんです。

 この辺で時刻は、舞台セットの規模にもよりますが、正午とか13時前後でしょうか。我々バイト学生は楽屋で交代で昼の幕の内弁当を食べます。ちゃんとバイト学生用の楽屋もあるんです。その頃に、時々バイト学生が何人か呼ばれてステージ上に行きます。照明調整の最終チェックのときに、バイト学生が出演者のダミーとしてバミリ位置に立たされるのです。

 チャゲ&飛鳥(当時人気絶頂)の時に私も呼ばれて、どうせなら飛鳥の立ち位置に立ちたいじゃないですか。飛鳥の身長は知りませんけど、大体本人と身長が同じくらいのバイト学生が立たされるので、結局私は飛鳥ではなくバックバンドのメンバーの位置に立たされました。でも、「YAH YАH YАH」を歌うときに2人が浴びる向かい風は、私も飛鳥の立ち位置を通過するときに少しだけ浴びましたよ(笑)。

 これで、ステージ上はアーティスト本人のリハーサルを待つだけの状態となります。朝イチには何もなかった空間に、舞台セットが組まれ、無数の照明がつるされ、足元には無数のケーブルが張り巡らされています。バイト学生は、ロビーでお客さんの入場時に配布するチラシを準備したりします。力仕事ではないですけど、チラシを2千セット以上準備するのも、そこそこ大変です。

 何人かのバイト学生は、アーティスト本人のお迎えに行きます。私は、B’zや工藤静香をホテルにお迎えに行ったり、空港にドリカムをお迎えに行って吉田美和の後ろを警護しながら空港ロビーを歩いたりしました。渡辺美里公演のときに、バックバンドのドラマーとして小田原豊さんが来られていたことがあって、小田原さんが会場入りされるときにタクシーを降りた場所が楽屋入り口から数十m離れていて、当日雨が降っていて、小田原さんが濡れながら歩いておられたので、私が慌てて走っていって小田原さんに傘をさしてあげて楽屋まで誘導しました(そのために傘を持って待機していた)。小田原豊さんというのはあのレベッカのドラムの人ですよ。レベッカは森高さんが高校時代に組んでいたバンドでコピーしていた伝説のグループですよね。森高さんはドラム担当でしたよね。ということは、森高さんは小田原さんをコピーしてたわけです。私は、森高さんがコピーした相手を傘にいれて相合傘みたいになって歩いたことになりますね(笑)。とりあえず、何でも森高さんにこじつけて話を展開する私・・。

 アーティストにもよりますが、15時ごろからリハーサルですかね。我々バイト学生は基本的にはリハーサルには立ち会いませんが、ロビーにいると音は聞こえてきます。このころにはお客さんが会場に集結してきているので、何人かのバイト学生が拡声器を持って出て行って、開場時刻などの案内を叫びます。「ガナリ」と呼ばれる仕事です。

 何人かのバイト学生は楽屋の警備担当になります。私の記憶では、B’z、佐野元春、今井美樹、さだまさし、福山雅治、米米クラブなどのときに楽屋警備をしました。アーティストは当然ながら楽屋廊下を普通に歩いていて、こっちは内心「うわ~っ!!」と思いますが、仕事なので表情には出しません。仕事ですから、こっちからアーティストに話しかけたり握手を求めることなど厳禁です。

 ところが、米米クラブのときはカールスモーキー石井さん(石井竜也さん)の方から警備中の私に話しかけてこられました。ライブのMCで話すネタを考えておられて、地元の名所・名物のことをいろいろ尋ねられたのです。私も知っている範囲で精一杯答えてあげると「ありがとう、助かったよ!!」と言ってくれました。

 この日はライブ中も私はずっと楽屋前の警備担当だったので、米米のステージは全く見られませんでした。しかし、音声だけはモニタースピーカーを通して楽屋廊下にも聞こえるようになっていて、MCになると、なんと石井さんが先ほどの私との会話をステージ上で披露し始めました。「さっき、楽屋前の警備をしているお兄さんとこんな話をして、お兄さんがこんな話をしてくれて~」と言っているではありませんか。音声だけでしたが、とてもうれしかった記憶があります。あのカールスモーキー石井さんが、数千人の観客の前で、私との会話の様子をMCとしてしゃべってくれたのです。ライブを終えて楽屋に戻ってきた石井さんと目が合ったときに、私は無言のまま感謝を込めて笑顔で会釈しました。

 さて、話は戻って、お客さんの入場が始まる前にミーティングがあり、その日の各人の配置場所の割り当てが発表されたり、ライブ中の注意事項が告げられたりします。森高さんのときは、このミーティングの時に、私が最前列警備わずか2名のうちのひとりとして割り当てられたことが告げられ、身の引き締まる思いでした。

 注意事項は、「本編〇曲、アンコール〇曲で、おおむね2時間で終了予定」というようなことが告げられます。「本人が気分がノればダブルアンコールの可能性あり」というような未確定情報のあったアーティストはほとんどありませんでした。ま~、どのアーティストもツアー最終日とかではなかったので、どんなに盛り上がっても追加で歌うことはなかった、ということです。

 森高さんのときのミーティング内容は覚えていませんが、実際にダブルアンコールまでやっていますので、ミーティングのときにも「ダブルアンコールまでやる予定」と言われたのだと思います。

 あと、他のアーティストの時ですが「〇曲目の〇〇という曲で花道に出るので、お客さんと接触しないように注意」というようなことが言われたことがあります。ステージ中央から花道に出る部分には大抵スピーカーが鎮座しているので、アーティストは細い隙間を通って花道に出ないといけません。で、そこの部分は客席と距離が近くて、最前列の両端のお客さんは手を伸ばすとアーティストに接触できちゃうんですね。

 話は脱線しますが、今回の森高さん「この街」ツアーのセットを見てみると、スピーカーで完全に道をふさいでいて、森高さんが花道には出られないようになっています。少なくともNHK大阪ホールはそうでした。小さい会場が多いので物理的にスペースがないのかもしれませんが、少しでも花道に出てきてくれた方がお客さんは喜ぶと思うんです。過去の作品映像を見ても森高さんが花道に出た映像は見た記憶がないのですが、森高さんって花道には出ないことになっているのでしょうか?

 で、話は戻って、いよいよお客さんの入場です。この時の我々は作業着からスーツに着替えています。多くのバイト学生は入場口でお客さんの対応をします。当時は一切のカメラ、録音機材の持ち込みが禁止でした。「写ルンです」ですら持ち込み禁止。今の若い人は「写ルンです」と言われてもわからないと思いますが、使い捨てカメラのことですね。

 そのため、会社の人からは入場口の荷物検査で「客にイヤがられても、化粧ポーチの底まで手を突っ込んで調べろ」と指示されていました。実際、化粧ポーチの底にカメラをこっそり忍ばせて持ち込もうとするお客さんはちらほらいました。しかし、時には生理用品が出てきたりして、お互い気まずい思いをすることもしばしばあり・・。

 あと、この時に思ったのが、女性の荷物の中にはなんでこんなにお菓子が入ってんだ?ということでした。男性の荷物の中には基本的に食料は入っていないのですが、女性の荷物の中には、ポッキーだとかチョコレートだとか、なんかお菓子が入っているのでした(笑)。

 私はこのコンサートスタッフ時代から25年ぶりにおととしライブもの(B’z)に行ってみて、入場時の荷物検査がめちゃめちゃ緩くなっていることに驚きました。全員のスマホを取り上げることは物理的に不可能だからそこはあきらめるとしても、荷物の中に手を突っ込まれることなど皆無で、正直言って撮影・録音機材の持ち込みは簡単にできちゃいます。ちゃんとした一眼レフカメラなどの大きな機材の持ち込みは無理だとしても、今は小さくて高性能な撮影・録音機材はいくらでもあるはずです。四半世紀前、お客さんにイヤがられながら化粧ポーチの底まで手を突っ込んで「写ルンです」を取り上げていた我々の苦労は何だったのでしょう(苦笑)。

 そうして、いよいよ開演時間が迫っていきます。楽屋警備をしていると、アーティストとバンドメンバーが円陣を組んで「今日もやるぞ~!!」とか叫んでいる姿を間近に見ることができます。さだまさしさんなんかは、入念に発声練習をされてましたね~。

 客席が埋まり、客電が落ち、そして、1曲目が始まります。我々も含めてすべてのスタッフが、この瞬間のために朝からずっと準備してきたわけです。観客だけでなく、スタッフとしても、開演の瞬間の緊張感は独特です。

 最前列警備のことは、当ブログで森高さんの岡山公演レポの時に少し書きましたので重複する部分もありますが、通常は最前列にロープを張って、我々バイト学生がそれを持って観客の方を向いて座ります。

 ロープを持つバイト学生の数は、アーティストによって変わっていって、B’zだとか長渕剛だとか人気絶頂のころのチャゲ&飛鳥だとかは、最前列警備の人数も多いし、最前列のお客さんが前に出ようとしてくるので、常に我々と押し合い状態になります。

 森高さんの時には、森高さんのスタッフサイドの意向でソフト警備志向だったらしくて、ロープがないどころか、最前列警備はわずか2名ということになりました。上手と下手の端に1名ずつです。私は下手側担当です。下手側の端で横を向いて座って、基本的には客席の動きを注視しながら、横目でずっと若かりし頃の森高さんを見ることができました。

 あの頃は森高さんも人気絶頂だったころで、不審者がステージに駆け寄ることだってありえないことではありません。万が一の時、正規スタッフはステージ脇にいるので間に合わないし、不審者から森高さんを守る最後の砦は我々バイト学生2名なわけです。

 実際に、昨年の「この街」ツアーでもどこかの会場で興奮した年配のお客さんが後方からステージ前まで近寄ってきてしまったらしいですよね。28年くらい前のプリンセスプリンセスのライブに私が観客として行ったときも、興奮した若いヤンキー兄ちゃんみたいなのが後方からステージ手前まで駆け寄る事件があって、数日後の奥居香さんのラジオを聞いていたら、その時のことを話していて「怖かった」とおっしゃっていました。ステージに立っていて、得体の知れない人が通路を走って駆け寄ってきたら、何されるかわからないから、そりゃ怖いですよね。

 そんなわけで、もしも不審者が現れたら自分が身を挺して森高さんを守らないといけないという責任と使命感。ドキドキの2時間でした。私は当時は森高さんは好きだったけれども、アルバムの曲を聴くほどまでには至ってなくて、本当に大ファンだったらバイトではなく観客としてライブに行くわけで、ま~当時はまだその程度だったわけです。それでも、「わたオバ」とか、知ってるシングル曲はたくさん歌われたはずなのに、この日の2時間で歌われた曲を全く覚えていません。ある意味、警備業務という仕事に忠実に、観客席を注視していた結果なのかもしれません。そのくせ、当日の森高さんの衣装はよく覚えているんです。

 ライブが終わると、我々は撤収作業のスタンバイです。客席からお客さんが退場していき、最後のひとりが客席を出て扉が閉じる瞬間をみんな待って、その瞬間に一斉にステージ上に飛びかかります。撤収作業は1分1秒を争う戦いです。

 その間に、アーティストご本人は帰っていきます。中島みゆき公演の時に目の前でダミ声のオバさんが「お先に失礼しま~す!!」と叫んだのでよく見たら、中島みゆきさんご本人でした(笑)。

 会場の周囲にはまだたくさんのファンが残っているので、時にはダミー作戦を使うこともあります。TUBE公演の時には、楽屋出口にそれっぽいクルマを置いてTUBEのメンバーが出てくると思わせてファンを引きつけておいて、私がTUBEの4人を別の出口から連れ出して暗闇を先導して、別のクルマに乗せたこともあります。あの時はTUBEのメンバーの4人だけだったな~。マネージャーもいなかった気がします。

 撤収作業が1分1秒を争う戦いなのは、会館の閉館時刻までに撤収完了しないといけないという制約だけでなく、どのスタッフも疲れている中、1秒でも早く終わらせて休みたい。その中で、どこかのセクションの撤収作業が遅れたら、全体の終了時刻がそれだけズレこむわけです。そうならないよう、みんな必死の撤収作業。あんなに丁寧に調整した照明類も全部撤収です。

 急いで慌ててやる作業の中では事故の危険性が高まります。物を運ぶときの「後ろ通ります」「手を離します」「段差あります」などの声かけはめっちゃ重要です。このときの経験は今でも実生活において役に立っていますね。

 こうして、搬入作業の時の数分の1の時間で撤収作業完了。ツアートラックの扉が閉まって、我々もようやく長い1日が終わります。もう22時とか23時です。でも、好きなアーティストの日だったかどうかにかかわらず、2千人が集う会場を朝から設営して、ライブ本番を経て、必死の撤収作業を終えて、みんな結構テンションは高くなっています。時給は安いけど、刺激的なバイトです。

 そんな森高さんのLucky7ツアーから26年。この年末年始にようやくパラヴィに加入し、Lucky7公演の映像をフルで見ました。舞台セットや森高さんの衣装はよく覚えているのに、歌った曲は全く覚えていなかったので、あ~、こんなん歌ってたんだ~、とか思いました。

 そして、映像は最終公演のものだったので、あのラストの森高さんの感極まる姿は感動的でした。森高さんは、歌い終わると、最後の挨拶もそこそこに、涙をこらえてステージ袖にひっこんでしまいます。あのLucky7ツアーが森高さんにとってかなり過酷だったことは耳にしています。

 そして、映像は、興奮冷めやらず、なかなか帰ろうとしないお客さんたちの姿を映しながらのスタッフクレジットロール。BGMとして流れる「渡良瀬橋」のインストゥルメンタルがまた感動的です。すると、スタッフクレジットの中に、私が勤めていたイベンター会社の名前も出てきました。「そっか~、ただの現地アルバイトとは言え、一応Lucky7ツアーでの私は、お客さんではなくてスタッフ側の人間の端くれだったんだな~。微力ながら、一応あのツアーを支えたひとりだったんだな~」と。自分の携わったツアーが、最後あんな感動的な形で終わっていたことを26年後の今年になって知って、26年越しで自分の中のLucky7ツアーが完結したような思いになりました・・。おわり

 かなりの長文におつきあいくださり、ありがとうございました♪

Posted at 2020/01/19 05:09:28 | コメント(4) | トラックバック(0) | 森高千里 | 音楽/映画/テレビ
2019年12月30日 イイね!

森高千里全国ツアーに参加してみて感じたこと

 1月から12月まで全国で開催された今回の森高千里ツアー。私が参戦し始めたのは9/22岡山公演からなので、中盤というかもう終盤近くなってからの参戦でした。でも、岡山公演のチケットを入手した春先から一応情報収集はしていたんですよ。

 私が参戦したのは、岡山、たつの、鳴門、西条、大阪、熊本の6公演。これをグループ分けすると、たつの、鳴門、西条がいわゆる「地方公演」。県庁所在地からちょっと外れた小さな街を回る今回のツアーの趣旨に合致した会場です。大阪(NHK大阪ホールの方)が都会型の公演で、岡山公演は両者の中間かな。本来なら熊本も岡山と同じ「中間」に該当するのですが、森高さんに限っては熊本は出身地なので「凱旋公演」となって、特別の意味を持ちます。

 地方公演に参加してみると、チケットに地元枠があるのを感じます。ファンクラブ優先で購入した人が意外と後方の席になって、地元の開催会場の会館の「友の会」みたいな枠で購入したと思われる人が前方のかなり良席に座っていたりします。6人ぐらいの女性グループがめっちゃ前の方のセンター席に座ったりしてるんです。その人が地元民かどうかは、森高さんの地元ネタMCのときのリアクションで大体わかります。

 そういう方々は、特別森高ファンというわけではなく、地元に有名人が来るからみんなで見に行ってみよう的なノリで、コンサートの序盤はかなりおとなしめです。とりあえず様子見みたいな感じ(そういうお客さんもいて全然いいと思いますよ♪)。

 ただ、そういう方々は、ライブもの自体は好きで、ライブに参加して盛り上がろうという意志は十分あるので、コンサートが進むにつれてノリが良くなってきて、終盤のゲッスマとかテリヤキあたりになると、その曲を知っているのかどうかわからないけれども、とりあえず盛り上がってくれていました。

 一方で、他県から集まってきて熱心に踊ってコールを送るファンに、ついていけない地元の方もいらして、私が鳴門公演の後ろの方の席にいたときは、1曲目が始まってみんなぞろぞろと立ち上がり始めたときに「おいおい、立つんかい」と言っている年配男性もいました。他の方のブログを読んでいると、西条公演で熱心なファンの応援ぶりに地元のお客さんが呆気にとられていたとも書かれていました。

 地元のお客さんの目には、他県から来て大騒ぎして帰っていくファンの姿というのはどういう風に映っているのかな、とはちょっと思っていたのですが、いろいろネット検索をしていると、「熱心なファンの『フッフー!!』というコールが楽しい♪」と書いてくださっている方や、鳴門公演に関して「はっきり言って徳島は集客力が弱いです。他県から大勢集まって会場を満員にしてくれてありがとう!!」という書き込みがあって、とてもうれしく思いました。

 そんなわけで、「地方公演」は、最初はかなりおとなしめだけど、コンサートが進むにつれてジワジワと盛り上がっていく「アットホーム」感がありました。

 一方で、「都会型」のNHK大阪ホール公演。「地方公演」では、小さな街にあの「森高千里」がやってくる!!みたいな雰囲気があったのですが、大阪のど真ん中にあっては、森高千里公演は相対的にほんの小さなイベントです。

 大阪公演は、地方公演と比べて明らかに「慣れたファン」は多くて、公演のツボみたいなところは押さえているんだけれども、熱心なファンは最初から最後まで盛り上がっているし、おとなしいお客さんは最初から最後までおとなしい、っていう二極分化的な感じですかね~。特に今回の大阪公演はスペシャルセトリだったので、中途半端にノーマルセトリを予習してきた人が、いきなり「♬ととととととと薹が立つぅ~」と始まって面食らって、茫然と立ちつくしていました。

 岡山公演は、私がまだ最初の公演であまり客観的に周囲の状況を見る余裕はなかったのですが、地方公演と都会型公演のいいとこ取りというか、交通アクセス的に他県から来やすい会場なので、恐らく他県の熱心なファンも大勢集まっていたでしょうし、地元のお客さんも徐々に盛り上がっていったし、いい感じだった気がします。

 そして、熊本凱旋公演。1曲目「NEW SEASON」のイントロが始まった時の盛り上がりは、恐らくは「森高が熊本に帰ってきたぁ~!!」という歓喜と、熱心なファンにあっては、「スペシャルのセットなのに『NEW SEASON』で来たぁ~!!」という驚きの入り混じった歓声だったのでしょう。

 公演としては、私が行った6公演の中でいちばん盛り上がった気がしますが、全体が興奮のるつぼと化した、というほどではなく、森高さんのMCの時にはかなり前の方の席までみんな座ってしまい、私も結構前の方の10列目だったのに、私ひとりだけ立っていて、ひとり取り残される状態。「あれ?」という感じ。

 いくら森高さんの地元とは言え、26年ぶりの地元公演ですから、森高ライブ慣れしている人は少なく、「私のコンサート初めての人~?」という投げかけにはかなり手が挙がっていました。ましてや、森高さんの同級生だった、とかそういう人は、森高さんの動向にはずっと関心を払ってきたとしても、ライブで弾けるとかそういう感じにはならないでしょう。

 それでもあれだけ盛り上がったのは、やはり地元が生んだスーパースター森高千里の凱旋公演を待っていた地元のみなさんの気持ちにプラスして、あの日に全国から集まった熱心なファンは結構な精鋭だった、と。

 私が見ていて、センターブロックの前3列は、特にいい動きをしてました(笑)。やっぱりああでなくてはいけません。ちなみに、森高大好き芸人ナナちゃんも確かこのゾーンに座ってましたね♪

 話は脱線しますが、NHK大阪ホール公演のときはナナちゃんは森高さんより派手なコスチュームを着て最前列のど真ん中に座っていました。それなのに、MCでは全く触れられず・・。

 というわけで、熊本公演でも私としては周囲の人の盛り上がり具合には物足りなさを感じたのですが、じゃあ会場全体が熊本のセンター前3列と同等の動きをするのが理想なのかと聞かれるとそれもよくわからない気がして、結局、結論がハッキリしませんが、来年のツアーの客席がどんな感じに変化するのかしないのか、今から楽しみです♪




Posted at 2019/12/30 06:13:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 森高千里 | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

愛車DC5で鈴鹿と岡山国際を走っていました。 ベストタイムは鈴鹿2分35秒、岡国1分51秒。 目標は鈴鹿2分32秒台、岡国は1分50秒切り!! でしたが、...
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