どんみみのブログ一覧

11月7日、防衛省・統合幕僚監部は、中国海軍艦艇の情報を２件発表しました。

１件目は、11月5日・08:00頃、宮古島の北約170kmの海域において、同海域を南進する中国海軍ドンディアオ級情報収集艦１隻（艦番号「７９８」）を確認し、その後、当該艦艇が宮古海峡を南東進、太平洋に向けて航行したことを確認したと発表しました。

２件目は、11月7日・08:00頃、宮古島の北東約110kmの海域において、同海域を北西進する中国海軍ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦１隻（艦番号「１５５」）を確認し、その後、当該艦艇が宮古海峡を北西進して東シナ海へ向けて航行したことを確認したと発表しました。

先の中国の習近平国家主席の発言からも分かる通り、まず台湾を武力統一することは厭わない、次に尖閣諸島の保全（中国領として）は歴史的悲願（海底資源の存在が分かる1970年代までは知らん顔だったのにいつから歴史的なんだろうか…）と言うこと、また、中国の防衛思想として第一列島線（九州南端から西南諸島、台湾に至る島嶼線）は、中国の海（領土・領海）と言う発想が歴史的（こちらは少なくとも清朝から）に根強くありますので、少なくとも宮古海峡以西は自分の物と考え、躊躇なく海軍艦艇を通航させ、更には、先般来続いている領海侵犯、測量行為を続けていると推察されます。

日本は狂気に満ちたロシア、中国、北朝鮮と言った領土的侵略の野望を持つキブレ集団と接する最前線にあることを、今一度、認識すべきだと強く思います。







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11月7日、防衛省・統合幕僚監部は、ＥＵ海上部隊（スペイン空軍）との海賊対処共同訓練を11月4日に実施したと発表しました。

実施場所は、アデン湾
海上自衛隊：派遣海賊対処行動航空隊 Ｐ－３Ｃ×１(隊司令 ２等海佐 吉留 章友)
ＥＵ海上部隊（スペイン空軍）：Ｐ－３Ｍ×１
で、 目標探知識別訓練、写真撮影訓練を実施したと発表しております。

派遣海賊対処行動の対象地域での海賊事案は減少傾向にありますが、依然、海賊が発生する背景要因の解消には至っていないことから、引き続き、我が国のシーレーン防衛、国際貢献の為にもこの様な訓練、交流は重要と考えます。



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