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Heero Yuyのブログ一覧

2008年07月22日 イイね!

EFC (Entry Famili Car) - 一考

先ほどのトヨタの記事に出てきたEFC(Entry Family Car)にして個人的な一考をしてみたいのですが、まずEFCは既に日本に存在しました。

それは

トヨタ カローラ

です。
なぜ、あえて過去形にしたかというと

1)高級化に走りすぎた
2)むしろファミリーカーとして域の超えた
3)徹底的なお客様主義による価格の高騰

によって本来あるべきはずのカローラはカローラではなくなってしまった気がします。
ただ、誤解して欲しくないのは今のカローラが悪いと言っているわけではありません。良い車だと素直に思います。
また、お客様主義に関しても悪いとは言いません。過剰過ぎるのに問題があるのではと思っています。

ただ、本来の考え

「落第点があってはいけないのが80点主義ですが、全部が80点でもだめで、90点を超えるものがいくつかなくてはならない」
長谷川 龍雄氏

ならばどのような車がEFCとなり得るのか。

欧州には既に答えがあります

Skoda by VW
Dacia by Renault

Skodaは高級化しつつありますが、Daciaはまさに世界展開しているEFCカーの代表です

例1:Dacia Logan
確かにデザインはぱっとしません、装備も非常にベーシックですしかし中間グレードからはパワステ、エアバッグ、パワーウィンドー(フロントのみ)など一応最低限の快適装備もついてきます。
中身はルノーの部品を(Clio、Espace、Megane等の部品やエンジン)流用しております。
気になるお値段ですが
ベーシックグレード:7600ユーロ(1.4lガソリンエンジン)
最上級グレード:13940ユーロ(1.5lディーゼル、オプションフル装備)
とこの手の車では

最廉価

です。
しかもこの車、一時期は

プレミア

までついてました。
しかもこの値段、親会社の

Renault Clioと同等かそれ以下

広さは

Renault Megane並
なぜ売れてるのか?

1)安い
2)必要最低限の装備が中間グレード以上でそろっている
3)突出したところは無いが全てが及第点

まさに、本来カローラのあるべき姿がこの車には詰まっています。

例2:Skoda Octavia

昔のSkodaはどちらかというとぱっとしないデザインですが、このところ価格とのバランスがとれてきたりと良い感じです。
中身はシャシー、エンジン、部品なども含めVW製です
お値段は

ベーシックグレード:18190ユーロ(1.6lガソリンエンジンハッチバック)
最上級グレード:31590ユーロ(2.0lTDIディーゼルエンジンDSG搭載モデル)

確かにDacia Loganとは一概に比較できませんが、親会社のVW Passat、Renault Laguna、Citroen C5、日本車だとトヨタ アヴェンシス、マツダ アテンザなどに比べても最低20%以上も安いです。
しかも装備なども上記のモデルと比べても引けを取りません。

こういう感じでEFCは徐々に市場を食い始めてるわけですが、トヨタもEFCを作るのであれば

もう一度カローラの哲学を再考するべきでは

と思います。
Posted at 2008/07/23 06:22:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自動車関係 | 日記
2008年07月22日 イイね!

為るべくしてなったのでは?

トヨタ、販売計画を下方修正へ 米市場の不振を補えず

 トヨタ自動車が下方修正する方針を固めていた平成20年のグループ全体の販売台数(ダイハツ工業、日野自動車含む)の計画について、修正幅を35万台程度で調整していることが22日分かった。この結果、当初計画の985万台から950万台程度に修正する見通し。

 トヨタ幹部が同日夜、明らかにした。新計画は来週にも発表する。ガソリン高などの影響を受け、最大の市場である米国での落ち込みが想定以上となったためで、新興国で販売を伸ばしてもカバーできないと判断した。

産経新聞より

トヨタ、世界販売を下方修正へ 米国市場の低迷で

 トヨタ自動車が、2008年のグループ全体の世界販売台数(ダイハツ工業、日野自動車含む)を当初計画の985万台から950万台前後に下方修正する方向で最終調整していることが16日、分かった。主力市場の米国で景気減速やガソリン高騰の影響を受け、大型車を中心に販売が落ち込んでいるため。月内にも修正計画を公表する。

 トヨタはここ毎年、世界販売台数を年50万台程度上積みしてきた。昨年は936万台を記録し、業界首位の米ゼネラル・モーターズ(GM)に肉薄した。しかし、米国を中心に市場が変調してきており、急成長を続けてきたトヨタの勢いにもブレーキがかかった形だ。

 トヨタの米国販売は年初から前年割れが続き、6月の新車販売台数は前年同月比21%減と大幅に落ち込んだ。さらに、米国3工場での一部ラインの休止など減産も決めており、08年当初の米国販売計画(264万台、単体)の達成は困難と判断したもよだ。また、日本や欧州も前年実績を下回るペースで推移している。



 トヨタ自動車は16日、ブラジル・サンパウロ郊外に同国2番目となる完成車工場を建設すると発表した。生産するのは新興国向けに開発中のEFC(エントリー・ファミリー・カー)と呼ばれる小型の低価格車。年産能力は15万台で2011年に稼働を開始する。投資額は600億円超とみられる。同国市場で欧米メーカーに押され気味のトヨタだが、EFCを武器に巻き返しを図る考えだ。

産経新聞より

この結果は為るべくしてなった物としか言い様が無いですね。

米市場の大型4輪駆動の優先、EFCの開発遅れ等どれも後手後手に回って、こういう結果を招いたとしか言いようがないですね。
何しろプリウスが売れているのだからハイブリッド車を優先的に生産すればそれなりに対処できたはずなのが、この体たらく…

広告つき新車、走らせれば6万円 トヨタ限定販売

 新車を購入し車体両側に広告をつけて走るだけで、6万円がもらえる…。トヨタ自動車は15日、新車購入をサポートする新しい試み「カーバイト」を北海道と神奈川県で始めた。若者の車離れに少しでも歯止めをかけるのが狙い。新車にスポンサー企業の広告を90日間付けて一定距離走るだけで、6万円がもらえるというアルバイト感覚のサポートだ。

 北海道では、北海道テレビ放送(HTB)がスポンサーとなり、若者に人気の車「bB」を計15台販売。神奈川県ではUSENがスポンサーで、「bB」など計50台を販売する。先着順で、広告期間終了後、特殊シールの広告ははがすことができる。

 初日の15日は、札幌市東区の複合商業施設「アリオ札幌」で発表イベントが行われ、HTBのデジタル放送のチャンネル番号「6」をデザインした広告をつけた「bB」が登場し、会場に集まった若者らの興味を引いた。

 札幌市の大学生、風呂田郷史さん(20)は「6万円は魅力。おもしろい企画だ。広告をつけて車を走らせることに抵抗はない」と話した。

産経新聞より

すいません、これ根本的な解決にはなってないと思うんですけど。
価格だけの魅力では持続的な販売維持ができないと思うんですけど。そのうちマツダ地獄ではなくトヨタ地獄に為る可能性が…

それ以前に

期間従業員(派遣、請負も含む)の数を減らして正規雇用を増やし、徹底的な下請けへの圧迫をやめ、サービス残業やQC活動等に対して正当な対価を払い、異常なほど儲け主義から脱却しない限りトヨタの未来は無いと思います
Posted at 2008/07/23 05:24:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | トヨタ | 日記
2008年07月22日 イイね!

富士重、ダイハツから3車種調達 軽OEMを24年までに7万台規模

 軽自動車の開発・生産から撤退することを決めた富士重工業が、提携先のトヨタ自動車グループのダイハツ工業から供給を受ける軽自動車のOEM(相手先ブランドによる生産)計画が16日、明らかになった。供給車種は「ムーヴ」「ミラ」など3車種を軸に調整を進めている。平成24年までに商用車を含め現在の5車種を3車種のOEMに集約する。24年の供給台数は昨年度の富士重の軽生産台数(約13万3000台)のほぼ半分の7万台規模となる見通しだ。

 富士重は4月、資本・業務提携しているトヨタグループとの関係強化を発表した。トヨタが富士重への出資比率を8・7%から16・5%に引き上げるとともに、ダイハツから富士重への軽の供給や、トヨタと富士重がスポーツカーを共同開発することなどで合意した。

 富士重は国内販売台数のうち、3分の2を軽自動車が占めるスズキや、ダイハツとの激しい販売競争で軽事業の採算が悪化していた。

 富士重とダイハツは提携合意後、供給する車種や台数について協議を重ね、このほど大筋で計画がまとまった。富士重の背高ワゴン「ステラ」の後継車はダイハツの「ムーヴ」をベースにする。さらに、ハッチバッグ型の「R1」「R2」の後継車は昨年度約8万台販売したダイハツの主力車「ミラ」をベースとする方向だ。

 また、ワゴンや荷台付きタイプを持つ商用車「サンバー」シリーズの後継には、ダイハツの商用車「ハイゼット」シリーズがベースになるようだ。サンバーは全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会(赤帽)が配送車として大量納入している。両社は大口顧客である赤帽に配慮し、調整を進めたうえでOEM車への切り替え時期を決める。

 富士重は軽自動車以外でも今年10月からダイハツの小型車「クー」や、トヨタから22年末をめどに小型車「ラクティス」のOEM供給を受ける。

 富士重は今後、得意の「レガシィ」「インプレッサ」など走りに定評のある乗用車に専念し、「水平対向エンジン」などの独自技術の開発に集中投資していく方針だ。

産経新聞より

とうとう後継車、新規供給車が決まったみたいですがせめて

サンバーだけは残して欲しかった

と言う気持ちが多いのではないんでしょうか。
スバル360で一世を風靡したスバルの軽自動車が無くなるのは寂しい限りですが、スバルというブランドが無くなるのと軽をなくすのだと比べたら苦渋の選択だったと言えますね。

ちなみにステラに対してムーブというのは想像はつきやすかったのですがまさかR1、R2に対して

ミラとはorz

いや、ミラは嫌いじゃないし、良い車だと思いますよ。正直。
でも、せめて

R1=ソニカ
R2=ミラ


って感じにして欲しかったですねぇ…

それからラクティスの供給は賛成です。
ラクティスはFun Cargoの後継車でニーズに合ってるような気がします。
しかし…

何でCoo(Bb)が?!

どうせJusty名乗るのなら

欧州と同じBoonもってこいや!

スバル版Boonは割と評価高いですよ。
たぶん足回りいじってるみたいなので、疲れにくい、長距離もできる車と評判が出てますから。

でも、どちらにしても

サンバー・ディアスの生産中止の再考を!

客なくすぞ、スバル…
Posted at 2008/07/23 04:29:38 | コメント(7) | トラックバック(0) | スバル | 日記

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「スバル・三菱・スズキのAWD性能を比較してみた http://cvw.jp/b/205797/48144383/
何シテル?   12/15 22:42
どうも、在仏歴2X年を終えて帰国したHeeroと申します。 最近、みんカラの活動はほぼ冬眠状態です(;´Д`)
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