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「東北地方 太平洋沖地震」に関して、悪質なチェーンメールが数種類、流れている様です。

代表的なものは、千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所の火災に関するものと、東京電力福島第１原子力発電所や被災地域にある原子力発電所に関するものの様です。

コスモ石油千葉製油所については、コスモ石油関係者の情報として、火災で発生した煤煙の中に有害物質が含まれていて、雨と共に降ると言うもの

また、原子力発電所については、つくばの研究施設関係者（なんだろう…（苦笑））や原子力研究者の情報として、現在、問題を起こしている東京電力福島第１原子力発電所等の炉心圧力を下げると、首都圏で大規模停電が発生すると言うもの

共に、全く根拠の無い話しです。

コスモ石油に関しては、油田火災じゃあるまいし、発生メカニズムとして考え難いです。

原子力発電所については、これは、もう程度が低すぎて…（苦笑）
原子力発電所、火力発電所共に、震災発生と共に、緊急停止し、発電を停止しています。
既に発電を停止している発電所をドウコウしたって、現在の電力供給量を全く変化させないことは、簡単な理屈として分かりそうなものですが…（苦笑）

問題は、各地で原子力発電所や火力発電所の運転が停止していることで、既に電力供給量に不足が生じていることです。
まだ通電していない地域が、今後、復電すると、絶対的な供給量が不足する訳ですから、企業だけでなく個人消費としても節電を心掛けたいところです。

しかし、何と言うか、関東大震災の時の「朝鮮人が井戸に毒を入れた」（今ならやられそうですが…）では無いですが、悪質なデマを流す輩は、時代を超えて存在するんですネ（苦笑）

※写真は、3月11日の15:10頃、みなとみらいから撮影した風景
日石の根岸製油所で、製油不用物の緊急破棄焼却を行っているところだと思います。
これも遠くから見ると、コンビナート火災に勘違いされそうです。

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