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「気候変動枠組条約締約国会議」の第27回目の会議COP27（Conference of the Parties 27）が、11月6日・日本時間の17:00からエジプトのシャルムエルシェイク（シナイ半島の先端に近い南東部のリゾート地）で始まりました。

昨年のCOP26で、世界の平均気温の上昇を1.5度までに抑える努力を各国が追求することで合意しましたが、いまいまの各国の削減目標では、今世紀末までにおよそ2.5度上昇する試算も出ています。

COP27に参加している190を超える国と地域が対策の強化に向け合意し統一したメッセージが出せるか、中国やロシア等の自国優先主義に加え、ロシアのウクライナ侵攻も続いており、難しい状況にあると思われます。

会議は、今日から18日まで開催され、7日・8日は首脳級会合が開催予定です。
また、14日からは閣僚級会合が開催され成果文書の作成に向けた交渉が行われるとみられています。

COP27で開催内容等については、国立研究開発法人国立環境研究所が運営する「気候変動適応情報プラットフォーム」（A-PLAT）のCOP27特集ページが分かりやすいと思います。

業務としての気象ビジネスとしては勿論、金融リスク等のカテゴリもあり注視しております。




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