邦人退避へチャーター機派遣検討 日本政府
日本政府は29日、エジプト滞在中の邦人旅行者らを帰国させるため、チャーター機を派遣する検討に入った。菅直人首相は同日、ダボス会議出席のために訪問中のスイスから前原誠司外相と枝野幸男官房長官に電話をかけ、「万全の対応をとるように」と指示した。
前原氏は同日夕、訪問先の那覇市で記者団に対し、奥田紀宏駐エジプト大使から電話で邦人退避のためのチャーター機派遣の検討を要請されたことを明らかにし、「必要になった場合には対応できるように準備を指示した」と述べた。前原氏によると、エジプトに滞在する邦人は、旅行会社の団体旅行客だけでも2300人超。枝野氏は同日、首相官邸で記者団に対し、邦人の安否について、「悪い情報はない」と述べた。
一方、外務省は同日午前、「中東・北アフリカ情勢に関する緊急対策本部」(本部長・前原氏)を設置して初会合を開いた。会合では、邦人保護などについて協議し、エジプト全土への渡航延期や滞在中の邦人に国外退避を勧める「危険情報」を出した。また、前原氏は同日昼から1泊2日の日程で沖縄を訪問していたが、同夜開催された2回目の対策本部の会合に出席するため、急遽(きゅうきょ)、日程を短縮して帰京した。
菅直人首相は同日、スイスで開かれているダボス会議の講演で、「ムバラク大統領は改革をすると言っている。多くの国民と対話して国民が広く参加する政権をつくり、市民生活の平静を取り戻すよう期待している」と述べた。
産経新聞より
邦人500人が空港足止め 外相、駐日大使に対応要請
前原誠司外相は30日午前、外務省にアブデルナーセル駐日エジプト大使を呼び、騒乱状態となっているエジプト国内情勢への憂慮を伝え、平和的解決を要請した。同時に、カイロから成田、関西両空港へ向かうエジプト航空便が欠航となり、約500人の日本人観光客が空港で足止めされていることを指摘、早期に対応するよう求めた。
これに対し大使は面会後、記者団に「外出禁止令が解除された後、欠航した分も含め便を飛ばし、日本人を帰国させられるか検討したい」と述べた。
前原氏は面会で「政府と国民双方が暴力的な行動を自制し、話し合いで安定した政権をつくることを強く望む」などと強調。「日本政府は、観光客や不要不急の在留邦人には、いったんエジプト国外に出てもらう決断をした」と説明し、早急に航空便を手配するよう要請した。
産経新聞より
少々古い話題で申し訳ありません。実は見落としておりましたOTL
何気にこの記事には落とし穴がありまして
http://twitter.com/#!/h_hirano/status/40177415451840512
菅首相がダボス会議に行ったのは1月28日。実はそのときエジプトでは約500人の邦人がカイロ空港で足止めされていた。そこで外務省が政府専用機を邦人救出に使おうと提案したところ菅首相がキレた。専用機はオレが使う。勝手にエジプトに行った奴をなぜ助けるのか、と。「週刊朝日」3/4より
http://twitter.com/#!/h_hirano/status/40179085019717632
困った外務省は前原外相と相談。外相は首相を説得したが、首相は聞き入れず、28日夕に出発し、30日午後に帰国。ここで許せないのは「勝手に外国に行った奴を政府専用機まで使ってなぜ救うのか」という発言。一国を代表する宰相の言葉とは信じられない。「週刊朝日」3/4より
http://twitter.com/#!/h_hirano/status/40180219956432896
外務省関係者の言。「国民を切り捨てるなんて首相として許しがたい。他国では救援機を送っている。一体何のための飛行機で費用はどこから出ていると思っているのか」と。これが市民派宰相、菅直人の正体である。「週刊朝日」3/4より
http://twitter.com/#!/h_hirano/status/40181419753873408
ついでにもうひとつ。政府専用機は2機あり、不測の事態に備えて1機は空のままついて行く。これを使ってダボス会議の帰りにエジプトに立ち寄り邦人を救出できたはずである。そうすれば話題になり、支持率も向上したと思われる。しかし、菅首相の頭の中には邦人救出の4文字はなかったのである。
天漢日乗様より引用
元が週刊朝日なので信ぴょう性に欠けるところがありますが少なくとも
1)政府専用機でダボスに行ったのは事実
菅首相、スイスへ出発=「第3の開国」決意表明へ
菅直人首相は28日夜、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席するため、スイスに向け政府専用機で羽田空港を出発した。
2)時期的にも合致
出発が1月28日、帰国が1月30日(リンク先が削除されておりますが、複数のメディアで30日帰国の文字が確認)
3)500人全員は運べないとしても、一部の人間を運ぶことは可能(少なくとも1機派遣することは可能)
4)政府専用機の本来の主旨から外れている(要人輸送だけのものではない)
特別輸送機B-747-400は、昭和62年に導入が決定され、「政府専用機検討委員会」において機種などの検討が行われ、購入が決定された大型輸送機です。主に内閣総理大臣などの要人輸送の際に運用されるほか、
必要に応じて緊急時の在外邦人などの輸送に使用されます。平成16年度予算では通信航法装置改善として2機分の予算が付けられました。
航空自衛隊HPより引用
菅の発言の信ぴょう性は置いておいて、在外邦人の救出はしない(する気もない)、政府専用機を私物化している
参考:
ダボスで響いた「開国」「絆」「最小不幸社会」
今、ダボス会議(世界経済フォーラム)から日本に戻る移動中に書いている。
(筆者注:政府専用機からインターネットへのアクセスも可能)
阪神大震災で日本国民を見殺しにした村山内閣とどこが違うのか
これが子ども手当、高速道路無料化、高校無償化等に釣られて選んだ民主党の正体なんですよ。
日本国民の生活も、日本国民の安全よりも、権力にすがりつき、自らの保身、党利党益のみを追求しているのが
民主党
なんですよ。チャーター機の手配で迅速な対応?ダボスにいるのであれば国民の救助こそ最重要課題なのではないのか。
あなたの生活が脅かされても民主党を支持しますか?
ちなみに阪神大震災のような大災害が起きても、これではっきりしたように、日本国民の命など軽視しているのですから。
Posted at 2011/02/24 17:49:34 | |
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