
既報の通り、11月20日、紅海をインドに向け航行中の自動車運搬船「Galaxy Leader」(総トン数:17,127t、普通自動車約5000台積載可能)が、イエメンの親イラン武装組織フーシ波により乗っ取られました。
真偽は不明ですが、
SNS上に乗っ取り時の様子が、アップされています。
同船は、パナマ船籍で、レイ・カーキャリアーズが船主、日本郵船が傭船し運航しています。
船舶管理会社は、ギリシャのスタムコ・シップマネジメントです。
乗組員は25名で、日本国籍の方は乗船していません。
船主のレイ・カーキャリアーズは、イスラエル人実業家のウンガー家が創業しており、これがテロ集団の攻撃主張となっています。
国際法上、例え船主がどうであれ、民間船舶を臨検権を有さない組織が拘束することは、海賊行為に等しいと見なされます。
乗っ取られた海域は、欧州とインド洋・太平洋を結ぶ重要な海上ルートで、この事件を受け、既に複数の船舶が同海域を前に引き返す等、世界の海上輸送に影響が出始めています。
同海域は、第150合同任務部隊(CTF150、アラビア海、アデン湾、紅海海域における対テロ作戦任務(対海賊行為)の多国籍海上部隊)の任務範囲です。
CTF150には、日本の海上自衛隊も参加していますが、海上自衛隊の中東派遣の作戦行動範囲に紅海は含まれていません。
今後、我が国の物流(シーレーン)の安全を確保する為、海上自衛隊の作戦行動計画を見直し、CTF150としての活躍が望まれるところです(今回のような武装テロ集団からの攻撃に民間船舶の警備要員、対策では、対象が難しい)。
ところで、船籍、船主は他国であっても、傭船主は我が国の日本郵船です。
船体の映像を見れば一目瞭然ですが、誰が見てもNYK lineの文字とファンネルの日本郵船を示すマークが見て取れます。
つまり、日本が関わる船だと言うことは分かる訳です。
狂信的なキブレ武装集団にそう言う船が襲われていることに対して、増税クソメガネ率いる我が国政府は、首相官邸、内閣府、外務省等、何処も声明を出していないのは如何なものかと思います。
海上輸送の多くが、今回のような傭船関係にある船舶で運航されていることを考えたとき、増税クソメガネが如何に我が国国民の生命、財産に無関心(搾取することには関心がある)か分かるかと思います。
この様な状況ですので、人質解放に向け、我が国が何かしらの対応をすることは絶望的に期待できませんが、民間人25名の無事の解放を願っております。
キブレ武装集団は過去の例を見てもアラーとやらのせいにして平気で人を殺めますからね
あと、こう言う宗教に汚染されているものが我が国国内にも相当数いることを忘れてはならないと思います。
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Posted at 2023/11/22 03:14:06 | |
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