車内置き去り1歳死なす
輪島署は26日、穴水町下唐川、介護士仲間勝彦(36)、妻の寿子(ひさこ)(38)両容疑者を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕した。
発表によると、2人は25日午前10時半頃から約4時間半、輪島市のパチンコ店駐車場で、窓を閉めてエンジンを切ったワゴン車内に、長女実夢(みゆ)ちゃん(1)を放置し、死亡させた疑い。2人は「子供を置き去りにしてパチンコをしていた」と供述し、容疑を認めているという。
午後3時頃、車に戻った2人が、後部座席のチャイルドシートでぐったりしている実夢ちゃんを病院に運んだが、熱中症とみられる症状で死亡が確認された。
金沢地方気象台によると、同日の輪島市の最高気温は午後1時15分頃の28・9度だった。
日本自動車連盟(JAF)石川支部によると、2006年7月に行った調査では、午前11時に外気温が30・4度だったが、車内の温度はすぐに42・9度になったといい、同支部は「大人でも苦しい。1歳にはとても耐えられないだろう」と話した。
県少子化対策監室によると、県内では過去5年、子どもの車内放置による搬送、死亡件数は0件だった。
2人の自宅周辺の住民からは、幼い命が失われたことへの悲しみと、置き去り行為への驚きの声が聞かれた。近所の主婦は「夫婦は明るくて優しかった。人形のようにかわいい子ども(実夢ちゃん)を連れて出かける姿をよく見た」と話し、突然の悲報に肩を落としていた。
また、近所の男性は「(置き去りは)ニュースで報じられているのに、まだやるのかと思った」と半ば、あきれた様子で語った。
勝彦容疑者は、今年5月から穴水町の介護施設で働いており、施設関係者によると、25日は公休だった。高齢者の入浴や食事の介助などを担当し、遅刻や無断欠勤などのトラブルはなかったという。
一方、事件現場となったパチンコ店では、子どもの置き去り防止などのため、1時間に1回、駐車場の見回りをしていたという。店内では置き去り防止を呼び掛ける放送を流し、入り口には注意を呼びかける張り紙もしていた。
男性店長は「置き去りに気付かなかったのは残念」と話していた。
> 発表によると、2人は25日午前10時半頃から約4時間半、輪島市のパチンコ店駐車場で、窓を閉めてエンジンを切ったワゴン車内に、長女実夢(みゆ)ちゃん(1)を放置し、死亡させた疑い。。
亡くなったお子さんには哀悼の意を表します。
> 日本自動車連盟(JAF)石川支部によると、2006年7月に行った調査では、午前11時に外気温が30・4度だったが、車内の温度はすぐに42・9度になったといい、同支部は「大人でも苦しい。1歳にはとても耐えられないだろう」と話した。
ろくな水分補給もなく、暑さ対策もされていないまま42.9度の中に大人でもいられるでしょうか。
とてもではないですが無理でしょう。
しかし、今回はこの置き去りを中心に取り上げたいわけではありません。こう言うことも起きている中、実は関西地区ではこんなことも起きていたりします。
パチンコ景品交換所の女性、スト突入 大阪府内の3労組
大阪府内のパチンコ景品交換所に勤務する女性たちでつくる三つの労働組合(組合員計約560人)が15日、初の24時間ストライキに入った。現在の時給1010円から同1100円への賃上げを求めている。妥結しなければ今後もストを打つ構えだ。
女性たちは財団法人・大阪障害者母子寡婦福祉事業協会(大阪市中央区)に雇われている。多くがシングルマザーや寡婦、障害者だ。協会は寡婦らの雇用の場を作る目的で1961年に設立され、パチンコ業界でつくる大阪府遊技業協同組合から、府内にあるほぼ全店の景品買い取り業務を請け負っている。
労組によると、2004年までは繁忙手当などを含めて正規職員で月22万円程度の収入があった。しかし、遊技業協同組合から福祉事業協会に支払われる手数料が引き下げられ、月収は18万円程度に。労組側は正規・パートの時給を90円上げるよう求めてきた。
三つの労組の上部組織は連合、全労連、全労協に分かれているが、今回は一斉ストに。約300人が加盟する連合大阪地方ユニオン大阪地域合同労組の中山鶴津子・分会長は「仲間の多くが新聞配達や飲食店の仕事を掛け持ちし、体はぼろぼろ。ほかに仕事は探せないだろうと足元を見られている。黙って踏まれたままじゃ、すまさない」と話す。
同協会は「賃上げは難しく、夏の一時金で対応したい」としている。スト中、交換所は組合員以外の職員で対応する。
朝日新聞より
> 大阪府内のパチンコ景品交換所に勤務する女性たちでつくる三つの労働組合(組合員計約560人)が15日、初の24時間ストライキに入った。現在の時給1010円から同1100円への賃上げを求めている。
景品交換所の給料ってこんなに高いとは思っても見ませんでした。
とりあえず、大手コンビニの時給の相場が大体800~900位でしょうか。
これだけでもかなり高いと思っておりますが、それ以上に問題なのはこちら
> 女性たちは財団法人・大阪障害者母子寡婦福祉事業協会(大阪市中央区)に雇われている。多くがシングルマザーや寡婦、障害者だ。協会は寡婦らの雇用の場を作る目的で1961年に設立され、パチンコ業界でつくる大阪府遊技業協同組合から、府内にあるほぼ全店の景品買い取り業務を請け負っている。
障害者を雇っているのだからいいじゃないかという意見もあるかと思います。しかし、重要な点は
財団法人
でして障害者を雇うという時点で公益法人の可能性がある以上、課税されていない可能性があります。
障害者を雇っているのだからそのくらいされてもいいのではという意見もあるかと思います。
この財団法人のHPを見てください
財団法人・大阪障害者母子寡婦福祉事業協会
トップページには
財団法人大阪障害者母子寡婦福祉事業協会とは?
母子家庭の母、寡婦、身体障害者その他援護育成を要する者に対し、その独立心を損なうことなく社会人として生活するための仕事として、パチンコの賞品交換業として発足。パチンコあるところに出張所あり。
設立経緯を見ると
昭和36年当時、大阪府下には遊技店(パチンコ)が600余店あり、それらの各店が、客に貸玉と交換に提供した景品は暴力団関係者により交換換金され、暴力団の資金源となっていました。
そこで大阪府遊技業組合連合会(現:大阪府遊技業協同組合)は、暴力団の介入を排除するため、いわゆる「自家買い(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律{以下「風営適正化法」という}第23条、第1項第2号「但し現行規定」)」等の法律の規則に違反しない方法として換金業務を第三者に託するとともに社会福祉に貢献するための方策を関係行政機関等と協議いたしました。
当時は、国の高度経済成長政策が開始された時期でしたが、社会は経済的に不安定でありました。
特に身体障害者、母子家庭の母、寡婦の方々(以下「身体障害者等」という)の就職は困難を極め、その生活は非常に不安定でありました。そこで何としてもまず、その人々の就労の場を確保しようと府下社会福祉団体の関係者等有志が、相諮り、関係行政機関の助言を受け、身体障害者等のうち特に援護育成を必要とする者を(パチンコ店が客に提供する)景品の買取りに従事する職員として採用することにしました。
> 昭和36年当時、大阪府下には遊技店(パチンコ)が600余店あり、それらの各店が、客に貸玉と交換に提供した景品は暴力団関係者により交換換金され、暴力団の資金源となっていました。
過去は暴力団の資金源として扱われていたことを認めておりますが…
> 換金業務を第三者に託するとともに社会福祉に貢献するための方策を関係行政機関等と協議いたしました。
> 身体障害者等のうち特に援護育成を必要とする者を(パチンコ店が客に提供する)景品の買取りに従事する職員として採用することにしました。
> 独立心を損なうことなく社会人として生活するための仕事として、パチンコの賞品交換業として発足。パチンコあるところに出張所あり。
これ少々ややこしく見えますが、仕組み的には案外単純な感じがします。要は資金源が暴力団からパチンコ団体に移っただけとしか思えません。
しかも日本では賭博は禁止されています。つまり、利益を得ているのは身体障害者などではなく、パチンコ団体が儲かっているということにならないでしょうか。
しかもたいていは景品交換所はパチンコ店とは別だと言ってますが、間接的な関与は上記のHPで認めております。
しかも、警察は介入せずに放置
これでどうやって警察を信用できるのでしょうか。
探せばさがす程、あらが出てくるこのパチンコ業界。パチンコは本当に娯楽と言えるのでしょうか?子供の命を奪うほど夢中にさせるパチンコ、パチンコ店内でマネーロンダリングを行うパチンコ、本当に必要なのでしょうか。
少なくとも個人的にはパチンコは娯楽施設ではなく、違法賭博、マネーロンダリングの巣窟にしか見えないのですが、皆様はどう思いますか?