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発端は、東京電力が、17日の夕方に寒気の流入に伴う厳しい寒さの為、暖房需要の増加から給電能力を大幅に上回る需要が予測されると発表したことです。

このこと事態は、特段問題視する内容ではありませんが、これを受けて、午後、海江田万里経済産業相が、電力需要が給電能力を超える勢いで増加しており、夕方以降、予測不能な大規模停電が発生する恐れがあると記者会見したことが、パニックに火をつけた形になったと思います。

国土交通省が、首都圏の鉄道事業者に対して、緊急的な列車本数の削減を指示したことの報道が、パニックを更に加速させたと思います。

誰の頭にも11日に列車が止まって帰れなくなったこと、14日に列車の運行状況が悪化し、出社が難しかったことが過ったのではないでしょうか？

企業の多くで、帰宅指示が出たことも歯止めを失うことになったと思います。

東京電力は、海江田万里経済産業相や政府の「予測不能の大規模停電」（ブラックアウト）と言う表現に噛み付いて、そう言うことは発生しないと反論しましたが、今をトキメク原発狼少年企業が大丈夫と言えば、それは、危ないと解釈されますし、反論した時は、既に各ターミナル駅の混雑は、ピークに達していましたから、意味の無い発表と言えます。

問題は、パフォーマンス大好き民主党政権のありかただと思います。
こう言う発表を、こう言う表現で行えば、当然、この様な帰宅パニックが発生することは、誰が考えても分かるはずです。
その前に、昼間からオフィスに煌々と灯りをつけている大企業、煌びやかなショーケースに灯りを点している商業施設に、節電を義務付けるべきではないのですか？
計画停電から除外されている東京２３区には、節電の意識すらない企業がゴマンといますヨ（苦笑）

民主党は、何処まで国民を追い詰めれば気が済むのでしょうか…

20:00頃、みなとみらいの出先から駅に向かって歩くと、人気の少ないガラ～ンとした街並み
その向こうには、フロアーの灯りを煌々と点けたオフィスビル（あれ？全社員に帰宅命令を出したなんて報道されていた自動車メーカの本社ビルも…）
入線して来た電車は、ガラガラ（但し、宴の後を感じさせるやつれ方）
なんか変です（苦笑）

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写真は、2011年03月08日に「昨年より遅い感じ」として、アップした慶応大学・日吉キャンパスにある桜です。

この9日間で、随分、大きくなりました。

真冬の様な寒い天気が続いていますが、確実に季節は移ろっているのだと感じさせます。

このつぼみが開く頃、世の中は、どうなっているのでしょう…
パンドラの箱から最後に出て来たものは、随分、酷なことをするものです。

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