2019年09月08日
最近、岡山・香川関係のスポーツが次々に好成績を収めており、まず、就実バレー部がインターハイで優勝。24年ぶりの全国制覇です。就実も「古豪」と呼ばれて久しいですが、西畑さんが監督になってから、春高で準優勝したり、突然好成績を収め始めました。西畑さんは元Vリーガーで、選手としての実績はありますが、指導者としては未知数でした。意外に指導者としての能力が高いのかもしれません。
次に、渋野日向子の全英制覇。私にとってはこの夏最高の感動でした。岡山に凱旋したときは「取材遠慮のお願い」が出されたこともあって、見事なまでにメディア報道が一切ありませんでしたが、岡山に帰って大好きなソフトボールもやったそうです。
続いて、世界バド桃田選手の圧勝。決勝であんな勝負にならないくらい圧勝して勝ったのには驚きです。桃田選手は香川県出身ですが、なぜ「岡山・香川」をひとくくりにしているかと言いますと、岡山・香川はテレビの民放では同一エリアなんです。これは実は稀有なことなので、またの機会に語りたいと思います。
そして、先日の世界柔道の素根輝選手の見事な初出場V。これは東京五輪がますます楽しみになってきました。環太平洋大学ということは岡山に住んでおられるのでしょうね。
さて、そんな中でMGCが迫ってきました。有森裕子は有名だけれども、それ以外に岡山がマラソン五輪代表を輩出しまくっていることは意外と知られていないのではないかと思います。これは以前当ブログに書いたことがあるのですが、私が岡山駅前の英会話学校に通っていた2000年。クラスメイトが英語で近況を発表する時間があって、あるクラスメイトが「今度ウチの選手がマラソンでシドニー五輪に行くので応援しに行く」と英語で言い始めました。
五輪マラソン代表は国内男女各3人ずつで、自分とは縁遠い話だと思っていたので、クラスメイトから「ウチの選手が今度五輪にマラソンで出る」と急に言い出されてもピンと来ず、お互い必ずしも十分でない英語でのやり取りでもあり、最初はパラリンピックかなんかの話かと思いました。
それが、実はその人は天満屋女子陸上部のある中心的指導者のご家族で、その所属選手である山口衛里が、高橋尚子たちと並んでシドニー五輪代表に選出されていたのでした。
その後、天満屋女子陸上部は毎回五輪マラソン代表を輩出し続けました。みなさんスラスラと名前が出てきますか? 2004年アテネが坂本直子、2008年北京が中村友梨香、2012年ロンドンが重友梨佐ですよ。4大会連続輩出でも十分すごいことなんですが、2016年リオ代表選考レースでは小原怜がわずか1秒差で代表の座を逃し、天満屋女子陸上部の5大会連続出場も逃しました。
武富総監督や坂本直子、重友梨佐、小原怜は直接見たことがあります。別にレースを見に行ったわけでもなく、偶然会っただけの割には結構直接見てます。武富総監督はかつて「別府大分」を制した名ランナーなんですよ。
そして、MGCです。天満屋女子陸上部からは小原怜のほか前田穂南も出場します。実は、私は朝出勤するときに、早朝の沿道を走って練習している小原怜、前田穂南をたまに見かけます。日本中が注目するMGC出場権獲得者の練習風景に早朝出勤時に出会えるのはなんだかうれしいことです。毎日早朝から練習しているのね。この2人はぜひ応援したいものです。個人的には鈴木亜由子(日本郵政)も好きです。
男子の方も、「箱根」のスター選手たちが数多く出場権を獲得していますね。土曜からW杯バレーも始まるので忙しいのですが(笑)、今度の日曜午前はMGCに大注目です♪
Posted at 2019/09/08 18:18:07 | |
トラックバック(0) |
スポーツ全般 | スポーツ