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Part1に引き続き晩春の御苑から。

本社外での打ち合わせは、

タイミングを合わせれば多少の

イロは付けられるので悪くない。




※GWも終わりだというのに、未だに桜ってのも季節感を損なうことこの上ないのですが、どうぞご容赦のほどm(_ _)m




この日ももともと四谷三丁目での打ち合わせ要請を受け、

完全に御苑にロックオンしたため、半ば強引に終了時間を指定。

事前準備の甲斐あってほぼタイムスケジュール通りに事が運んだ。

※帰社時間が数分オーバーしてしまった点は内緒の話


御苑は新宿区と渋谷区に跨がる環境省管轄の庭園である。

新宿駅から10分程度という立地にありながら1年を通して

10万本を超える植物を楽しむことができる都心のオアシスだ。

今回の掲載は御苑の里桜に終始するのだが、

久しぶりに御苑の成り立ちについて再掲しておこうと思う。



《以下、公式HPやパンフ、書籍、まとめ記事から抜粋し適当に要約》


1590年豊臣秀吉は関東地方一帯を徳川家康に授けた。

【１】





家康は江戸入城に際し、信頼を寄せる家臣の内藤清成に

【２】





江戸屋敷の一部として現御苑の土地を与えたと言われている。

【３】





内藤家7代清牧は1691年信州高遠の城主となるが、

【４】





内藤家の屋敷はその石高に比べてあまりにも過分であったため、

【５】





屋敷の一部を幕府に返上せざるを得なくなったという。

【６】





1872年政府は、内藤家が所有し続けた土地と幕府に返上された

【７】





隣接地を併せた広大な敷地に内藤新宿試験場を造営した。

【８】





この辺りは現在でも内藤新宿と呼ばれている。

【９】（御衣黄）





同試験場では植物の品種改良および最新技術の導入が試みられ、

【１０】





1874年には内務省の管轄となり、主に研究施設として利用された。

【１１】





1879年には宮内省の所管となり、その名を新宿植物御苑と改める。

【１２】





当時は、鴨池、養魚池、更に動物園も造られ、皇室の御料地・

【１３】





農園として運営され、果樹や野菜の栽培研究が行われた。

【１４】





日本初の温室蘭等の栽培が試みられたのも新宿植物御苑だそうだ。

【１５】





戦後、御苑は国民公園として運営されることが閣議決定し、

【１６】





1950年に厚生省、2001年からは環境省の所管となっている。

【１７】





因みに大正天皇や昭和天皇の大喪の礼が行われたのも御苑である。

【１８】





御苑は、日本庭園と英国風景式庭園、フランス式整形庭園が

【１９】





58ヘクタールという敷地内に組み合わされる形となっている。

【２０】





多種樹木のうち1,300本は桜だそうで、見事な花を咲かせるのも頷ける。

【２１】







御苑ははや初夏の様相を見せ始めていた。

これからの季節、ポスト桜の花たちが競うように一斉に咲き乱れる…。



※Fujifilm GFX 50S　Fujifilm GF63㎜ F2.8 R WR


（了）