2019年12月01日
というわけで、森高さんの26年ぶりの熊本凱旋公演が迫ってきました。会場の熊本城ホールがついにグランドオープンし、そのこけら落とし公演ウィークの先陣を切って、今夜は山下達郎ライブがあります(山下達郎ライブもいつか一度行ってみたいと思いながら、いまだ行ったことがありませんが)。
今回の森高さんの凱旋公演。伝説となりうる舞台設定は揃っていて、まず26年ぶりの凱旋公演であるということ。26年と言ったら、その当時生まれた子が今は26歳の立派な大人になっているということです。当たり前のことではありますが、それほど長い年月が流れているわけです。
次に、3年前の熊本震災。象徴的だった熊本城の損傷。そこから熊本のみなさんの努力で復興して、その熊本城の近くに熊本城ホールという立派な施設が完成しました。そのこけら落とし公演ウィークの中で登場する、地元が生んだスーパースター森高さん。
震災後の熊本のイベントで、素人カラオケ大会のような安っぽいステージでくまモンと共演しながら「この街」を歌う森高さんの映像は見ました。それはそれで素敵な光景だったのですが、やはり本気で歌う「森高ライブ」が熊本で行われるのは26年ぶりであって、震災後初なわけです。
そして、先日の当ブログでも書きましたが、森高さんが今後このような全国ツアーを行うことがあるかどうかは未定で、もしかして、もう今後熊本凱旋公演があるのかどうかもわからない状況。
これも先日書きましたが、森高さんは今度の凱旋公演に関して「『この街』を熊本で歌えることは感慨深い」とコメントされていて、セトリの中に「この街」が入ることを早々と公言されているわけです(ま~、「この街」ツアーですから、「この街」を歌わないことはありえないのですが)。
私としては、こうなったら曲順を入れ替えて、本編ラストを「コンサートの夜」にして、アンコールで「テリヤキ」をやって、おいおい、まだいちばん大切な曲をやってないだろ、という感じで満を持してWアンコールに「この街」を持ってきてもいいかなと思ったりします。ついでに、「ザ・森高」の時のように、最初バラード調から入る「この街」でもいいです♪ やっぱり熊本で聴く「♬この街が大好きよ 生まれた街だから」は特別です♪(注:厳密に言うと「この街が大好きよ」という歌詞も「生まれた街だから」という歌詞も実際にあるのですが、この2つが連続する部分はありません。念のため)
セトリの希望を言い始めると結構際限がなくて、ノーマルとスペシャルとどっちがいいかと言われるとやっぱりスペシャルの方がいいし、せっかくドラムを叩くんなら「ザルで水くむ恋心」もやってほしいし、東京でやった「うちにかぎってそんなことはないはず」、私の思い出の曲「Memories」、あと「その後の私」「あるOLの青春」「あなたは人気者」とか聴いてみたいです。「夜の煙突」から「GET SMILE」への酸欠2連発も体験してみたいですね~♪
ま~、なかなか難しいとは思いますが、それでも、熊本凱旋公演ということで、1曲増えるとか、トリプルアンコールがあるとか、何かサプライズ演出があってほしいという希望的観測♪
ただ、あんまり熊本だけ特別なことやっちゃうと、その前日の鹿児島軽視にもなりかねないわけで、他会場とのバランスという問題はあるかと思います。そんな中で控えめに希望するとすれば、やはりアンコールの中に「うちにかぎってそんなことはないはず」を追加してほしいな~・・♪
あとはお客さんの熱量ですね。コンサートの楽しみ方は人それぞれでよいのですが、自分が参戦回数を重ねてそれぞれの曲ごとの弾け方がわかってくると、周囲のお客さんの弾け方に物足りなさを感じてきてしまいます。先日の大阪公演でも、有名な「森高千里の部屋」の管理人さんが「隣の席の人は手拍子ひとつ打たなかった」と残念がっておられました。
今回のツアーは、キャパが千人ちょいの小さな会場も多々ありましたが、今度の熊本城ホールはその2倍の2300人です。あくまでコンサートの楽しみ方は人それぞれでよいのですが、2300人がひとつになれればすごいパワーが生まれると思います。今度の熊本公演は、今回のツアーの中ではエポックメイキング的な公演になることは間違いないけれど、森高さんの歴史の中で、普通の「凱旋公演」にとどまるのか、「伝説の凱旋公演」になるのかは、2300人ひとりひとりの肩にかかっていると言っても過言ではないのではないかと、このように思うわけです。
あ、申し遅れましたが、私自身が今回の凱旋公演に参戦するかどうかは、ここでは伏せておきたいと思います・・、おわり。
Posted at 2019/12/01 02:53:58 | |
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森高千里 | 音楽/映画/テレビ