• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

モニャゾーのブログ一覧

2020年01月18日 イイね!

コンサート会場の1日と森高千里Lucky7ツアー

 私は学生時代、コンサートのイベンター会社のアルバイトをしていました。時給は驚くほど安かったけれど、とても刺激的な現場でした。いつか書いてみようと思っていたコンサート会場の現場の1日を、森高千里さんのライブの時(1993年)の記憶とともに書いてみようと思います。

 イベンターというのは、興行会社のことです。アーティスト側はコンサートの開催に際してイベンターと契約し、イベンターは会場の確保からチケット販売、アーティストの現地滞在中のお世話など、ありとあらゆる現地コーディネイトを行います。

 私はそのイベンターのアルバイト学生だったわけです。今から四半世紀前の話なので、今と異なっている部分もあるかと思いますが、これを読むと一応コンサート会場の1日の流れがわかっていただけるかなと思います。

 我々は朝8時ごろにコンサート会場に集合します。まだ会館の開館時刻より前なので、いつも外で点呼を受けます。ツアートラックが会場の楽屋搬入口に横づけされ、開館時刻と同時に搬入作業開始です。

 大抵の機材はキャスターのついた音楽機材専用ボックスに入っています。今回カルロス・ゴーンさんが隠れたので一気に有名になったああいうボックスです。それ以外の大道具的な舞台セットはみんなで手で運ぶしかなく、中にはめちゃめちゃ重いものもあるので、このアルバイトは男性限定となっていました。今は時代が変わったので、力仕事に自信があれば女性でも応募可能なのかもしれませんが。

 中でも死ぬほど重いのがPA卓。客席のセンター後方に機材を置いて、ライブ中に音声調整をしているスタッフの席を見たことがあると思います。あれがPA席で、そのメインの音声調整卓がPA卓です。これは手で持つのは無理なほど重くて、どうやって運ぶかと言うと、我々アルバイト学生がPA卓の下に潜って首の後ろの付け根のところで支えながら狭い客席を歩かされるのです。

 ひとつのPA卓の下に10人以上のアルバイト学生が潜らされるのですが、客席の通路は狭くてスロープや階段があったりして、非常に運びづらく、荷重が特定の人間にかかると、もう首が折れそうなつらさです。なんでコンサートホールってPA卓が簡単に運べるような設計になっていないのでしょう。コンサート会場でPA席を見るたびに、あの重かったPA卓の記憶が蘇ります。

 ひととおりトラックから機材を出し終えると、アルバイト学生はそれぞれの担当スタッフに分かれてついて作業をします。例えば、ギターを扱える知識のあるバイト学生は楽器担当スタッフについて箱からギターを取り出したりします。この仕事は力仕事でもないし、ギター好きな人にとってはプロのギター機材を扱えるので、めちゃめちゃ幸せな仕事らしいです。

 私はそういう心得がないので、「その他大勢」の扱いです。森高千里さんLucky7ツアーのときは、最初は舞台セット設営のセクションにいました。Lucky7ツアーのセットの舞台中央にあるらせん状の階段を組み立てるのを手伝った記憶があります。なので、Lucky7ツアーのビデオで森高さんがあの階段を昇降するたびに、「お~、私が組み立て(るのを手伝っ)た階段を森高さんが昇降してるぞ~!!」と、ワクワクします(笑)。Lucky7ツアー程度の舞台セットは、まあ大規模でもなく小規模でもなく、普通レベルのセットでした。どっちかと言うと軽めかな。

 舞台セットを大体組み上げると、今度は私はマイク担当になりました。箱に入っているたくさんのマイクを指定の場所にセッティングしていきました。「これが森高さんの使うマイクか~!!」と思って、ドキドキしました(笑)。なので、Lucky7ツアーのビデオで森高さんが握りしめているマイクは、たぶんその時に私が扱ったマイクです。これもビデオを見るたびにワクワクします(笑)。

 こうして、舞台セットが組み上がり、ひととおりの機材が所定の場所に配置されると、次はその調整です。山ほど配置された照明を、ひとつひとつ丁寧に角度と色の調整をしていきます。今思えば当然な気もしますが、初めて見た時は、わずか数時間後にバラされてしまう照明を、その日のライブのためだけにあんなに丁寧にひとつひとつ調整していくんだな~と驚きました。あんなに手間暇かけて調整していって、数時間後にはもうバラされちゃうんです。

 この辺で時刻は、舞台セットの規模にもよりますが、正午とか13時前後でしょうか。我々バイト学生は楽屋で交代で昼の幕の内弁当を食べます。ちゃんとバイト学生用の楽屋もあるんです。その頃に、時々バイト学生が何人か呼ばれてステージ上に行きます。照明調整の最終チェックのときに、バイト学生が出演者のダミーとしてバミリ位置に立たされるのです。

 チャゲ&飛鳥(当時人気絶頂)の時に私も呼ばれて、どうせなら飛鳥の立ち位置に立ちたいじゃないですか。飛鳥の身長は知りませんけど、大体本人と身長が同じくらいのバイト学生が立たされるので、結局私は飛鳥ではなくバックバンドのメンバーの位置に立たされました。でも、「YAH YАH YАH」を歌うときに2人が浴びる向かい風は、私も飛鳥の立ち位置を通過するときに少しだけ浴びましたよ(笑)。

 これで、ステージ上はアーティスト本人のリハーサルを待つだけの状態となります。朝イチには何もなかった空間に、舞台セットが組まれ、無数の照明がつるされ、足元には無数のケーブルが張り巡らされています。バイト学生は、ロビーでお客さんの入場時に配布するチラシを準備したりします。力仕事ではないですけど、チラシを2千セット以上準備するのも、そこそこ大変です。

 何人かのバイト学生は、アーティスト本人のお迎えに行きます。私は、B’zや工藤静香をホテルにお迎えに行ったり、空港にドリカムをお迎えに行って吉田美和の後ろを警護しながら空港ロビーを歩いたりしました。渡辺美里公演のときに、バックバンドのドラマーとして小田原豊さんが来られていたことがあって、小田原さんが会場入りされるときにタクシーを降りた場所が楽屋入り口から数十m離れていて、当日雨が降っていて、小田原さんが濡れながら歩いておられたので、私が慌てて走っていって小田原さんに傘をさしてあげて楽屋まで誘導しました(そのために傘を持って待機していた)。小田原豊さんというのはあのレベッカのドラムの人ですよ。レベッカは森高さんが高校時代に組んでいたバンドでコピーしていた伝説のグループですよね。森高さんはドラム担当でしたよね。ということは、森高さんは小田原さんをコピーしてたわけです。私は、森高さんがコピーした相手を傘にいれて相合傘みたいになって歩いたことになりますね(笑)。とりあえず、何でも森高さんにこじつけて話を展開する私・・。

 アーティストにもよりますが、15時ごろからリハーサルですかね。我々バイト学生は基本的にはリハーサルには立ち会いませんが、ロビーにいると音は聞こえてきます。このころにはお客さんが会場に集結してきているので、何人かのバイト学生が拡声器を持って出て行って、開場時刻などの案内を叫びます。「ガナリ」と呼ばれる仕事です。

 何人かのバイト学生は楽屋の警備担当になります。私の記憶では、B’z、佐野元春、今井美樹、さだまさし、福山雅治、米米クラブなどのときに楽屋警備をしました。アーティストは当然ながら楽屋廊下を普通に歩いていて、こっちは内心「うわ~っ!!」と思いますが、仕事なので表情には出しません。仕事ですから、こっちからアーティストに話しかけたり握手を求めることなど厳禁です。

 ところが、米米クラブのときはカールスモーキー石井さん(石井竜也さん)の方から警備中の私に話しかけてこられました。ライブのMCで話すネタを考えておられて、地元の名所・名物のことをいろいろ尋ねられたのです。私も知っている範囲で精一杯答えてあげると「ありがとう、助かったよ!!」と言ってくれました。

 この日はライブ中も私はずっと楽屋前の警備担当だったので、米米のステージは全く見られませんでした。しかし、音声だけはモニタースピーカーを通して楽屋廊下にも聞こえるようになっていて、MCになると、なんと石井さんが先ほどの私との会話をステージ上で披露し始めました。「さっき、楽屋前の警備をしているお兄さんとこんな話をして、お兄さんがこんな話をしてくれて~」と言っているではありませんか。音声だけでしたが、とてもうれしかった記憶があります。あのカールスモーキー石井さんが、数千人の観客の前で、私との会話の様子をMCとしてしゃべってくれたのです。ライブを終えて楽屋に戻ってきた石井さんと目が合ったときに、私は無言のまま感謝を込めて笑顔で会釈しました。

 さて、話は戻って、お客さんの入場が始まる前にミーティングがあり、その日の各人の配置場所の割り当てが発表されたり、ライブ中の注意事項が告げられたりします。森高さんのときは、このミーティングの時に、私が最前列警備わずか2名のうちのひとりとして割り当てられたことが告げられ、身の引き締まる思いでした。

 注意事項は、「本編〇曲、アンコール〇曲で、おおむね2時間で終了予定」というようなことが告げられます。「本人が気分がノればダブルアンコールの可能性あり」というような未確定情報のあったアーティストはほとんどありませんでした。ま~、どのアーティストもツアー最終日とかではなかったので、どんなに盛り上がっても追加で歌うことはなかった、ということです。

 森高さんのときのミーティング内容は覚えていませんが、実際にダブルアンコールまでやっていますので、ミーティングのときにも「ダブルアンコールまでやる予定」と言われたのだと思います。

 あと、他のアーティストの時ですが「〇曲目の〇〇という曲で花道に出るので、お客さんと接触しないように注意」というようなことが言われたことがあります。ステージ中央から花道に出る部分には大抵スピーカーが鎮座しているので、アーティストは細い隙間を通って花道に出ないといけません。で、そこの部分は客席と距離が近くて、最前列の両端のお客さんは手を伸ばすとアーティストに接触できちゃうんですね。

 話は脱線しますが、今回の森高さん「この街」ツアーのセットを見てみると、スピーカーで完全に道をふさいでいて、森高さんが花道には出られないようになっています。少なくともNHK大阪ホールはそうでした。小さい会場が多いので物理的にスペースがないのかもしれませんが、少しでも花道に出てきてくれた方がお客さんは喜ぶと思うんです。過去の作品映像を見ても森高さんが花道に出た映像は見た記憶がないのですが、森高さんって花道には出ないことになっているのでしょうか?

 で、話は戻って、いよいよお客さんの入場です。この時の我々は作業着からスーツに着替えています。多くのバイト学生は入場口でお客さんの対応をします。当時は一切のカメラ、録音機材の持ち込みが禁止でした。「写ルンです」ですら持ち込み禁止。今の若い人は「写ルンです」と言われてもわからないと思いますが、使い捨てカメラのことですね。

 そのため、会社の人からは入場口の荷物検査で「客にイヤがられても、化粧ポーチの底まで手を突っ込んで調べろ」と指示されていました。実際、化粧ポーチの底にカメラをこっそり忍ばせて持ち込もうとするお客さんはちらほらいました。しかし、時には生理用品が出てきたりして、お互い気まずい思いをすることもしばしばあり・・。

 あと、この時に思ったのが、女性の荷物の中にはなんでこんなにお菓子が入ってんだ?ということでした。男性の荷物の中には基本的に食料は入っていないのですが、女性の荷物の中には、ポッキーだとかチョコレートだとか、なんかお菓子が入っているのでした(笑)。

 私はこのコンサートスタッフ時代から25年ぶりにおととしライブもの(B’z)に行ってみて、入場時の荷物検査がめちゃめちゃ緩くなっていることに驚きました。全員のスマホを取り上げることは物理的に不可能だからそこはあきらめるとしても、荷物の中に手を突っ込まれることなど皆無で、正直言って撮影・録音機材の持ち込みは簡単にできちゃいます。ちゃんとした一眼レフカメラなどの大きな機材の持ち込みは無理だとしても、今は小さくて高性能な撮影・録音機材はいくらでもあるはずです。四半世紀前、お客さんにイヤがられながら化粧ポーチの底まで手を突っ込んで「写ルンです」を取り上げていた我々の苦労は何だったのでしょう(苦笑)。

 そうして、いよいよ開演時間が迫っていきます。楽屋警備をしていると、アーティストとバンドメンバーが円陣を組んで「今日もやるぞ~!!」とか叫んでいる姿を間近に見ることができます。さだまさしさんなんかは、入念に発声練習をされてましたね~。

 客席が埋まり、客電が落ち、そして、1曲目が始まります。我々も含めてすべてのスタッフが、この瞬間のために朝からずっと準備してきたわけです。観客だけでなく、スタッフとしても、開演の瞬間の緊張感は独特です。

 最前列警備のことは、当ブログで森高さんの岡山公演レポの時に少し書きましたので重複する部分もありますが、通常は最前列にロープを張って、我々バイト学生がそれを持って観客の方を向いて座ります。

 ロープを持つバイト学生の数は、アーティストによって変わっていって、B’zだとか長渕剛だとか人気絶頂のころのチャゲ&飛鳥だとかは、最前列警備の人数も多いし、最前列のお客さんが前に出ようとしてくるので、常に我々と押し合い状態になります。

 森高さんの時には、森高さんのスタッフサイドの意向でソフト警備志向だったらしくて、ロープがないどころか、最前列警備はわずか2名ということになりました。上手と下手の端に1名ずつです。私は下手側担当です。下手側の端で横を向いて座って、基本的には客席の動きを注視しながら、横目でずっと若かりし頃の森高さんを見ることができました。

 あの頃は森高さんも人気絶頂だったころで、不審者がステージに駆け寄ることだってありえないことではありません。万が一の時、正規スタッフはステージ脇にいるので間に合わないし、不審者から森高さんを守る最後の砦は我々バイト学生2名なわけです。

 実際に、昨年の「この街」ツアーでもどこかの会場で興奮した年配のお客さんが後方からステージ前まで近寄ってきてしまったらしいですよね。28年くらい前のプリンセスプリンセスのライブに私が観客として行ったときも、興奮した若いヤンキー兄ちゃんみたいなのが後方からステージ手前まで駆け寄る事件があって、数日後の奥居香さんのラジオを聞いていたら、その時のことを話していて「怖かった」とおっしゃっていました。ステージに立っていて、得体の知れない人が通路を走って駆け寄ってきたら、何されるかわからないから、そりゃ怖いですよね。

 そんなわけで、もしも不審者が現れたら自分が身を挺して森高さんを守らないといけないという責任と使命感。ドキドキの2時間でした。私は当時は森高さんは好きだったけれども、アルバムの曲を聴くほどまでには至ってなくて、本当に大ファンだったらバイトではなく観客としてライブに行くわけで、ま~当時はまだその程度だったわけです。それでも、「わたオバ」とか、知ってるシングル曲はたくさん歌われたはずなのに、この日の2時間で歌われた曲を全く覚えていません。ある意味、警備業務という仕事に忠実に、観客席を注視していた結果なのかもしれません。そのくせ、当日の森高さんの衣装はよく覚えているんです。

 ライブが終わると、我々は撤収作業のスタンバイです。客席からお客さんが退場していき、最後のひとりが客席を出て扉が閉じる瞬間をみんな待って、その瞬間に一斉にステージ上に飛びかかります。撤収作業は1分1秒を争う戦いです。

 その間に、アーティストご本人は帰っていきます。中島みゆき公演の時に目の前でダミ声のオバさんが「お先に失礼しま~す!!」と叫んだのでよく見たら、中島みゆきさんご本人でした(笑)。

 会場の周囲にはまだたくさんのファンが残っているので、時にはダミー作戦を使うこともあります。TUBE公演の時には、楽屋出口にそれっぽいクルマを置いてTUBEのメンバーが出てくると思わせてファンを引きつけておいて、私がTUBEの4人を別の出口から連れ出して暗闇を先導して、別のクルマに乗せたこともあります。あの時はTUBEのメンバーの4人だけだったな~。マネージャーもいなかった気がします。

 撤収作業が1分1秒を争う戦いなのは、会館の閉館時刻までに撤収完了しないといけないという制約だけでなく、どのスタッフも疲れている中、1秒でも早く終わらせて休みたい。その中で、どこかのセクションの撤収作業が遅れたら、全体の終了時刻がそれだけズレこむわけです。そうならないよう、みんな必死の撤収作業。あんなに丁寧に調整した照明類も全部撤収です。

 急いで慌ててやる作業の中では事故の危険性が高まります。物を運ぶときの「後ろ通ります」「手を離します」「段差あります」などの声かけはめっちゃ重要です。このときの経験は今でも実生活において役に立っていますね。

 こうして、搬入作業の時の数分の1の時間で撤収作業完了。ツアートラックの扉が閉まって、我々もようやく長い1日が終わります。もう22時とか23時です。でも、好きなアーティストの日だったかどうかにかかわらず、2千人が集う会場を朝から設営して、ライブ本番を経て、必死の撤収作業を終えて、みんな結構テンションは高くなっています。時給は安いけど、刺激的なバイトです。

 そんな森高さんのLucky7ツアーから26年。この年末年始にようやくパラヴィに加入し、Lucky7公演の映像をフルで見ました。舞台セットや森高さんの衣装はよく覚えているのに、歌った曲は全く覚えていなかったので、あ~、こんなん歌ってたんだ~、とか思いました。

 そして、映像は最終公演のものだったので、あのラストの森高さんの感極まる姿は感動的でした。森高さんは、歌い終わると、最後の挨拶もそこそこに、涙をこらえてステージ袖にひっこんでしまいます。あのLucky7ツアーが森高さんにとってかなり過酷だったことは耳にしています。

 そして、映像は、興奮冷めやらず、なかなか帰ろうとしないお客さんたちの姿を映しながらのスタッフクレジットロール。BGMとして流れる「渡良瀬橋」のインストゥルメンタルがまた感動的です。すると、スタッフクレジットの中に、私が勤めていたイベンター会社の名前も出てきました。「そっか~、ただの現地アルバイトとは言え、一応Lucky7ツアーでの私は、お客さんではなくてスタッフ側の人間の端くれだったんだな~。微力ながら、一応あのツアーを支えたひとりだったんだな~」と。自分の携わったツアーが、最後あんな感動的な形で終わっていたことを26年後の今年になって知って、26年越しで自分の中のLucky7ツアーが完結したような思いになりました・・。おわり

 かなりの長文におつきあいくださり、ありがとうございました♪

Posted at 2020/01/19 05:09:28 | コメント(4) | トラックバック(0) | 森高千里 | 音楽/映画/テレビ
2019年12月30日 イイね!

森高千里全国ツアーに参加してみて感じたこと

 1月から12月まで全国で開催された今回の森高千里ツアー。私が参戦し始めたのは9/22岡山公演からなので、中盤というかもう終盤近くなってからの参戦でした。でも、岡山公演のチケットを入手した春先から一応情報収集はしていたんですよ。

 私が参戦したのは、岡山、たつの、鳴門、西条、大阪、熊本の6公演。これをグループ分けすると、たつの、鳴門、西条がいわゆる「地方公演」。県庁所在地からちょっと外れた小さな街を回る今回のツアーの趣旨に合致した会場です。大阪(NHK大阪ホールの方)が都会型の公演で、岡山公演は両者の中間かな。本来なら熊本も岡山と同じ「中間」に該当するのですが、森高さんに限っては熊本は出身地なので「凱旋公演」となって、特別の意味を持ちます。

 地方公演に参加してみると、チケットに地元枠があるのを感じます。ファンクラブ優先で購入した人が意外と後方の席になって、地元の開催会場の会館の「友の会」みたいな枠で購入したと思われる人が前方のかなり良席に座っていたりします。6人ぐらいの女性グループがめっちゃ前の方のセンター席に座ったりしてるんです。その人が地元民かどうかは、森高さんの地元ネタMCのときのリアクションで大体わかります。

 そういう方々は、特別森高ファンというわけではなく、地元に有名人が来るからみんなで見に行ってみよう的なノリで、コンサートの序盤はかなりおとなしめです。とりあえず様子見みたいな感じ(そういうお客さんもいて全然いいと思いますよ♪)。

 ただ、そういう方々は、ライブもの自体は好きで、ライブに参加して盛り上がろうという意志は十分あるので、コンサートが進むにつれてノリが良くなってきて、終盤のゲッスマとかテリヤキあたりになると、その曲を知っているのかどうかわからないけれども、とりあえず盛り上がってくれていました。

 一方で、他県から集まってきて熱心に踊ってコールを送るファンに、ついていけない地元の方もいらして、私が鳴門公演の後ろの方の席にいたときは、1曲目が始まってみんなぞろぞろと立ち上がり始めたときに「おいおい、立つんかい」と言っている年配男性もいました。他の方のブログを読んでいると、西条公演で熱心なファンの応援ぶりに地元のお客さんが呆気にとられていたとも書かれていました。

 地元のお客さんの目には、他県から来て大騒ぎして帰っていくファンの姿というのはどういう風に映っているのかな、とはちょっと思っていたのですが、いろいろネット検索をしていると、「熱心なファンの『フッフー!!』というコールが楽しい♪」と書いてくださっている方や、鳴門公演に関して「はっきり言って徳島は集客力が弱いです。他県から大勢集まって会場を満員にしてくれてありがとう!!」という書き込みがあって、とてもうれしく思いました。

 そんなわけで、「地方公演」は、最初はかなりおとなしめだけど、コンサートが進むにつれてジワジワと盛り上がっていく「アットホーム」感がありました。

 一方で、「都会型」のNHK大阪ホール公演。「地方公演」では、小さな街にあの「森高千里」がやってくる!!みたいな雰囲気があったのですが、大阪のど真ん中にあっては、森高千里公演は相対的にほんの小さなイベントです。

 大阪公演は、地方公演と比べて明らかに「慣れたファン」は多くて、公演のツボみたいなところは押さえているんだけれども、熱心なファンは最初から最後まで盛り上がっているし、おとなしいお客さんは最初から最後までおとなしい、っていう二極分化的な感じですかね~。特に今回の大阪公演はスペシャルセトリだったので、中途半端にノーマルセトリを予習してきた人が、いきなり「♬ととととととと薹が立つぅ~」と始まって面食らって、茫然と立ちつくしていました。

 岡山公演は、私がまだ最初の公演であまり客観的に周囲の状況を見る余裕はなかったのですが、地方公演と都会型公演のいいとこ取りというか、交通アクセス的に他県から来やすい会場なので、恐らく他県の熱心なファンも大勢集まっていたでしょうし、地元のお客さんも徐々に盛り上がっていったし、いい感じだった気がします。

 そして、熊本凱旋公演。1曲目「NEW SEASON」のイントロが始まった時の盛り上がりは、恐らくは「森高が熊本に帰ってきたぁ~!!」という歓喜と、熱心なファンにあっては、「スペシャルのセットなのに『NEW SEASON』で来たぁ~!!」という驚きの入り混じった歓声だったのでしょう。

 公演としては、私が行った6公演の中でいちばん盛り上がった気がしますが、全体が興奮のるつぼと化した、というほどではなく、森高さんのMCの時にはかなり前の方の席までみんな座ってしまい、私も結構前の方の10列目だったのに、私ひとりだけ立っていて、ひとり取り残される状態。「あれ?」という感じ。

 いくら森高さんの地元とは言え、26年ぶりの地元公演ですから、森高ライブ慣れしている人は少なく、「私のコンサート初めての人~?」という投げかけにはかなり手が挙がっていました。ましてや、森高さんの同級生だった、とかそういう人は、森高さんの動向にはずっと関心を払ってきたとしても、ライブで弾けるとかそういう感じにはならないでしょう。

 それでもあれだけ盛り上がったのは、やはり地元が生んだスーパースター森高千里の凱旋公演を待っていた地元のみなさんの気持ちにプラスして、あの日に全国から集まった熱心なファンは結構な精鋭だった、と。

 私が見ていて、センターブロックの前3列は、特にいい動きをしてました(笑)。やっぱりああでなくてはいけません。ちなみに、森高大好き芸人ナナちゃんも確かこのゾーンに座ってましたね♪

 話は脱線しますが、NHK大阪ホール公演のときはナナちゃんは森高さんより派手なコスチュームを着て最前列のど真ん中に座っていました。それなのに、MCでは全く触れられず・・。

 というわけで、熊本公演でも私としては周囲の人の盛り上がり具合には物足りなさを感じたのですが、じゃあ会場全体が熊本のセンター前3列と同等の動きをするのが理想なのかと聞かれるとそれもよくわからない気がして、結局、結論がハッキリしませんが、来年のツアーの客席がどんな感じに変化するのかしないのか、今から楽しみです♪




Posted at 2019/12/30 06:13:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 森高千里 | 音楽/映画/テレビ
2019年12月29日 イイね!

森高さんとニアミスした話

 さて、前回は私の声を森高さんに拾ってもらった記録をまとめました。私なんかはライブで自分の声を拾ってもらうことぐらいしか思いつかないのですが、もっと上を行く人がいて、ライブ中にステージ上の森高さんにプレゼントを受け取ってもらうことを最初から意図して会場に来ている方もいらっしゃるようです。

 私は参戦していないのですが、兵庫・加古川公演では、ご当地ポテチをステージ上の森高さんに手渡した人がいるらしく、その後どういう状況かよくわからないのですが、森高さんが「楽屋に同じものがあったから返す」かなんかおっしゃって、そのポテチを返却したとのこと。一度もらったポテチを返却するあたりがなんだか笑えますが、返却された方もそんなポテチは一生食べられませんよね。「一度森高さんに手渡して、返却されたポテチ」として、家宝として末代まで保管しなきゃ、です(笑)。

 私が参戦した徳島・鳴門公演では、地元銘菓をステージ上の森高さんに手渡した人がいました。私も現場で見ていて「いいなぁ~」と思ったのですが、その人の書いたブログが「森高千里の部屋」の徳島公演レポに引用して紹介されています。森高さんに手渡すときの心理描写がなかなか秀逸です。

 みなさん、隙あらば森高さんにプレゼントを手渡そうといろいろなものを持ち込んでいらっしゃるようで、その熱意には頭が下がります。プレゼントを手渡すとなれば、ステージ手前まで進み出て、森高さんに直接手渡せるんですもんね♪

 実は私も今年、森高さんとニアミスしたことがありました。大した話ではないのですが、こっそり紹介しておきます。

 11/2の徳島・鳴門公演。先ほど書いた、観客のひとりが地元銘菓を森高さんに直接手渡した公演の日のことです。開場時刻を待っていた私は、近くのコンビニに向かって歩いていました。時刻は、森高さんがちょうど会場入りするころです。

 私が小さな交差点の横断歩道を渡っていると、1台の白いワゴン車が信号待ちで私の目の前に停車しました。窓ガラスには黒いフィルムが貼られていて、車内は全く見えませんでしたが、私はある事情でそのクルマに森高さんが乗っていることがほぼ間違いないということがわかってしまいました。

 「わぁ~♪」と思いましたが、車内が見えるわけでもなく、車内の森高さんからは外が見えているのかもしれませんが、手を振るのもなんだか恥ずかしいし、そのままやり過ごしました。心の中では「今日もいっぱい叫ぶから、私の声を拾ってね~♪」と叫びながら(笑)。

 その思いが通じたのか、その日の公演ではかなり後方の席から叫んだ私の声をまたも森高さんが拾ってくださり、またひとつ思い出ができたのでした・・。
Posted at 2019/12/29 23:54:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | 森高千里 | 音楽/映画/テレビ
2019年12月16日 イイね!

私と森高さんとの会話集(自己満足の記録)

 「この街」ツアーで、私が森高さんに声を拾ってもらった全7回の自己満足の記録です♪

◆9/22岡山公演
 このときの私は、森高さんの振付指導に合わせて「気分爽快」で手を左右に振り、「この街」で右手を回したほかは、曲に合わせて手拍子をするだけの、ごく一般的なお客さんでした。ステージ上の森高さんに話しかけるとか、その声を拾ってもらうなどという発想自体ありませんでした。それが、対話型MCに感銘を受け、次戦から豹変します(苦笑)。

◆10/14兵庫・たつの公演
・その1
森高さん「地元以外の人、今日はどこから来ましたか~?」
わたくし「おかやま~っ!!」
森高さん「あ~、おかやま~♪」
他のお客さん「姫路~!!」「神戸~!!」
森高さん「お~!お~!」
他のお客さん「〇〇~!!」とか「〇〇~!!」とか・・
森高さん「もういいです、もういいです(苦笑)」

 この時は席がめっちゃ良かったので、森高さんと会話するのが最初から目標でした♪ ほんの数メートル前に森高さんがいるのに、渾身の大声で「おかやま~っ!!」と叫んだので、私の前列にいた女性グループに思いっきり笑われました。しかし、ステージ上のアーティストに自分の声を拾ってもらったのは人生初!!森高さんがステージ上で「あ~、おかやま~♪」と言っているのを聞いて、わたくし舞い上がりました(苦笑)。

 私の公演レポを読み返してみると、岡山公演では森高さんのことを「森高」「森高千里」などと敬称なしで書いています。この時はまだ手の届かない芸能人「森高千里」だったんです。それが、たつの公演で私の声を拾ってもらってからは突然「森高さん」になっています(笑)。意識的に変えたわけではありません。あの瞬間から森高さんは、私にとって、手は届かないかもしれないけど、少なくとも声は届くお姉さんに変わったのです(笑)♪

◆11/2徳島・鳴門公演
・その2
森高さん「今回は、今日と明日、四国公演ということでね・・」
わたくし「明日も行くよ~っ!!」
森高さん「明日も行くぅ?ありがとうございまっす♪」
 (客席から笑いが起こる)

 調子に乗った私は、鳴門では森高さんがしゃべっている最中に割り込んで叫びました。森高さんがしゃべっている最中に割り込むのはかなりリスクの高い行為です。まず、絶対に森高さんの話の腰を折ってはいけません。実際に、最近も群馬か埼玉で森高さんのMC中に、話と関係のない叫び声を上げた人がいたらしく、森高さんから「曲の説明をしてたのに・・」と、たしなめられたらしいです。

 次に、いくら話に沿った叫び声でも、森高さんに聞き取れるように叫ばなかったら、それは騒音となって結局森高さんの話の腰を折ってしまうことになります。森高さんがしゃべっている最中は、森高さんにはモニタースピーカーからご自身の声が出ているはずだし、ホール内には残響音があるはずなので、森高さんに客席からの声は結構聞こえづらいと思います。

 そんな中、私はかなり後方の席から叫びました。ほとんど暴挙ですね(苦笑)。自分の声がホール内に響いたのを覚えています。そしたら、森高さんが上記のように拾ってくれ、声のトーンを上げて私の叫び声をリピートしてくださったので、ちょっとおもしろい感じになって、客席から笑いが起きました。大成功です♪

 かなり後方の席だったので、私の周りのお客さんはおとなしめでした。そんな中で「おいおい、こいつ、こんな後ろの席から森高さんと会話しちゃってるよ」と思われたかもしれません(苦笑)。

◆11/3愛媛・西条公演
・その3
 (森高さんギターを構える)
わたくし「かっこいい~っ!!」
森高さん「ありがとうございます♪」

 西条はまた席が良かったので条件良好でした。森高さんがギターやドラムの準備をする時は少し間が空くので、声をかけるチャンスだし、また声をかけることで間を埋めるという演出上の効果も狙っています♪ 鳴門公演以降の私は、もはやただの観客ではなく、会場を盛り上げようという意識を持って公演に臨んでいました♪

 この時は他のお客さんも似たようなタイミングで「かっこいい~!!」と叫んでいてちょっとカブったけれど、上記のとおり森高さんがお返事してくれました♪

・その4
森高さん「26年前のラッキーセブンツアー、来てくれてた人いますかぁ~?」
わたくし「はいっ!!はぁ~い!!」
 (客席から「ほぇ~」という声)
森高さん「お~っ!!ありがとうございます♪」

 西条のお客さんは比較的おとなしめで、この投げかけに対して何人か手を挙げていたけど、みなさんほとんど手を挙げているだけという感じで、私ひとりだけが「はいっ!!はぁ~い!!」と飛び跳ねながら応じていたので(まるで子供!?)、ちょっと目立ってしまいました。席もかなり前の方のセンター席でしたので・・。客席からは「ほぇ~」という声が上がり、私より前の席にいた人たちは振り返って、飛び跳ねる私を見ていました(恥ずかしい)。

 この森高さんの投げかけは、私の想定質問の中には入っていました。岡山公演で同様の投げかけがあったので・・。なので、事前に次のような会話をイメージしていました。
森高さん「ラッキーセブンツアー、来てくれてた人いますかぁ~?」
わたくし「はぁ~い!!」
森高さん「どの曲が印象に残っていますかぁ~?」
わたくし「『Memories』!!」
 なかなかイメージ通りには会話が展開しないですけどね(苦笑)。

◆11/17大阪NHKホール公演
・その5
森高さん「今日は大阪から来た人が多いと思うけど、それ以外の人もいるんでしょ?」
女性客「奈良から来ましたっ!!」
わたくし「おかやまから来たぁ~!!」
森高さん「お~っ!!」

 このときは事前に次のようなイメージをしていました。
森高さん「どこから来ましたかぁ~?」
わたくし「おかやまぁ~!!」
森高さん「最近どこ行っても岡山の人がいるけど、もしかしておんなじ人?」
わたくし「そう!!おんなじ人~!!」
 わたくし、もうただの妄想癖馬鹿です(苦笑)。いやいや、これくらいいろいろ想定しておかないと、いざという時に森高さんの投げかけに対応できないんです。これくらい想定しておいて、実際にはそのうちのほんの一部だけが実現するんです♪

・その6
森高さん「今日のコンサートはどうでしたかぁ~?」
幼い女の子「もりたかちさと だいすき~っ!!」
森高さん「え?声がする。何て言った?」
わたくし「『大好き』って言ってたぁ~!!」
森高さん「わぁ~!!ありがとぉ~!!」

 森高さんの「ありがとぉ~!!」は、もちろん私に対してではなく幼い女の子に対してです(苦笑)。子ども好きの森高さん。女の子の声にはいち早く反応されましたが、うまく聞き取れなかったようです。何て言ったか知りたがっている森高さんに、私がすかさずリレー中継しました。女の子とコミュニケーションをとろうとする森高さんを、さり気なくサポートでき、声を拾ってもらった他の回とはまた違ったうれしさが残りました♪

 この話には後日談があって、私の大阪公演レポ続報にも書いていますが、この女の子のお父さんがこの出来事をツイートされていました。別にそこへ私がしゃしゃり出ていく必然性はなかったのですが、なんだかうれしくなって名乗り出たくなり、よくわからないツイッターに新規登録してこのお父さんにリプライしたところ、速攻でお礼の連絡をいただき、結果として、私はこれをきっかけにツイッターの世界に足を踏み入れ、ツイッターで私のこのブログサイトへのリンクを貼ってご紹介させていただいたことにより、また新しい交流の輪が広がったわけです♪

◆12/8熊本凱旋公演
・その7
森高さん「地元以外の人、今日はどこから来ましたか~?」
わたくし「おかやま~っ!!」
森高さん「おかやま?」(と言ってくださったらしい・・)

 そして、記憶にまだ新しい熊本凱旋公演。私は森高さんが私の声を拾ってくださっていたことに気づいていなかったので、今日はダメだったな~と思っていたのですが、つい先日当ブログへ連絡をいただき、あのとき森高さんが私の声を拾ってくださっていたらしいということが判明したわけです。その顛末は前回書きましたが、大阪の件と言い、熊本の件と言い、後になって同じ空間を共有した者同士が交流できる、良い時代になりました♪

 そして、毎回毎回私の声を拾ってくださる森高さん、本当にありがとうございます!!また次回もよろしくお願いします(笑)♪
Posted at 2019/12/16 23:32:18 | コメント(3) | トラックバック(0) | 森高千里 | 音楽/映画/テレビ
2019年12月15日 イイね!

新情報!!森高千里さん、熊本で私の声を拾ってくれていた!!

 「みんカラ」はもともとクルマ好きの集まるブログ。私のこのブログ創設も元はと言えばクルマ関連がきっかけだったのですが、最近森高さんにどっぷりハマってしまい、私のDC5やFK8ネタを期待してフォローしてくださっている方々にとっては、私がブログを更新するたびに森高さん情報が届けられ、大変申し訳なく思っているところなのですが、今夜も森高さんネタです(苦笑)。

 しかも、もともと自己満足のためのブログとは言え、今夜はさらに自己満足の度合いが強いのでご注意ください(苦笑)。

 12月8日に森高さんの熊本凱旋公演から帰宅してすぐ大半を書き上げた当ブログの公演レポを、慣れないツイッターで紹介してみたところ、突然当ブログの公演レポへのアクセス数が急増し、ツイッター上でも好評で、熊本公演で私の叫び声が聞こえた、という情報も次々に寄せられ、うれしいやら恥ずかしいやらだったのですが、ここに来てビックリの新情報が寄せられました。

 熊本公演で、なんと!!森高さんが私の声を拾ってくれていた!!というビックリ新情報。この情報を寄せてくださったのは、やはり熊本公演に参加されていたpetesakiさん。詳細は、私の熊本公演レポのコメント欄にあるのですが、熊本で森高さんが「どこから来ましたか~?」と客席に投げかけたときに、私はいつも通り渾身の大声で「おかやま~っ!!」と叫んだものの、会場が「わ~っ!!」となっていて、森高さんはいつものようには私の声を拾ってくれなかった、と私は思っていました。

 ところが、前方の左端の席におられたというpetesakiさんによると、あのとき森高さんが「おかやま?」とおっしゃったらしいのです。これは、えらいこっちゃ!!(笑) petesakiさんの席の周りのお客さんは割とおとなしめで、スピーカーも目の前にあったので聞き取りやすかったようです。

 もちろん、他の岡山からのお客さんの声に反応された可能性もありますが、一応わたくし「おかやま~っ!!」で過去2回森高さんに声を拾ってもらっている経験をもとに(笑)、他の人よりコンマ数秒先に叫んでいますし、私のあの日の叫び声は2階席まで届いていたらしいので(恥ずかしい)、まあ私の声を拾ってもらったものと思って間違いないのではないかと・・。

 少なくとも私より後ろの席からはそんな声は聞こえなかったし、私より前の席で私より大きな声で叫んだ岡山県民がいたとも思えないし、もし「それはおまえの声じゃなくて俺の声を拾ってくれたんだ」という岡山県民の方がおられたら、1週間待ちますので、ご一報ください(笑)、なんてね。

 そんなわけで、森高さんは今回もちゃんと私の声を拾ってくれていた♪といううれしい情報がまさかこんな形で入ってくるとは・・。これで、私は最初の岡山公演はステージに向けてひと言も発していないので声を拾ってもらうことはなかったのですが、その後の、たつの、鳴門、西条、大阪そして熊本と、まさかの5連続で森高さんに声を拾ってもらった格好になります♪

 そして、その情報をわざわざ寄せていただいたpetesakiさんにはほんと感謝です♪もしかして、その情報を私に届けるためにわざわざみんカラに登録してくださったのかもしれません。本当にありがとうございました!!
Posted at 2019/12/15 03:00:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | 森高千里 | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

愛車DC5で鈴鹿と岡山国際を走っていました。 ベストタイムは鈴鹿2分35秒、岡国1分51秒。 目標は鈴鹿2分32秒台、岡国は1分50秒切り!! でしたが、...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

愛車一覧

ホンダ シビックタイプR ホンダ シビックタイプR
後期FK8、10/24納車!!
ホンダ インテグラタイプR ホンダ インテグラタイプR
仕様一覧 ◆エンジン系 ・エンジン自体は2基目(初期の中型らしい)  ※オーバーホール済 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation