先のブログ、フランスでの報道では、識者の皆様から多くのご意見や御見解を賜り、ありがとうございます。実はあの記事には続編がありまして、フランスのメディアではわざと取り上げなかったりしたものがあります。
それは
1)フランス当局により支那に対し不利益やメンツを潰す報道は固く禁じた
2)支那のメンツを潰す行動は半ばテロリスト扱いをする
これが故、ソースを見つけるのが大変でした。
先ず1はこちらです
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Manifestation pour le Tibet et contre la venue de Hu Jintao
アップロード者 enquete-debat . - 入りたてのホットなニュース動画
なおこの中でのインタービューを訳しますと
問い:あなたはデモの参加者ですか?(注:この方はチベットかウイグルの旗をもって歩いているようにも見えます)
参加者:はい、今回フランスは世界一強圧な独裁者、胡錦濤を受け入れ、そして胡錦濤は自らのやり方をフランスに強制し、フランス人、並びにチベット人の自由を奪ったことに対し抗議のデモを行っております。1949年からチベットは侵略され、サルコジーは大量の契約書に署名はするが、人権問題や侵略問題には一切触れない。ダライラマ法王を受け入れる際にはまるで厄介者の如く非公式に会談を行い、胡錦濤に対しては国賓として最上級のもてなしで受け入れた。
問い:あなたはフランスが2000億ドルに達する契約書をサインすることに反対ですか?
参加者:フランスが契約書にサインをすることには異論はないが、尊厳や(フランス人としての)誇りを失ってまでサインするべきものではない。しかしサルコジーはフランスの尊厳を傷つけ、誇りを安売りした。フランスの価値の一つである人権を守るべきであり、歴史やその他のフランスが作ってきた価値を捨ててまでやることは看過できない。
問い:フランスの雇用を守るべきではないのか?
参加者:雇用問題について語りましょう。フランスが支那に安売りした技術、テクノロジーによって今日の雇用は守られるかもしれませんが、明日の雇用は破壊されます。
問い:たとえば?
参加者:核技術、飛行機、地下鉄など、すべて技術移転を行えば万単位の失業者が将来的に生まれるのは確実です。
問い:では胡錦濤を受け入れるべきではなかったのか?
参加者:いや、受け入れるべきだが、契約のみの話だけではなく、支那国内における問題も取り上げるべきだ。支那は自由で民主主義な国ではない。UMP(筆者注:現与党名)は中国共産党と手を取り合っている。これはまさに国辱以外何物でもない
問い:しかし中国共産党は資本主義に舵を切りだしているが
参加者:ええ、資本主義になりだしてますよ、それも野蛮な資本主義(筆者注:意訳すると自由放任市場原理型資本主義)に。彼らは野蛮な政党なのですから。
問い:支那は貧乏なのだから…
参加者:ええ、知ってますよ。一体何百万人の人間が奴隷みたいな生活を送ったりや知的貧乏者になっているのかも
当然インタービューはネットメディアのものですが、朝一番のニュースではさっとは取り上げましたが、それ以降は全くこういうデモがあったと言う事は取り上げられませんでした。
次の2の証拠ですがこちらをご覧ください
VIDEO
Reporters sans frontières manifeste pour Liu Xiaobo au passage du cortège du président chinois
RSF(国境なき記者団)のサイトにも載っておりますが劉暁波氏の解放しろというための抗議を行うためシャンゼリゼ通りを通過の際、傘に劉氏を解放せよとしたものは私服警官並び制服警官によって取り上げられ、ラジオでは取り押さえられたとまで言われております。
当然日本の尖閣沖の衝突ビデオ流出はCNNなどは取り上げても、フランスのメディアでは取り上げられませんでした。
フランス国旗の象徴である青、白、赤の三色旗、ご存じかもしれませんが
自由、平等、博愛(友愛とも言われております)
今回の一件、いやサルコジーになってから支那に関しては自由と平等は確実に奪われております。また真実は友愛されまくっております。
フランスで一番自分が嫌いな部分
偽善
の丸出しです。
現に別の番組で支那に進出したら、技術だけ奪われて夜逃げするように帰ってきたという報告もありますが、そういうのは深夜枠でしか取り上げられません。
フランスの冷凍食品なども支那生産が増えているのですが、そういうことも取り上げられません。
つまり政治は媚中であってもフランス国民には支那に対して脅威は根強いのです。
たとえばこちらの動画をご覧ください
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'Toxic sofa' customers to receive up to £20m
アップロード者 itnnews . - 最新のニュースに関する動画を見る。
これは英国での報道ですが、同じことがフランスでも起きました。
未だにフランス国民の間では
支那製=信用できない商品
というイメージがあり
支那=侵略者
というイメージが大半です。そのために政府はメディアを利用して支那のイメージアップをするためのプロパガンダも流しております。
ここまで来たらお気づきになると思いますが
日本における反中デモ
尖閣沖の衝突ビデオ
あるいは日本における韓流や支那へのイメージアップと同じです。
自分は日本国籍を有している以上、フランスの政治に関してとやかく言える立場ではありません。しかし、このような事が何度も起きており、煮え湯を飲まされるようなことは何度もあります。これを知っているが故、日本で同じようなことがされるのが許せないのです。それゆえに時事ネタを書きつづけているのです。
また、海外にいるからこそおかしいと思えることもある以上、取り上げ続けているのです。
日本で起きていることが、フランスではサルコジーになってから始まっているのです。つまり今日の日本が明日のフランスや欧州で起きかねないわけです。
それゆえに昨日の記事では表立ってのニュースだけを取り上げ、あえて先入観を与えないようにしたのはここにつなげたかったからであります。つまり、支那はあわよくば欧州も飲み込もうとしているのです。それを阻止できるのは他ならない日本だと思っております。
しかし今の民主党では絶対に出来ません。
中国:ギリシャ国債を買い増し 首脳会談で表明
中国主席、ポルトガル国債購入表明か
中国 東南欧に投資攻勢 インフラ整備、格安落札に地元反発も
つまり、支那は日本という国を民主党政権によって制圧した以上、次は欧州を狙っております。
あえてお聞きします。
仮に中共支那が世界征服を行った場合、未来はありますか?
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フランス関係 | 日記
Posted at
2010/11/07 04:40:02