
この日はすでに2枠を走り終え、3枠目はキャンセルすることも考えたが、3連休なので急いで帰宅する必要もないし、2枠目で発生したブレーキトラブルが再発するかどうか実験してみたい気も少しあった(こういう考えはやや危険か?)。
岡国では3年ぶりの1日3枠目。快調に52秒台までタイムを上げた中盤、また2枠目と全く同じブレーキトラブルが始まった。ブレーキペダルの踏み応えがなくなって、ペダルが奥まで入っていく感じ。とてもアタックは続けられない。でも、全くブレーキが効かないわけではなくて、10秒くらいタイムペースを落として2分2秒くらいのタイムなら楽に周回できる、というビミョーな症状。
今度はわずかクーリング1周でペダルの踏み応えが戻ってきて、3周アタック。そこでまたまた踏み応えがなくなって、さすがにもうアタックする気は起こらず、2周クーリングラップをこなしてチェッカーとなった。
2周のクーリングとチェッカー後のインラップ、計3周スロー走行してピットに戻ったので、チェッカーギリギリまでアタックしていた2枠目の後よりタイヤ空気圧は低くなっていた。これは空気圧を考える上で覚えておきたいデータだ。
結局、2枠目も3枠目も52秒台後半。最近はどんなに条件が悪くともSタイヤの時は必ず51秒台を出していた。Sタイヤで51秒台が出せなかったのはなんと約2年ぶりだ。これはガッカリ。朝イチのラジアル走行からわずか1.7秒しか縮められなかった。
というわけで、毎回恒例の「とらぬタヌキの皮算用」をしておこう。今回はラジアルからのタイムアップが少ないことからも分かるように、Sタイヤのブレーキングポイントを最後までつかみ切れなかった。もう少し慣れれば1.5秒。今回のフロントは3年落ちの215タイヤ。これが新品の225タイヤになればコンマ5秒。真冬の気温になればコンマ3秒。計2.3秒縮めて50秒4。もうひとつ何かプラスアルファがないとやはり50秒は切れない。昨年よりドライバーの体重が7キロ重くなっており、これでコンマ1秒は遅くなっているはずなので(苦笑)。
Sタイヤで走ってみて、ターンインでうまくフロント荷重が乗ったときは今回の215タイヤでも驚くほどクルマの向きが変わったが、それがコンスタントに続かなければタイムにはつながらない。フロントA048、リアA050という前後異銘柄については、昨年と車高調が変わっており、車高の前後バランスも変えてあること、フロントが215タイヤだったことなど、いろいろと変化要素があって、よくわからなかった。というか、今回はリアのグリップの限界まで全然至っておらず、前後バランスを語れるほどの走行内容ではなかった。
マイクナイトの全開通過については、ドライバーがビビってるだけなのかもしれないが、ラジアルの時とアクセル開度はあまり変えられなかった。フロントが225になったらもう少し踏めるかもしれない。
あと、2枠目が終わったあと給油して、燃料計の針が6割くらいのところを指していたはずなのに、3枠目の前に再始動すると針がちょうど真ん中を指していた。再始動すると針の指す位置が変わっている、という現象は以前から時々発生しており、これも謎だ。これじゃガス欠になるかも、と思いながら3枠目を走行したところ、クーリングラップが多かったこともあるが、ガス欠症状は出ずに走り終えられた。そのまま帰っていたら、和気で燃料警告灯がつき、すぐ給油したら44リットル給油できた。従って、
・針が真ん中を指していても、ひと枠は走れる。
・燃料警告灯は残量7リットル前後で点灯する。
ということになる。覚えておこう。
Posted at 2008/11/06 18:42:31 | |
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2008岡山国際 | クルマ