2019年08月15日
今日は台風なので、我々遠距離通勤者は休んでよいことになりました♪ 食料もたっぷり買い込んだし、今日は夜まで家の中でまったり生活。あ~、極楽、極楽。こういう時、マンションは堅牢だし、愛車DC5号は地下車庫に完全格納されているし、台風には強いです♪
さて、今日のお題。世の中の大多数の人は、クルマを購入しても車高調などのアフターパーツでカスタマイズすることなく、サーキット走行もすることなく、クルマを乗り換えていきます。ここをご覧の方は、カスタマイズしたりサーキットを走ったりするのが好きな方が多いと思いますが、世の中全体から見ると少数派なわけです。
では、自動車メーカーサイドから見て、アフターパーツチューン市場というのはどういう存在なのでしょうか。基本的には、メーカーがベストな完成品として世に出したクルマを後からいろいろイジられるのは気分も良くないし、メーカーが出したクルマを材料にして、そこに乗っかって商売をされるのも侵害だと思っているかもしれないし、ましてや、違法改造なんかされた日にゃ~、そのクルマのイメージ自体が下がってしまうので、いよいよ商業権の侵害だと感じているのではないかと思います。メーカーサイドとしては、クルマはノーマルのまま乗ってもらって、エンジンや足回りがヘタったら、どんどん次のクルマを購入して乗り換えていってほしいと考えているに違いありません。ま、自動車メーカーはクルマを売ってナンボですから。
FK8は、今までにも増して、メーカーサイドがアフターパーツチューンに対する嫌悪感を露骨に表したクルマな気がします。3種類の走行モード設定でクルマ全体の味付けをコントロールしており、足回りをアフターパーツに変えてしまったら、その走行モード選択機能が及ばなくなります。足回りを変えるとエラー表示も出るらしく、アフターの足回りセットにはエラーキャンセラーなるものがついているようです。
アフターパーツチューナーによるECUの解析は困難を極め、発売から1年以上かけて、ようやく「解析終了」の声が挙がってきました。
タイプRでありながら、カーナビを操作できるステアリングリモコンを装備してきたのは、「社外のカーナビなんかつけてんじゃね~よ!!」と言わんばかりです(笑)。社外のカーナビだとステアリングリモコンが機能しないようです。
あの、アフターチューンしたようなフルエアロ、20インチホイール、3本出しマフラーなどは、メーカー側が「純正でここまでやってやってんだから、もうアフターチューンなんかすんじゃね~ぞ!!」と言っているかのようです(笑)。
一方で、現行86&BRZやスイスポのアフターパーツチューンは花盛り。私はDC5やFK8以外のクルマに関する知識があまりないのですが、これって、どうなんでしょう? 86&BRZやスイスポは、FK8と違って、メーカー側がチューニングベースとしてヒットさせる意図が少しでもあったのか、たまたまチューニングベースとして最適だったのか。
「その2 サーキット走行」編へ続く・・
Posted at 2019/08/15 16:38:16 | |
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日記 | クルマ
2019年08月12日
さて・・、消費税率アップまであとわずか1カ月半に迫ってきましたが、還元ポイントの具体的な話がいまだに伝わってきません。政治的な話にはあまり言及しない当ブログですが、ここでは、消費税にまつわる話をまとめておきます。
前にも少し書いたことがありますが、我が国における消費税の始まりは平成元年であって、私にとってはそんなに大昔の話ではないのですが、今の若い人にとっては、消費税は生まれる前からあった存在です。
消費税のなかった昭和の終わりごろ、モノの値段は大体10円が最小単位で、スーパーマーケットでの買い物を別とすれば、日ごろ1円玉や5円玉を使用することは少なく、財布の中の1円玉や5円玉は「邪魔者」扱いとなっていました。
それが、平成元年の消費税導入で、導入当初の税率が3%だったこともあり、突然需要の高まった1円硬貨がたくさん製造されました。「1円玉の旅ガラス」という歌も発売されましたよね。
その後、平成9年に消費税率が5%へアップ。厳密に言うと、この時に地方消費税が導入されて、消費税は4%、地方消費税が1%で、計5%なのですが、一般的には「消費税5%」という言い方をされます。
そして、現在はご存知の通り消費税8%。今度の10%化で初めての軽減税率制度が始まります。私は軽減税率には反対なのですが、消費税に「逆進性」があるとかいう人に限って軽減税率に賛成したりするので、わけがわかりません。
食料品の税率を8%に据え置くことは、一見すると低所得者層に優しいように見えて、実は高所得者層に有利に働きます。なぜなら、食料品購入の絶対額は低所得者層より高所得者層の方が大きいからです。安い食料品を購入しても、どんな高級食材を購入しても、すべて税率8%になるわけで、高級食材を購入する層の方が軽減税率適用の恩恵をより強く受けるのです。それは、消費税に逆進性がないことの裏返しとも言えます。
自民党は本心では軽減税率には反対で、連立を組む公明党の主張で渋々軽減税率導入を決めました。公明党も軽減税率がトータルで見ると高所得者層に有利に働くことを知らないはずはないのですが、自民党の消費税率アップに何も言わずに賛成するだけでは連立与党内で埋没してしまうので、「自民党の消費税率アップ案にもただ賛成するだけではなく、公明党としてちゃんと低所得者層に配慮した案を主張して、それを自民党に飲ませましたよ」というポーズをとる必要があったのだと思います。
その結果、政府は、軽減税率導入について国会で野党から問題点を追及されまくります。でも、自民党的には、厳しい追及を受ければ受けるほど、「公明党のせいで、やりたくもない軽減税率を導入することになって国会で追及を受けて、懸命に対応した」という姿勢を見せることで、公明党に対して「貸し」を作ることができます。
さらには、もともと増税にはあまり乗り気でない安倍首相。財務省の圧力で消費税率アップは実行するものの、謎の還元ポイント制度で実質的に増税を骨抜きにしようとしています。
もうひとつ言えば、新聞業界の圧力で、新聞には軽減税率適用。こうして、党利党略でどんどん例外制度が作られて税制が複雑化していく・・。これが私の見立てです。
さて、ここからが本題。そもそも消費税という税の問題点として「逆進性」が指摘されます。しかし、消費税は(軽減税率のことはここでは置いておくとして)、低所得者層だろうが高所得者層だろうが、誰が何を買っても一律10%課税されるわけで、こんなに均等な課税はありません。もちろん、所得税のような累進性はないけれど、逆進性もないのです。
もっと言えば、低所得者層よりも高所得者層の方が年間の消費絶対額は通常大きくなります。ということは、負担する消費税額は、高所得者層の方が大きくなります。これを見ても、消費税に逆進性があるなどとは絶対に言えません。
それでも、高所得者層は貯蓄に回すお金が多いので、その年の収入に対する消費税の負担額の割合で見ると逆進性がある、と主張する人がいます。例えば、年収300万円の人が全額をその年の消費に回すと、単純計算でその10%にあたる30万円を消費税として負担する。一方、年収1000万円の人がそのうち600万円を消費に回して、残りの400万円を貯蓄する。そうすると、消費税の負担額は60万円となる。前者である低所得者の収入に対する消費税負担額の割合は10%。後者である高所得者の収入に対する消費税負担額の割合は6%。ほら、低所得者層の方が負担割合が大きくなるから、やっぱり消費税は逆進性があるんだ、という主張。
この主張には2つの誤りがあります。まず、累進性とか逆進性を考えるのに、「割合」で比較しようとしていること。納税者にとって「割合」が重要なのではなく、厳然として存在する「絶対的な負担額」が重要なはずです。先ほどの例で言えば、前者は30万円、後者は60万円、それぞれ負担している。そこに着目すべきです。
そして、もっと大きな誤りがあります。先ほどの例で高所得者が貯蓄した400万円には消費税が全くかからないような前提で負担額が計算されていますが、その400万円は翌年以降に消費に回されて、その時の消費税率で消費税がかかります。もしかしたらその時は消費税率は10%より大きくなっているかもしれません。
すると、「それは翌年以降の話であって、その年の消費税負担としては出てこないから」と言われます。それを言うなら、その人はその年の収入である1000万円とは別に、前年からの貯蓄分を消費に回してその年に消費税を負担しているかもしれません。
所得税は「収入」というタイミングを捉えて課税するし、消費税は「消費」というタイミングを捉えて課税します。両者をごちゃ混ぜにして論じるから何がなんだかわからなくなるのです。
ちなみに、ミクロ経済学では「異時点間の最適消費」という計算問題があって、私はこの計算問題が好きでした(笑)。
というわけで、消費税に逆進性はありません。「累進性がない」という言い方が正しいと思います。そのことを踏まえて、最近では、消費税の問題点を語るにあたって「低所得者層の負担感が大きい」という言い方がされるようになってきました。ただ、それは累進課税を前提とした所得税制との比較で生じることであって、消費税という税そのものの特性ではありません。所得税だって累進課税制を採用しないことも理屈としては可能です。
所得税が所得額の多寡によって税率をコントロールできる税であるのに対して、消費税はそういうコントロールをすることなく、すべての国民に均等に負担させる税であるということです。
そして、それがいいことなのかどうか、消費税率は何%が適正なのか、といった問題はまた別問題です。おわり
Posted at 2019/08/12 01:39:41 | |
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日記 | 日記
2019年08月01日
六本木や、麻布、南青山などの都心の一等地を移動していると、マンション1階の駐車場に駐車してあるクルマが、軒並みベンツやBMWなどの高級車でした。もっとすごいセレブは我々の目の届かない地下駐車場などに駐車していると思われるので、そこにはもっとすごいクルマたちが並んでいるに違いありません。
街を見ると、至る所に、まるでコンビニのようにベンツやフェラーリの販売店が軒を連ねていました。ベンツの販売店同士がほんの数十m離れただけで店を構えていたのにはビックリ。この辺の住人にとって、「マイカー購入」と言えばベンツクラスが当たり前なのでしょう。
一方、我々庶民の都心での交通手段は電車か路線バス。考えてみれば、私も人生の中で都内で乗用車に乗った記憶がありません。タクシーも使いませんしね。
都心での電車移動は、駅構内の長い通路と階段、たびたびの乗り換え、電車内では汗臭いオッサンと体を密着させて不自然な体勢のまま耐えることを強いられ、実に不愉快です。どんなに頑張っても、目的地に到着する頃にはもう汗だくだくでシャツはぐっしょり。
岡山に戻ってきて、久々に愛車DC5号のエンジンを始動し、早朝の田舎道をエアコン効かせて快走しながら出勤してみて、なんと快適な出勤であるか実感させられました。DC5号のフルバケシートは私の年間指定席で、誰かに座られることもなく、必ず私の乗車を待ってくれています。車内ではカーナビのおかげでテレビも音楽も好き放題。汗ひとつかくことなく職場に到着です。
久々に愛車をドライブしてみると、相変わらずエンジンは絶好調で、MTを意のままに操りながらの早朝走行もまた楽しく・・。退職までず~っと都心で満員電車に揺られながら通勤するのと、毎日愛車で快走通勤するのと、人生トータルで考えるとものすごい差がありそうです。どちらが健康的かと言われれば、満員電車通勤は体力を使うので、「健康的」という表現が適切かどうかはわからないけれど、都心の満員電車通勤の方が実は「健康的」だったりするのかもしれませんが・・。
私も就職活動時は東京でも活動していたので、都心で就職する可能性も十分ありました(両親は私の岡山県内での就職を望んでいたようですが)。あの時もし東京で就職していたら、こういうクルマに乗ってサーキットを走ることにもなっていなかったと思うし、東京で就職していればそれはそれで「住めば都」で、人生の違う楽しみを見つけていたかもしれないけれど、まあ地方に住んでたまに東京に遊びに行くぐらいがいちばんよい感じがします。
岡山‐東京間の3時間ちょいの新幹線移動はアッという間でした。日中は飛ぶように移り変わっていく車窓からの景色を眺めているだけでも退屈しないし、夜は駅弁食べてスマホつついて、ちょっとウトウトしていたらもう岡山です。
これなら、来年今頃の東京五輪は日帰りもありだし、東京での宿泊は難しいとしても、近県ならどこか泊まれると思うので、秋の二次抽選で日程の近い種目をいくつかゲットできれば、1泊2日くらいで駆け足で複数種目を見て回れるかも♪
というわけで、高齢者の自動車事故が相次いで、免許返納問題が話題になる中、「田舎は都会と違って交通手段がないから簡単に免許返納なんかできない」という議論がよくありますが、ここでいう「都会」というのはほどほどの都会のことであって、都心ともなると、もはや高齢者にとっては電車での移動もかなりハード。都心でお勤めのみなさんも、お抱え運転手つきでベンツで移動できる方は別として、退職したら地方に移住して老後を過ごすのもいいかもしれません。
Posted at 2019/08/01 20:30:19 | |
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日記 | 日記
2019年07月31日
ここに来て、謎の多かった東京五輪チケット抽選の内容が少しずつ明らかにされ始めてきました。6月の一次抽選は、約500万人が申し込んで、400万人以上が「全滅」して、1枚でも当選した人はわずか96万人だった、とのこと。
我ながら、よく当選したな~と思います。全滅覚悟で高倍率必至の種目ばかり申し込んだというのに・・。家族や知人に当選報告をしたら、軒並み「ほぇ~!!」「そりゃすごい!!」と言ってもらいました(笑)。抽選発表の日はテレビのニュース番組で街頭アンケートをしていて、当選した人は「10人にひとり」とも「20人にひとり」とも言われていましたが、実際は「5人にひとり」でしたね。ま、そんなもんでしょう。それでも、申し込んでいない人も含めれば、日本国民全体の中の「135人にひとり」です。私も周囲で自分以外に当選した人を知りません。ま、私もよっぽど親しい知人にしか伝えてませんけどね。
先日は、連れの者が、なかなか当選しないというB’zの神戸ライブのSS席に連れて行ってくれたし、我々なかなかツキがあります。神戸ライブの話はまたの機会に。
で、敗者復活戦です。もともとそんな話はなくて、一次抽選で当選した人も、私を含めて必ずしも本命が当選したわけではない人も多いのに、1枚でも当選した人は敗者復活戦の参加資格がないというのは、ちょっと「あと出しジャンケン」だよな~という気持ちと、ま、私は一次抽選で当選したので、「全滅」した人たちで敗者復活戦を大いに戦ってもらえばいいんじゃないかという「高みの見物」という気持ちが相半ば、という感じです。
五輪チケット狂騒曲はまだまだ続きます。ま、これも楽しいぢゃないですか。自分の人生の中で、最初で最後の「夏季五輪自国開催」ですもん!!
Posted at 2019/07/31 21:16:09 | |
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日記 | 日記
2019年07月29日
実は、ここんとこ数日東京出張に行ってました。ずっと新宿に滞在して、毎日、人間の洪水に飲み込まれながら電車通勤しておりました。
かつては毎年必ず行っていたのに、今回は8年ぶりの東京。どんなに久しぶりでも、どんなに混雑してても、やっぱり新宿は落ち着きます。以前書いたことがありますが、新宿は私のホームグラウンドなんです。
新宿は、東口も西口も、私の住んでいた昭和の時代と駅や街の基本的な構造とか配置が全然変わっていなくて、駅や街で迷うことがありません。南口とか都庁方面は変わりましたけどね。私のいたころはまだ新宿に都庁なんかなかったですから。
クルマのチューニングに精を出していたころは、東京に行くといつも必ずスーパーオートバックス東雲に行っていましたが、今回は仕事の合間に自分の思い出の場所を巡ってきました。この歳にして早くも、自分のこれまでの人生を振り返る体制に入ってます。
高校生のころ住んでいた家、通っていた新宿の高校。そして、今回の目玉は、今から半世紀ほど前、4歳の時に住んでいた千葉県船橋市の家。4歳ですから、記憶はおぼろげです。しかし、現地に到着して、4歳当時のおぼろげな記憶と街の現況が一致していることがわかった瞬間、なんだか気持ちが4歳当時にトリップしたような、不思議な感覚に襲われました。
我が家があったと思われる土地は自転車の駐輪場になっていました。そんな自転車の駐輪場を感慨深げに眺めながらスマホ撮影する私。あの4歳当時、まさか半世紀後の自分がこの土地を再訪することになるとは夢にも思わなかったでしょう。
私は今住んでいる家が生まれてから18箇所目の家になるのですが、自分の記憶のある4歳以降に住んだ家は就職後に順次再訪してきました。今回船橋を再訪したことで、残るは幼稚園のときに過ごした山梨県甲府市だけになりました。甲府はそのつもりで訪問しないとなかなか行くことがないような地域にありますが、いつの日か再訪してみたいものです。
Posted at 2019/07/29 20:36:08 | |
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