
1995年(平成7年)1月17日・05:46:52
淡路島北部沖の明石海峡付近を震源(震源の深さ約16km)とするM7.3の地震が発生しました。
この地震で神戸市、芦屋市、西宮市、宝塚市、淡路島の一部で震度7の激震を観測し、震災関連死を含む6,434人もの命が失われました。
この兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)から28年が経ちました。
失われた多くの御霊の安からんことを、改めてお祈り申し上げます。
以下、昨年アップした内容を再掲します。
まず、当時のことを振り返ります。
地震の発生を知ったのは、地震の発生から1時間少々経過した07:00前
電話が掛かってきて、凄いことになっていると告げました。
「高速道路が倒壊」「阪神電車が脱線」等々の被災状況が、質の悪いジョークだと思いましたが、テレビを見て呆然としました。
近畿地方に対する安否確認の電話が、最初は通話出来たのに、07:00を過ぎた頃から段々、繋がらなくなって、08:00を過ぎたら、もう一切ダメでした。
震災から数日後、尼崎までは公共の交通機関で行けましたが、そこから先は徒歩の方が確実だったこと、新大阪で折り返し運転を行っていた下りの新幹線は被災地へ向かう方が多く乗車していたこと、逆に上りは悲しみに包まれていた感じがしたのを覚えています。
また、当時、マスコミを中心に繰り広げられた頓珍漢な自衛隊批判(例えば、E-2Cを投入すれば、もっと情報把握がスムーズに行われた…、戦争する汚れた手から物をもらったらあかんと喚いた北朝鮮系資金の援助を受けている議員等々)も忘れてはならないと思います。
基本的には、東日本大震災の時も彼らは同じ態度であったと思います。
こうした無責任で、反日的な活動が今も続いていることを失われた御霊の為にも決して忘れてはならないと思います。
次に、地震の概要ですが、この地震を引き起こした断層群(北淡活動セグメント)を改めて見ると、まず、28年経過した現在も微小地震を含む余震活動が続いていること(最後の2つの画像は、震災から現在まで、10年前から現在まで、兵庫県で震度1以上を観測した地震のプロットです)、また、関連はないと言う説もありますが、断層群の北東側、高槻市付近では、2018年6月18日にM6.1、最大震度6弱の大阪府北部地震、南西側の淡路島中心部付近では、2013年4月13日にM6.3、最大震度6弱の地震が発生しています。
この付近の内陸部の活断層では、大きな活動が歴史地震として確認されているものが幾つかあります。
また中央構造線やその先の四国・和歌山沖の南海トラフ等、かなり微妙なバランスを保っている感じがする個所が幾つもあります。
阪神淡路大震災まで、京阪神・和歌山・奈良では、大震災は関西にはないと思っていた方が結構いました(当方も意識調査をしたことがあります)。
最近では、かなり防災意識が高まっているとは思いますが、こうした大震災のあった日に、改めて点検・確認するのも良いかと思います。
※映像は、産総研の活断層データベース、気象庁の地震データベースからキャプチャ取得しました。
128471
Posted at 2023/01/17 12:40:37 | |
トラックバック(0) |
気象・地震火山 | 日記