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2月11日、防衛省・統合幕僚監部は、令和6年能登半島地震に係る災害派遣について、情報を更新し、発表しました。

以下、発表本文です。

＜全般＞
〇 令和6年1月1日（月）1610頃、石川県能登地方を震源とする最大震度7（Ｍ7.6、深さ約16km）の地震が発生。
〇 同日1645、石川県知事から陸上自衛隊第10師団長（守山）に対して災害派遣要請があり、同時刻受理。
〇 ２日（火）1040、陸自中部方面総監を長とする統合任務部隊（JTF）を編成
〇 4日（木）0900、富山県知事から陸上自衛隊第10師団長（守山）に対して災害派遣要請があり、同時刻受理。
〇 9日（火）、陸自第10師団長が富山県知事から災害派遣撤収要請を受け、富山県における活動を終了。
〇 2月2日（金）0800、自衛隊は統合任務部隊（JTF）から、地域に密着した陸自中部方面隊を中心とする約1万人の災害派遣態勢に移行。
引き続き、被災者に寄り添ったきめ細やかな生活支援活動等を実施中。

＜2月10日までの活動実績（延べ）＞
人命救助：救助・1,040名
衛生支援：診療・約660名、患者輸送・約720名
輸送支援：糧食・約3,519,000食、飲料水・約1,903,000本、毛布・約18,000枚、燃料・約166,000L等
給食支援：約130,000食
給水支援：約4,400t
入浴支援：入浴約172,000名
「はくおう」利用者：約1,500名
道路啓開：県道1号、6号、52号、57号、266号、285号及び国道249号の一部区間

＜2月10日（土）の主な活動＞
【人命救助活動】
・道の駅すず塩田村周辺において土砂・瓦礫除去による人命救助活動を実施
（陸自第10施設大隊）

【道路啓開活動】
・珠洲市において道路啓開活動を実施
（陸自第10施設大隊）

【輸送支援活動】
・輪島市において物資輸送を実施
（空自第23警戒隊、中部航空管制警戒団）

【給水支援活動】
・珠洲市、輪島市、能登町、穴水町において給水支援活動を実施
（陸自第10師団、第１３後方支援隊、需品教導隊、空自中部高射群 等）

【給食支援活動】
・珠洲市、輪島市、能登町、穴水町において給食支援活動を実施
（陸自第10師団）

【入浴支援活動】
・珠洲市、輪島市、能登町、穴水町、志賀町、七尾市において入浴支援活動を実施
（陸自北部方面後方支援隊、中部方面後方支援隊、東北方面後方支援隊、第1後方支援連隊、第2後方支援連隊、第4後方支援連隊、第12後方支援隊、第13後方支援隊、海自舞鶴地方隊、空自第1航空団、北部高射群、中部高射群、中部航空管制警戒団、西部航空管制警戒団等）

【その他】
・1月１4日（日）以降、防衛省がPFI方式で契約している民間船舶「はくおう」等を七尾港に派遣し、PFI船舶支援隊が石川県と協同して、被災された方々や自治体等の支援者の一時休養施設を開設。




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