2019年11月13日
もうこの際なので、調子に乗って、私の独断と偏見による「この街」ツアー参戦マニュアルをしたためちゃいます♪ たかだか4回参戦したぐらいで誠に僭越ながら、ツアー終了後に書いても仕方ないので・・。
ただし、これから初めて参加される方には「ネタバレ注意!!」です。しっかり予習してから参加したいと思っておられる方だけお読みください。
まず、会場に入ったらステージを確認しましょう。ドラムセットがひとつだったらノーマルセトリ、2つあったらスペシャル(それは森高さんが叩くためのドラム)です。私はまだスペシャルを経験したことがないので、ここから先はノーマルセトリとして話を進めます。
BGMが消えて客電が落ちると、バンドメンバーが所定の位置につきます。彼らはただのバックバンドではないですよ。ギターの高橋諭一さんは長年に渡って森高さんの楽曲に携わり、作曲もして来られた方です。ベースの横山さんしかり。そういう方々が森高さんについて全国を回られているんです。ここで、いつも前方の席に陣取っておられる年配の団体さんがギターの鈴木マリアさんに「マリアちゃ~ん!!」と叫びます。
岡山公演ではこの辺ですでにみんな立ち上がって、歓声と口笛が飛び交っていた記憶があるのですが、他のおとなしめの会場は1曲目のイントロが始まってからみんなおもむろに立ち上がり始めます。そして、ステージ中央に森高千里さんご降臨!!森高さんが1曲目に選んだのは、デビュー曲にして最高の名曲「NEW SEASON」。
そこから先はみなさんご自分のスタイルで楽しめば良いのですが、お約束の動きとか掛け声を覚えるとより楽しめます。コンサートが「見るもの」から「参加するもの」に変貌します。お約束の動きとか掛け声は各自ライブ映像などを見て勉強してください(笑)。
現地でコアなファンの動きを真似ながら楽しむのもひとつの方法ですが、それだとどうしてもワンテンポ遅れ気味になってしまいます。例えば「わたオバ」のイントロは、ライブバージョンでは同じフレーズが4回リフレインされたあとに「フッフー!!」。それを体で覚えられるようになると、ステージ上の森高さんとシンクロした動きができるようになって、より楽しくなります(私はいい歳をして一体何を力説しているのでしょう(苦笑))。
「ザ・ストレス」の間奏では森高さんが早口言葉を言って「あ~、スッキリした!!」とおっしゃいますので、そこでは思いっきり歓声を浴びせてください。個人的には、森高さんが小道具のウェイトレス用お盆を無造作に投げるところも注目ポイント。
MCでは、大抵「みなさん今日はどこから来ましたか~?」があります。私が兵庫・たつの公演で初めて森高さんに声を拾ってもらったのがこれで、森高さんの投げかけに真っ先に大声で「岡山~!!」と叫んだので「あ~、岡山~♪」と私の声を拾ってもらえました。私の声につられるように他の人も口々に「姫路~」とか「神戸~」とか言い出して、森高さんに「もういいです、もういいです(苦笑)」と言われていました。こういうものは「先んずれば制す」です(笑)。
これもいろいろパターンがあって、愛媛のときは「この周辺で地元以外の方はどこから?」と言われたので、岡山の私は黙らざるをえませんでした。実はそれには伏線があって、東京公演のときに「この中で自分がいちばん遠くから来たと思う人~?」という投げかけに「三鷹~」と答えた人がいて、森高さんに「日本語の意味わかってる?」と言われたらしいので・・(苦笑)。
ちなみに、どこの会場でも「三鷹~」とおっしゃる方がいて、たぶん同一人物だと思うのですが、兵庫・たつの公演では私のお隣の席でした。ど~でもいいことですが、私は高校生のときは東京に住んでいて三鷹の英語塾に通っていたんですよ。
次に、今回のツアー名物なのが、その土地の名所や名産に関する話題。森高さんは毎回しっかり予習して、会場入りする前にいろいろな名所を巡ってこられます。楽屋にはその土地のご当地グルメがいろいろ用意されていて、それを少しずつ味見してからコンサートに臨まれます。
森高さんのそういう話題に対して客席の反応が薄いと、森高さんは「私をひとりにしないでぇ~」と身もだえされます(笑)。それはそれでとてもかわいいので見る価値ありなのですが、せっかくなので森高さんの投げかけにはどんどん答えてあげてほしいと思います。結局、何度もこのツアーに参加している人というのは地元ではなく他県から来ているわけで、地元の話題には返事のしようがないのです。だからこそ、そういう時は地元の人が森高さんとお話しする大チャンスです。
他の人のSNSを読んでいると、鳴門公演で森高さんが「29年前の鳴門の学園祭に来てた方いますか~?」と呼びかけたとき、自分は29年前にその学園祭に来ていたのに森高さんの呼びかけに返事の声をあげられなかった、と書いている方がいらして、やはり千人以上の人間が集まった空間でステージ上の森高さんの呼びかけに返事するのはかなり勇気のいることなんだな~と思わされました。
それに対して、日頃は引っ込み思案で人見知りな私が、森高ライブに行くと平気で森高さんのMCに割り込んで(もちろん、コンサートの雰囲気を壊さないよう、ちゃんと空気は読んでますよ)発言できちゃうのは一体なんなんでしょう?
そうこうしているうちに、あっという間にコンサートも佳境を迎え、森高さんが大抵「(本編)あと3曲となってしまいましたぁ~」とおっしゃいますので、そのときはみんなで大きな声で「え~~~っ!!」と叫ぶのがお約束。
「気分爽快」は森高さんによる振り付け指導があったりなかったりするのですが、公式見解として「腕振りは右から」ということが決定しましたので、右からやってください。ステージ上で正対している森高さんも右からやるので、森高さんの動きを鏡に見立ててやっちゃうと逆になってしまいます。「ステージ上の森高さんと逆の方へ手を振る」と思っておけば正解です。
次の「GET SMILE」は本気で1曲弾けるとかなり息が上がります。スペシャルバージョンの場合はここは「夜の煙突」となります。本当は「夜の煙突」からの「GET SMILE」という流れが楽しいのですが、お客さんの年齢層が上がる中、この2連発をやると倒れるお客さんが出かねませんので(苦笑)、今ツアーでは今のところ1公演につき、どちらか1曲しか歌われていないようです。
そして、「テリヤキバーガー」はみんなで思いっきり「♬関係ないわよ~」と叫んで本編終了。「この街」ツアーというタイトルながら、アンコールに入ってようやく「この街」が登場。このころになると、序盤表情の硬かったお客さんもノリノリになっていて、会場全体みんなで大きく腕を振ります♪ 森高さんもMCで何度か「コンサートの序盤はみなさん表情が硬くて、ステージ上の私をにらんでいるような感じで怖かったりするんですけど、だんだんと笑顔に変わっていくのが、こちらから見ててよくわかります。こちらからみなさんの表情って意外とよく見えるんですよ」とおっしゃってました。
あと、「この街」の間奏では「やっぱ、おいしい〇〇はここしか食べれんけんね」と、〇〇のところに地元の名物をいれておっしゃってくださるので、しっかり聞いて、ここも歓声を上げてください(笑)。
「この街」が終わって森高さんがステージ脇に消えるとすぐまた「ちさとコール」。初めてのお客さんは「もう出てこないだろ」という感じで大体苦笑いされ、中には帰ろうとする方もいらっしゃいます。慣れたお客さんが「まだありますよ」と言って引き留めたりすることもあるそうです。
Wアンコールは「コンサートの夜」で、これで本当に終わり。森高さんが手を振りながら下手(しもて)側に消えていきます。そして、客電が点いて終了アナウンス。
すると、前方の席に陣取っておられる年配の団体さんのご発声で三本締めがありますので、ご賛同の向きはこれに参加して、大興奮のうちにすべてのプログラムが終了となります。
以上、これから参加される方のご参考になったでしょうか。長文にお付き合いくださり、ありがとうございました♪
Posted at 2019/11/13 23:22:48 | |
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森高千里 | 音楽/映画/テレビ