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　さて・・、渋野日向子がロンドンの北西部で起こした奇跡に歓喜している間に、もうひとつの「ロンドン北西部問題」に少し動きがありました。ホンダの公式HPにFK8が「まもなく販売終了」との表示が出たのです。

　ネットニュースによる解説記事を見ると、英スィンドン工場におけるFK8の生産はまもなく終了か、あるいはもう終了していて在庫販売のみになっているとのこと。このあと、少し間を置いて日本国内に生産拠点を移し、マイナーチェンジして販売を再開するらしいです。

　６月にホンダのディーラーでFK8を試乗した時に「何か動きがあったらすぐ知らせてほしい」と伝えていたのに、何の音沙汰もありません(苦笑)。ただ、その時に営業の人が言っていた「(FK8は)今なら納期２カ月。冬ごろに何らかのアナウンスがあって、マイナーチェンジ後の納車は来夏以降」という話は、今回のニュースとかなり符合します。

　今なら２か月後納車なのに、なんでマイチェン後は突然納車がそんなに遅くなるのだろうと思っていたのですが、生産拠点を移すのに少しインターバルがあるということなら話が合います。営業の人は６月の時点で今回のことを知っていたのか、あるいはある程度の情報をすでに持っていたのでしょう。

　今後しばらくは、もう受注生産ではなく在庫販売になるので、「このボディカラーは無理」とかいろいろ制約が出てくるそうです。

　英国生産から北米とか中国生産に移るのなら、駆け込みで「ホンダオブU.K.」を買いに行ったかもしれませんが、日本生産になるなら当面静観です。もともと、英国生産のFK8は日本生産と違って仕上げが雑だとか言われていましたから、日本生産になるのは歓迎です。

　FK8が高額なのは、英国からの輸送費が入っているからだと言われていました。それなら、日本生産なら少し安くなるの？　噂ではマイチェンに伴ってホンダセンシングを搭載するとの話も。個人的には、価格が上がるくらいならホンダセンシングなんか不要です。大体、タイプＲに乗るのに運転補助機能なんかちゃんちゃらおかしいです(笑)。

　そんなわけで、相変わらず現行DC5号が絶好調な中、FK8の契約はまた先延べです。こうしているうちにライバル86＆BRZのフルモデルチェンジ時期も少しずつ近づき、どっちにしようか悩ましくなってきます。なお、先日お伝えしたフィットタイプR情報は、やはり可能性ゼロという雲行きのようです(笑)。