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2011年03月29日

鳩山イニシアチブの一環 - プルサーマル計画の推進

鳩山首相「核燃料サイクル推進したい」

 鳩山由紀夫首相は30日午前、参院本会議での代表質問で、原子力発電に関し「低炭素型の社会の実現に向けて原子力政策は不可欠」と述べ、原子力を国家戦略として推進する考えを強調した。

 さらに鳩山首相は、発電に使った使用済み核燃料を再び発電に使う「プルサーマル計画を含む核燃料サイクル政策も推進してまいりたい」と述べた。
自民党の小池正勝議員の質問に対する答弁。

 民主党はマニフェスト(政権公約)で原子力利用は明記していたが、核燃料サイクルの記述はなかった。

元記事は産経新聞ですがすでに削除済みのため匿名党様より引用

プルサーマル福島原発の耐震安全性評価に着手
最初は全文載せていましたが、主水さんのご指摘で参考情報だけにとどめました。
内容は読者の御判断に委ねます。

プルサーマル方式の利点と欠点

利点 [編集]

原則として、従来の軽水炉のままで運用が可能である。
従って、高速増殖炉の実用化を待たずに、再処理された核燃料(プルトニウム)の消費が可能になる。
これにより、資源の有効利用が図られるだけでなく、エネルギー自給率を高めることができる。さらに、余剰のプルトニウムを持たないという国際公約を守ることができる。
プルサーマル方式そのものについてでは無いが、再処理をするということは使用済み燃料からウランを回収するということであって、ワンススルー方式に比べ高レベル放射性廃棄物の量が大幅に減る。放射能の量が減るわけではないし、ガラス固化体の取り扱いは大変(20年間常時監視、その後深地層処分が必要)だが、輸送や処分場の規模を1/10程に抑えることができる。[2]

欠点 [編集]

しかし、プルサーマル方式は、元々ウラン燃料を前提とした軽水炉でプルトニウムを(一部)燃やすこともあり、経済的な課題のほか、技術的に見て課題点が多い。

再処理に関わる部分

軽水炉からの高レベル核廃棄物をそのままガラス固化させる場合と比べ、事故が発生する可能性が飛躍的に高まる
再処理によって核廃棄物は却って増える(一般的な資源のリサイクルと異なる点)
冷戦終結後、ウラン資源の需給は安定しており、再処理で製造したMOX燃料では経済的に引き合わない状態になっている(つまり、プルサーマル計画自体が不経済)。
再処理を行なうと核燃料の高次化が進むため、最大でも2サイクルまでしか行なえない(高速増殖炉の場合はこの問題は発生しにくい)[3]。
これに対し原子力関係者は使用済み燃料の発生量や再処理工場の能力などから1サイクル目が終わるのは来世紀などと考え向き合うことを避けている。
再処理を行っても、利用できるのは使用済み核燃料のうち1~2%を占めるプルトニウムのみで、燃え残りウランは高速増殖炉のメドが立っていない現在、利用するアテがない。

MOX燃料の軽水炉での燃焼に関わる部分

高速増殖炉と比べて燃焼中に核燃料の高次化が進みやすく、特にアメリシウム241が生成されやすくなる。核燃料の高次化が進むと、反応が阻害され、臨界に達しなくなってしまい、核燃料として使用できなくなる。
上記と関連し、事故が発生した場合には従来の軽水炉よりプルトニウム・アメリシウム・キュリウムなどの超ウラン元素の放出量が多くなり、被曝線量が大きくなると予測される。
原子炉の運転や停止を行う制御棒やホウ酸の効きが低下する。[4]
燃え方にムラが生じ、よく燃えるところの燃料棒が加熱・破損しやすくなる。もっとも、これは現行の方式ではコストを下げるために一部の燃料棒のみにMOX燃料を入れるから起きる現象で、コスト面を犠牲にして全燃料棒にMOX燃料を入れるように変更すれば回避できる。
水蒸気管破断のようなPWRの冷却水温度が低下する事故や、給水制御弁の故障のようなBWRの炉内圧力が上昇する事故が発生した場合において、出力上昇速度がより速く、出力がより高くなる。(燃料体の設計および原子炉内での配置を工夫することによって対処が可

Wikipediaより引用

MOX燃料の問題点

ウラン新燃料に比べ放射能が高い(特に中性子が著しく高い)ため、燃料の製造については遠隔操作化を行い、作業員の不要な被曝に十分配慮して行う必要がある。
ウラン中にプルトニウムを混ぜることにより、燃料の融点が下がる。これにより燃料が溶けやすくなる。また熱伝導度等が、通常のウラン燃料よりも低下する。これにより燃料温度が高くなりやすくなる。
核分裂生成物が貴金属側により、またプルトニウム自体もウランよりも硝酸に溶解しにくいため、再処理が難しい。
FPガスとアルファ線(ヘリウム、ガス状)の放出が多いため、燃料棒内の圧力が高くなる。
性質の違うウランとプルトニウムをできる限り均一に混ぜるべきであるが、どうしてもプルトニウムスポット(プルトニウムの塊)が生じてしまう。国は基準を設けて制限しているが、使用するペレット自体を検査して確認することはできない。

Wikipediaより

プルサーマルの専門ではないので余計なコメントは避けますが、どうもこの問題の根底にはなんらかの利権が絡んでいるようにしか思えません。
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Posted at 2011/03/29 21:26:07

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この記事へのコメント

2011年3月29日 21:36
経済産業省がプルサーマルを推し進めた一味なのですから、海江田が先頭で消火作業に臨んでも、なんらおかしくない話ですよね。

というか、民主党のトドメになるのでは?
コメントへの返答
2011年3月30日 4:57
> 経済産業省がプルサーマルを推し進めた一味なのですから、海江田が先頭で消火作業に臨んでも、なんらおかしくない話ですよね。

処分されるべきは東京消防庁ではなく経産省ですね。
通産省の体質からなんも変わってないですからね(;´Д`)
2011年3月29日 21:48
何はともあれ早く石棺の準備をして欲しいものです。
と言っても冷やさないと石棺も作れませんが、それまでに何人の被曝者が出る事やら・・・。
安全な作業環境を整えるにはトレンチの汚水などは外洋投棄するしか無いでしょね。
綺麗事を言ってないで、とっととその辺りの特例法を作って欲しいものです。
コメントへの返答
2011年3月30日 4:59
> 石棺の準備をして欲しいものです。

つかそれしかないでしょう。
現政府は未だに生かせようとしているみたいですけど。

一体、何人の被爆者が出るのか見当がつきません。
2011年3月30日 7:01
鳩と海江田は何人の国民を殺せば気が済むんでしょうね。

原発処理とともに、亡くなられた農家の方の野菜を食い尽くしてもらいましょうよ。
コメントへの返答
2011年3月30日 17:58
鳩、小沢、海江田だけでなく、民主党政権はあと何人国民から犠牲者を出せばいいのでしょうかね。

水、野菜、牛乳だけでなく、下手したら海も汚染されている可能性が(;´Д`)

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