
12月21日、にっぽん丸「サンタクルーズ東京C」
東京国際クルーズターミナルの離岸予定時刻は16:30でしたが、全ての乗客の乗船が終わり、東京西航路の混雑状況(管制航行が行われているので、自由に入出港はできない)から予定より早く離岸することになりました。
これは飛行機と同じ感じで、混雑時、離陸申請を早く行った方が、遅延なく離陸でき、予定時間通りに行うと混雑状況によっては、プッシュバック待機になって初っ端から遅延が始まるのと似ています。
にっぽん丸は、今年2月~4月に、2回目となる大改装を行い、新しいタイプの客室が増えて、客室数は203室、ステートルーム等、予備ベッドを使用することで1室3名の滞在が可能な客室をフルに使うと最大532名を乗船させることが可能です。
現在、武漢ウイルス対策として、最大乗客の約4割で運航する制限を設けています。
単純計算すると、今回の「サンタクルーズ東京C」では、約330名が乗船できる計算になりますが、実際は250名前後の枠だったようです。
キャンセル等もあったようで、実際に乗船していたのは、200名以下だったのではないかと推察しています。
出港時の動画は、16:24頃、撮影
12月21日は冬至だったので、陽が落ちるのが早く、16:30前で茜色の夕焼け状態でした。
通常であれば、羽田空港の離発着便のラッシュ時間帯に入りつつあるところですが、武漢ウイルスの影響で減便が続いているので寂しい感じです。
船の方も入出港のラッシュ時間帯に入っているので、対岸の大井コンテナ埠頭から大型のコンテナ船が相次いで離岸していました。
にっぽん丸が離岸しようとしている東京国際クルーズターミナルがある場所を含め、京浜港東京区として管理されています。
大江戸温泉物語の前あたりにあるのが、青海信号所
この信号の表示に従う必要があり、この時は「F」の表示でした。
青海信号所の「F」は、
・ 長さ300m(油槽船は、総トン数5,000トン)以上の入出航船は、入出航禁止
・ 長さ300m(油槽船は、総トン数5,000トン)未満の入出航船は、入出航可
の意味になり、旅客船であるにっぽん丸の長さは166.65mなので、入出港できます。
東京国際クルーズターミナルを離岸し、東京西航路に入り、東京湾外を目指します。
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Posted at 2020/12/25 02:29:26 | |
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