今日は選挙日ですが、Grand prix de Belgiqueの日でもあり、この予選でとんでもない番狂わせが起きましたよね
ベルギーGP予選の詳細レポート
2009 年F1第12戦ベルギーGPが8月29日(土)、スパ・フランコルシャン・サーキット(1周/7.004km、30日決勝44周/308.052km)で 2日目を迎え、現地時間14時(日本時間21時)からQ1、Q2、Q3の3つのセッションでなる公式予選が行われた。
現地時間11時から行われた予選前最後のフリー走行では、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)がトップタイムを記録した。ハイドフェルトはこのトップタイムをハード側のタイヤで記録していたため、予選中は各車のタイヤ選択にも注目が集まる。今季は苦しい戦いが続き、BMWがF1撤退を発表しているBMWザウバーだけに、チーム存続に向けてもいい成績を残したいところだろう。また、このセッションではレッドブルのマーク・ウェバーがトラブルを抱えていた。エンジンのトラブルであった可能性も高いが、もしエンジンが原因だった場合、これでルノーとレッドブルの決別が決定的になったとの意見もある。
セッション開始時の天候は晴れ、気温15℃、路面温度26℃となっている。Q1前半、全車がタイムを出した段階では、ハイドフェルドがトップに立っていた。またフォース・インディアの2台が好調で、2台とも上位につけている。セッション終盤には、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)がタイムを更新し、トップに立つ場面もあった。今週末は苦しい戦いとなっているウィリアムズだが、中嶋一貴(ウィリアムズ)がQ1で脱落となってしまった。また、フォース・インディアは2 台揃ってQ2へ進出を果たしている。Q2では、ほとんどのドライバーがソフト側で走行する中、ロバート・クビサ(BMWザウバー)がハード側のタイヤで走行を始めていた。また、セッション後半から走行を開始したニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)もタイヤはハード側だった。このセッションでもフォース・インディアは好調で、ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)がQ3進出を果たした。そして、タイトルを争っているジェンソン・バトン(ブラウン GP)はここで脱落となってしまった。Q3でもBMWザウバーの2台、ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)などがハード側のタイヤでタイム計測を行っていた。セッション終盤には、なんとフィジケラがトップに立った。その後、誰もフィジケラのタイムを上回ることができず、ベルギーGPのポールポジションはフィジケラが手にした。フォース・インディアにとっては初のポールポジションである。
2位から10位までの結果は次の通り。
2 位ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、3位ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)、4位ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)、5位ロバート・クビサ(BMWザウバー)、6位キミ・ライコネン(フェラーリ)、7位ティモ・グロック(トヨタ)、8位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、9位マーク・ウェバー(レッドブル)、10位ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)。
トップ10位以外の日本勢は、中嶋一貴(ウィリアムズ)が18位だった。
【セッションレポート】
予選Q1は20分間で戦われ、16位から20位のドライバーがここで予選を終えることになる。セッションが始まると、まずはジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)がコースへ出てきた。これに続いて、数台のクルマがコースへ入っている。セッション開始から5分が経過すると、ロバート・クビサ(BMWザウバー)を除く全車がコースへ出た。その後、クビサも走行を始め、全車がタイムを出した段階でトップに立っているはハイドフェルド、2番手エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、3番手ジェンソン・バトン(ブラウンGP)となっている。
残り5分となった段階で脱落するポジションにいるのは、ロメ・グロジャン(ルノー)、ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)、中嶋一貴(ウィリアムズ)、ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、ルカ・バドエル(フェラーリ)。セッション終盤、各車がタイムを更新していく中、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)がトップタイムを更新した。しかしその後、フィジケラがトゥルーリのタイムを更新している。また、バドエルがコースオフし、グラベルから抜け出せなくなったため、コース上ではイエローフラッグが出された。今週末は苦戦が続いているウィリアムズでは、中嶋一貴(ウィリアムズ)がここで脱落となってしまった。
Q1で予選を終えた16位から20位は以下の通り。
セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)、ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、中嶋一貴(ウィリアムズ)、ロメ・グロジャン(ルノー)、ルカ・バドエル(フェラーリ)。
予選Q1のトップ5は、ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、マーク・ウェバー(レッドブル)だった。
予選Q2は15分間で戦われ、11位から15位のドライバーがここで予選を終える。セッションが始まると、各車が続々とコースへ出てきた。ロバート・クビサ(BMWザウバー)はこのセッションを、ハード側のタイヤで走り始めている。クビサ以外のドライバーは、ほとんどがソフト側のタイヤを装着している。セッションの半分が経過した段階で脱落するポジションにいるのは、スーティル、フェルナンド・アロンソ(ルノー)、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)、ハイドフェルド、ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)。ロズベルグはまだタイムを計測していない。
セッション後半になってようやくロズベルグがコースへ出てきたが、ロズベルグはハード側のタイヤを装着している。ロズベルグの1回目のタイムは15番手だった。また、セッション終盤に向けて、全車がコースへ入っている。各車がタイム更新を続ける中、一時はフィジケラがトップに立っていた。ここで、ドライバーズ選手権のトップに立っているバトン、そしてアロンソ、マクラーレンの2台も脱落となってしまった。
Q2で予選を終えた11位から15位は以下の通り。
エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(ルノー)、ジェンソン・バトン(ブラウンGP)、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)
予選Q2のトップ5は、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、ロバート・クビサ(BMWザウバー)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)だった。
予選Q3は10分間で戦われ、このセッションでポールポジションが決定する。このセッションでは、ライコネンが先頭でコースへ出てきた。多くのドライバーは、コースへ出たもののタイムを計測することなくピットへ戻り、タイヤを交換して再びコースへ出て行った。
セッション終了直前、この予選で絶好調なフィジケラがトップタイムを更新した。その後、フィジケラのタイム更新をするドライバーはなく、何とフィジケラがフォース・インディアにとって初となるポールポジションを獲得した。
ベルギーGP決勝は明日30日(日)、現地時間14時(日本時間21時)から行われる。
Carviewより
今年のグランプリは初っぱなから番狂わせばかりでしたからね。
Brawn GP、Redbull F1、Toyota F1そして今回の
Force India
いや、誰も予想していなかったでしょう。
確かにAdrien Sutilの結果がかなり良かったのでQ3にはいつかは食い込むじゃないかと思ってはいましたが、まさかこのベルギーGPでポールとは…
そして3位のNick Heidfeld、常にKubicaの後ろだったのがまさかここでKubicaよりも良い成績を出すとは(というKubicaも5位という結果なので健闘しておりますが)
今日の決勝レースは誰にも予想ができないと思いますよ。
個人的にはFisichellaにPole to Winになって欲しいなぁって言う気もするし、Nick Heidfeldにもがんばって欲しいし、Trulliが優勝して君が代聞かせて欲しいという気もあるし…
え?中島君ですか?がんばって欲しいけど、厳しいだろうなぁ
ついでにLuca Badoerは…テストドライバとしては良いかもしれないですけどねぇ…
Sebastien Bourdaisに戻ってきて欲しいなぁ
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自動車関係 | 日記
Posted at
2009/08/30 18:56:58