10月12日、気象庁は「ひまわり９号の観測障害について」を発表しました。
※12:00現在、第二報まで発表されています。
以下、第一報の発表内容です。
【報道発表日】
令和７年10月12日
【概要】
令和７年 10 月 12 日０時 30 分頃から静止気象衛星「ひまわり９号」の観測に障害が発生しており、全ての衛星画像の提供ができない状態になっています。
現在、待機中の「ひまわり８号」による観測へ切り替える作業を実施中です。
【本文】
令和７年 10 月 12 日０時 30 分頃から、静止気象衛星「ひまわり９号」の観測に障害が発生しています。
このため、全ての衛星画像が提供できない状態になっており、気象庁ホームページ『気象衛星ひまわり』をはじめとしたコンテンツの一部が更新されない等の影響が発生しています。
障害の原因については調査中です。
障害の解消まで時間を要する可能性があることから、待機中の「ひまわり８号」による観測を開始する準備を進めているところです。
現在、台風や火山灰の監視等の一部に影響を受けていますが、警報・注意報等の発表には支障ありません。
今後随時、最新の状況をお知らせします。
【問合せ先】
気象庁情報基盤部気象衛星課 電話：03-3434-9038
【資料全文】
【報道発表】ひまわり９号の観測の不具合について [PDF形式:100KB]
https://www.jma.go.jp/jma/press/2510/12a/himawari9_shogai_20251012.pdf
https://www.jma.go.jp/jma/press/2510/12a/himawari9_shogai_20251012.html
※以下、第二報（ひまわり９号の観測障害について（第２報））の発表内容です。
【報道発表日】
令和７年10月12日
【概要】
令和７年10月12日０時30分頃から静止気象衛星「ひまわり９号」の観測に障害が発生しており、全ての衛星画像の提供ができない状態になっていましたが、可視画像について本日８時20分から「ひまわり８号」の観測による画像提供を開始しました。
引き続き、赤外画像等について「ひまわり８号」の観測への切り替え作業を実施中です。
【本文】
令和７年 10 月 12 日０時 30 分頃から、静止気象衛星「ひまわり９号」の観測に障害が発生しています。
このため、全ての衛星画像が提供できない状態になっており、気象庁ホームページ『気象衛星ひまわり』をはじめとしたコンテンツの更新や、気象庁外への画像データの配信が行えない等の影響が発生していましたが、待機中の「ひまわり８号」による観測のうち可視画像について準備が整ったことから、本日８時20分から「ひまわり８号」の観測による可視画像の提供を開始しました。
赤外画像等については、正常な観測データの提供には観測機器を所定の温度まで冷やす必要があり、この冷却作業にさらに時間を要することから、提供開始までしばらく時間を要する見込みです。提供の準備が整いましたら改めてお知らせする予定です。
【問合せ先】
気象庁情報基盤部気象衛星課 電話：03-3434-9038
【資料全文】
【報道発表】ひまわり９号の観測障害について [PDF形式:100KB]
https://www.jma.go.jp/jma/press/2510/12b/himawari9_shogai2_20251012.pdf
https://www.jma.go.jp/jma/press/2510/12b/himawari9_shogai2_20251012.html
※第二報の通り、12:00現在、可視画像は復旧していますが、他のモードの復旧はまだです。
※ひまわり９号は、2016年11月2日に打ち上げられました。
昨年11月にも障害が発生しており、同事象でないことを祈るばかりです。
現在、バックアップ機として運用されているひまわり８号は、2014年10月7日に打ち上げられました。
次のひまわり１０号の打上は、2030年に予定されていますので、それまでの間、なんとか乗り切って欲しいです。
※追記
16:00頃、若干ノイズが入っていますが、全モード復旧した模様です
#気象庁 #ひまわり #障害
Posted at 2025/10/12 12:12:28 | |
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10月12日、気象庁は「ひまわり９号の観測障害について」を発表しました。
