
2019年10月22日(火)。
即位礼正殿の儀が執り行われた日。
僕らは宮古島の青い空の下にいた。
東京は生憎の雨だったけど島は晴天。
この日はゆっくりホテルをチェックアウトして、まずは手近な来間島へGO!
大橋を渡りそのまま島の反対方向にあるムスヌン浜へ。
広がりは乏しいけど、人が殆どいないためプライベート感たっぷりだった。
来間大橋を渡って宮古島に戻り、前々日ホテルのチェックイン時に、
フリーチケットの配布のあった、宮古島熱帯果樹園「まいぱり」へ。
結論から言うと、ここはもうちょっと何か工夫がないと厳しいだろうなと感じた。
僕らは徒歩でぐるりと軽く散歩しただけだったけど、正直あまり観る対象がなく、
無料のマンゴージュースをいただき、トイレを借りたという記憶いや記録になった。
(マニラヤシ)
(テイキンザクラ)
続いて向かったのはガイドブックでもお馴染みの砂山ビーチ。
タイミングの問題かも知れないが、あの岩のアーチは無粋な金網で覆われていた。
しかもその網には外国人海水浴客のタオルなどの私物が大量に引っ掛けられて。
波打ち際では例によってポーズをキメまくるスマホ撮影に勤しむ方々多数。
レンズをタオルの掛かっていない網の中に挿し入れて撮影したけど、どうかなぁ〜、
白砂の急坂を上り下りする価値があったのか?とやや考えさせられたかな(^^;
少し波は高かったけど、キレイはキレイだったんだけどねー💦
砂山から市街地側に戻って宮古神社に参拝した。
最南端の神社での御朱印をいただくことに♪
※ちなみに最南端の寺院の御朱印は、以前訪れた石垣島の桃林寺(だと思う)
ここでも結構な外国人観光客に出くわした(苦笑)
そして、宮古島定番の伊良部大橋に。
確かに巨大建造物としての威容を誇り、その景観に圧倒されるけど、
今回の旅を通じこの橋を何往復もしてみて、ここの凄さはもっと別の所にあると。
それはつまり生活の支えとして、もはや「ない」ことは考えられない点じゃないかと。
自分は離島に暮らしたことはないけれど、その快適さと不便さの想像はできる。
日常はもちろん、災害や病気やケガなどの緊急時に橋があるとないとでは大違いだ。
僕らのような観光客も気軽に離島を訪れ、多少なりとも島経済への貢献もできるわけだし。
自然環境の破壊という観点では相当の議論があったのだと思うものの、あらためて、
地域に根付く方々への貢献度は計り知れないものがあるんじゃないかなと感じた。
伊良部島に渡ると島の最高所に鳥の形をした展望台が見えてくる。
鳥はこの島に馴染みのある猛禽類の「サシバ」らしい。
ここでは大規模な「渡り」が見られることから、シンボル化されているのだとか。
駐車場から緩い坂を少し上がっていくと、その展望台にたどり着く。
道すがらいくつかの花が咲いており、そのためか蝶が多いんだよね。
展望台からの景色は、、、とにかく「絶景」のひと言に尽きる。
眼下の大和ブー岩はもちろん、伊良部大橋、宮古島市街地、平良港、遠く池間島も見える。
海の色、空の青さが相まって、何というか、いや息を呑むような美しさ、雄大さだった。
来間島の竜宮展望台も素晴らしかったけど、眼前の広がりはこちらが上手だと感じた。
(宮古の街)
(平良港に停泊していたイタリアのコスタネオロマンチカ)
(伊良部大橋)
(大和ブー岩と伊良部大橋)
せっかく大橋を渡ってきたのだからという単純な理由で、隣接する下地島にも訪れた。
お上りさん気分で最近リニューアルされた下地島空港に行ってみた。
ちょうど便のない時間だったようで、ターミナルは閑散としていた。
新しいだけに綺麗な施設だったけど、規模が小さいので受入便数には限界があるだろうな。
TVで放映されるオシャレな空間は、Air利用者じゃないと拝めないようだった、念のため。
で、この日から2日間は、伊良部島に開業した新しめのホテル泊まり。
早めにチェックインすることに。
とても明るく清潔感のある施設で、従業員の教育も行き届いていて好感が持てた。
伊良部の海が見渡せ、ビーチも目の前、メジャーな渡口の浜までも至近というロケーション。
夜になるとプールがライトアップされ、落ち着いたとても良い雰囲気を見せてくれた。
これで宮古島の旅3日目は終了です。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
Day4に続く・・・。
FUJIFILM X-H1 FUJINON XF10-24㎜ F4 R LM OIS WR + XF50-200㎜ F3.5-4.8 R LM OIS
(了)