最近、別のことに熱をいれていて(笑)、気が付いたら後期型FK8ネタでのブログ更新は昨年11月を最後に途絶えていました。一応中四国・九州エリアでは最速で納車されたと思われる私の後期型FK8。現在、納車から8カ月。8000キロ走行しましたので、簡単に印象を振り返っておきます。

◆ターボっぽくないターボ
昔よくあった、タイムラグのあるドッカンターボ的なところが全くなく、低回転からスムーズに吹け上がります。NA的というかスーパーチャージャー的というか。かつてのタイプRのNAのVTECエンジンのように、ある回転数からVTECが効いて別のエンジンになるような劇的な瞬間はないけれど、実に使いやすいです。
低回転からトルクがあるのはさすがターボで、この辺はNAのDC5との大きな違いです。特に登りのワインディングでは、NAのDC5だと低速ギアでアクセルのオンオフをしながら走るとギクシャクしがちなところが、FK8の場合はDC5より高いギアで走っても苦も無く加速するのでギクシャクせずに登れます。
◆FFっぽくないFF
公道を普通に走っている分には、ワインディングであっても何事も起きずオンザレールで走ってくれるので、駆動方式が何であるのか感じさせない安定感があります。FF特有のトルクステアもありません。サーキットレベルを走ってみないと、FFを感じることがないのかもしれません。
◆MTっぽくないMT
シフトダウン時に自動的に回転を合わせてくれるのでヒール&トゥーが不要。発進時も回転不足は電子制御で補ってくれるのでエンストもしづらいです。MT初心者も安心して乗れます。FK8にしばらく乗った後にDC5に乗って、FK8の感覚で発進すると、エンジンあおり不足でエンストしそうになったりします(笑)。
ということで、ターボっぽくなく、FFっぽくなく、MTっぽくないFK8。それぞれのネガティブな部分を見事に消してくれているのですが、これがともすれば「タイプRっぽくない」という評価にもつながります。
中古車市場でFK8の価格が高騰しているのと同様に、DC2、EK9、FD2などのNAのタイプRの価格が異常高騰しているのもわかるような気がします。実際、後期型FK8と前期型DC5を日替わりでドライブしていて、どちらもそれぞれの魅力を感じます。
あえてFK8のネガティブな部分を挙げるとすれば、やはりボディのデカさと重量でしょうか。高速道路や主要国道を走っている分にはFK8の車格は全然問題ないのですが、小道を走ったり、狭い駐車場に駐車するのはできれば避けたいシチュエーションです。また、下りながらのコーナリング時に、あ~、DC5より重いな~という感じを受けます。

そんな中、本日DC5を車検に出しました。20年目31万キロのDC5ですが、このまま2台体制を堅持することにしました。やっぱりこのDC5は手放せません。
と同時に、FK8も着実にタイヤが摩耗してきているので、いよいよ具体的に社外ホイールの検討をSHOPに打診しておきました。20年来のおつきあいなので、私が少し伝えると、大体わたしの希望していることは察知してくれます。
18インチ鍛造で、レイズを中心にFK8適合のホイールをリストアップしてくれるよう取引会社に連絡してくれました。それでもさすがに、FK8のホイールがPCD120であることはご存知なかったようで、驚いておられました。
以上、FK8は何かとお金がかかるし、DC5との2台体制も大変ですが、楽しいクルマ生活です。久々のクルマネタブログでした(笑)♪
Posted at 2021/06/19 22:01:50 | |
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