• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Heero Yuyのブログ一覧

2016年04月20日 イイね!

針小棒大+弱い者いじめ

三菱自、燃費5~10%不正に上乗せ 軽4車種62万台

三菱自動車の相川哲郎社長は20日、国土交通省で記者会見し、同社が生産する軽自動車4車種で燃費試験時に、燃費を実際より良く見せるためにデータを改ざんする不正が行われていたと発表した。相川社長は「お客さまと関係者に深くおわびする」と陳謝した。

三菱自の「eKワゴン」など2車種と、同社が受託生産し日産自動車が販売する「デイズ」など2車種が対象。2016年3月末までに計62万5000台を販売した。

 タイヤの抵抗や空気抵抗の数値を意図的に操作し、実際より燃費が良くなるよう届け出ていた。軽の開発で提携する日産が燃費性能を調べたところ数値に開きが見つかり、三菱自に確認を求めた。その後の三菱自の社内調査で不正が発覚したという。

不正の詳細は調査中だが、実際の燃費は届出数値より5~10%悪くなる可能性が高いという。

 相川社長が不正を知ったのは4月13日、18日に日産に報告したという。相川社長は「私は不正を知らなかったが、経営者として責任を感じる」と述べた。自らの進退については「なぜ不正をしてまで燃費を良く見せようとしたのか、原因を解明することが先決だ」と説明するにとどめた。

 三菱自では過去に2度の大規模なリコール隠しが発覚した。度重なる不祥事について相川社長は「社内にコンプライアンス(法令遵守)を徹底することの難しさを感じている。無念であり、じくじたる思いだ」と述べた。

 対象車両の生産・販売を中止し、燃料費の差額などの補償については今後協議する。海外市場向けの車両についても調査するという。合わせて外部の有識者による調査委員会を設置し、結果を公表する。

日本経済新聞より

今回、日経の記事の方がより事実に近い報道をしているので日経の方を選びました。
Carviewの方を見てみると…

三菱自動車、燃費試験での不正行為について謝罪

(前略)

三菱自動車はかつて2度にわたる組織的なリコール隠しが判明し、ブランドが失墜するとともに深刻な経営危機に陥った。現在はユーザーの信頼も回復し、PHEVを含むアウトランダーやデリカD:5、今回問題となっている軽自動車などの販売が堅調に推移しているタイミングでの不正発覚となった。

過去の教訓を生かせなかった今回の不正は、かつて以上のユーザー離れにつながる恐れがあり、大きなダメージとなりそうだ。

(引用終わり)

肝心な届出数値は伏せ、不安を煽るような記事を書いております。なお削除された場合は不都合な事実として認識しますのでそのおつもりで。

この件に関して清水Kや某親方等はどう出るのでしょうか。もちろんVWの時みたいに徹底擁護するんですよね?
もし完膚なきまで叩くというのであれば

弱い者いじめ容認

としか思えません。もちろん不正をした事実を究明し、対策するべき事は三菱自動車の責務であるのは言うまでもありません。
しかし、タイヤの数値(摩擦係数の少ないタイヤや空気圧)を弄って燃費を上げるというのは正直な話、どのメーカーもやっていることだと思います。

例えばトヨタのアクアの場合
カタログ燃費(JC08モード):約34〜37Km/L(平均値35.5Km/L)
実燃費:平均値 21.73Km/L(約39%減)
参考:e-nenpi

軽ですとスズキのアルトX(FF)の場合
カタログ燃費(JC08モード):37Km/L
実燃費:22.65Km/L(約39%減)
参考:e-nenpi

該当のekワゴン(2014年モデル、アシストバッテリー+アイドリングストップ車)の場合
カタログ燃費(JC08モード):30Km/L
実燃費:16.26Km/L(約46%減)
参考:e-nenpi

と実燃費とカタログ燃費の差は大なり小なりある以上、実質的に意味がないですし、それをまるで犯罪の如く扱うのであれば、他社に対しても平等に行うべきではないのでしょうか。

一方的に三菱だけを目の敵にして叩くというのはもはや弱い者いじめ以外、何者でもないですし、そもそもの問題としては相川社長ではなく、益子社長時代から起きていたわけですし、提携相手である日産にも落ち度がなかったのかというのもあると思います。

少なくともCarviewの書き方には違和感を覚えますし、弱い者いじめ推進というか某国の諺である「川に落ちた犬は棒で叩け」というのを実践しているようにしか思えません。無論他社の論評も似たり寄ったりなので、メディアが弱い者いじめはよくないと言いながら、自分達(=大人達)は率先して行う。
これではいつまでたってもいじめなんかなくならないと思います。

三菱自動車には、まず原因究明と再発防止、体質改善を行うことが責務だと思います。
今回の最大の原因と思われる要因としては

・三菱自動車内における風通しの悪さ

だと思います。
Posted at 2016/04/20 19:34:37 | コメント(4) | トラックバック(0) | 三菱 | 日記
2016年04月20日 イイね!

どのニュースが重要なのか

熊本地震以外で重要なニュースはどれに相当するのでしょうか

三菱自動車が燃費試験で不正行為か 夕方に社長会見で説明
菅官房長官「東日本大震災級に当たらず」消費税再増税判断めぐり
重要農産物、すべて譲歩=TPP審議で森山農水相
永住権取得までの在留期間、首相「世界最短に」

ちなみに産経のランキングでは三菱の件が1位になっておりました。
個人的には

・TPPでは国益を守ると言いながら、全く守らなかったこと(=デタラメの選挙公約だったこと)
・熊本地震は震度7を記録し、トヨタやホンダなどの産業(=経済)に影響を及ぼしているのにも関わらず、未だに消費税増税(=国民経済の疲弊化)を推進していること
・移民を増やすことで治安の悪化、賃金の低下などにつながる

正直、三菱自動車が不正行為していたか否かは会見後でも十分ですし、現時点から煽るのは如何なものかと思います。
それに三菱の場合は今までもそうでしたが過剰なくらい叩きまくったのにも関わらず、トヨタのリコール隠しの際にはほとんどマスゴミには取り上げられませんでした。

こういう事が続けば、陰謀論が出てもおかしくないと思いますよ。TPPなんかは国民経済に大きく影響しますし(特に農家の方は致命傷になりかねない)、消費税増税は国民経済を更に疲弊させます。

つまりメディアがやっていることは

弱いものいじめ

これに尽きます。それでいていじめ良くないとか言う割には

・広島の中3生徒自殺(殺人)事件はうやむやのまま
・大津市中2いじめ自殺事件もうやむやのまま
・川崎市中1男子生徒殺害事件に関してもほとんどネットでしか取り上げられなかった

これで良くメディアなんて言えたもんです。だからマスゴミとかカスゴミと言われるし、信用もなくしてるんですけど、今回の熊本での対応を見ているとマスゴミの連中って未だに自分達は

・特権階級
・上級国民

の意識があるようですので自浄作用なんか期待できません。
Posted at 2016/04/20 16:10:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事関係 | 日記
2016年04月20日 イイね!

時代を先取りしすぎて失敗したメーカー:三菱自動車

先日、アウトランダーPHEVは災害時には有効だと思われるという記事を書かせていただきましたが、正直なところEV、PHV、PHEVは自治体等が持つのであれば有効だと思いますが、個人で持つにはかなりの初期投資が必要ですので、現実的には厳しいと思います。

特に現時点ではこれといった補助金もないので(あっても微々たる金額)、なおさら損だと思います。

まずi-MiEVが約230万〜285万、アウトランダーPHEVが約360万〜460万となります
しかも補助金は現時点ではあくまでも予定なので、ここでは考慮致しません。
そこにコンセントタイプであれば3000円〜1万円+工事費、スタンドタイプであれば15万円以上+工事費となりますから戸建ての住宅(持ち家)でEV系を持とうと思うと最低でも300万円〜500万円の予算を見なければなりません。

これが集合住宅(分譲・賃貸)であればさらに厄介なことが起きます。
三菱自動車のサイトでもひっそりとしか載っておりませんが

EV-Life.com

の充電設備導入のページを見ると…

分譲の場合
賃貸の場合

一部のマンションには充電器が設置されているみたいですが、既存の分譲マンションや賃貸(戸建て、アパート、月極駐車場など)でよほどの手間やプレゼンをうまくやらない限り、現実的にはほぼ不可能です(あるいは余程電気自動車に対して理解のある大家さん)
また平地のマンションやアパートであれば不可能ではないと思いますが、いわゆるタワー型等の機械式駐車場だとかなりの費用がかかるのでなおさらハードルが高くなります。

現実的に見るとEV系は現時点ではあまりにも時期尚早すぎる技術だというのは明らかだと思います。
三菱は以前にも同じようなことで失敗しています。





GDIエンジンです。当時は燃費も良くなり、パワフルかつクリーンと言われてましたが実際には初期のGDIエンジンは

・思ったより燃費が良くならない(特定の条件下でしか燃費が良くならない)
・かなりのリコール(闇改修)を出した(GDI倶楽部事件)
・想像以上に手間がかかる(3000Kmでオイル交換、定期的な添加剤の投入、必要とあればワコーズRECSの様な即効性のカーボン洗浄やオーバーホール)←ただしこれは最終型でも変わりません

など、思った以上に問題を抱えておりました。無論GDIだけの問題ではありませんが、結果として例のリコール隠し問題につながり、信用を失墜しました。

もちろん直噴エンジンやEVの先駆者という点は否定しませんがどちらも時期尚早すぎたというのが現実だと思います。
直噴エンジンも三菱がGDIを出したからこそトヨタがD-4エンジンやホンダのi-VTEC等を出したり、最近では欧州車を筆頭に日本車でも直噴+ターボのダウンサイジングエンジンが増えてきております。(VWのTSI、トヨタのオーリスで採用されている120Tエンジン等)

問題としては三菱という会社の体質なのかもしれませんが、過去の失敗から学ばないというのがあると思います。
本来であれば、切るべき車(一時中断でもいいのですが)は電気自動車であり、軽自動車やセダンなどではなかった筈です。
無論電気自動車で失敗したからこそPHEVという車が生まれたのですが、代償は小さくはありません。

・欲しいと思える車がない
・OEM車が異様に増えた
・自社製の車が非常に限られている
・ディーラー網の縮小等

これでは昔からの三菱オーナーであればパジェロやSUV乗り以外、乗り換え候補は必然的に他社に向かいます。
いい加減、三菱も一旦電気自動車に区切りをつけて、再度自社製のセダンやワゴン車にシフトして欲しいものです。
そこがスバルと三菱で明暗を分けたと言っても過言ではないと思います。

スバルは軽と電気自動車を犠牲にした代わりに水平対向エンジンを最大限に生かした車作りをした結果、大きく売り上げを伸ばすことができました。
三菱は電気自動車に固執しすぎた結果、GDIの研究開発を中止したことによりエンジン開発に遅れをとり、ラインナップも中途半端という惨憺たる結果になりました。

厳しい事ばかり書いてきましたが、三菱に期待しているからこそ、気づいて欲しいという願いも込めて、今回の記事を書きました。三菱が最下位から脱出するには

・自社製のSUVだけでなく、セダンやワゴンの復活
→現時点では国産ワゴン車はトヨタとスバル位の為、競合が少ない。また最近はセダンも見直されてきている。
・MIVEC + GDI + ターボを組み合わせた新世代の低燃費エンジン
→マツダがロータリーを諦めなかったこと、燃焼効率を追求したことによりSkyActivが生まれたことを考えると不可能ではない
・モータースポーツに復帰する
→スバルはスーパーGTとニュル24時間耐久に参加し、得た知見をフィードバックさせた車(WRX STI S207)は即日完売したという実績があるので、今こそ、ラリーアートブランドを復活させ、技術の三菱を世界に知らしめるチャンスでもある

こう思うのは自分だけでしょうか。三菱ファンの期待に応える為にも是非とも三菱自動車には奮起していただきたいと思います。
Posted at 2016/04/20 00:31:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | 三菱 | 日記

プロフィール

「スバル・三菱・スズキのAWD性能を比較してみた http://cvw.jp/b/205797/48144383/
何シテル?   12/15 22:42
どうも、在仏歴2X年を終えて帰国したHeeroと申します。 最近、みんカラの活動はほぼ冬眠状態です(;´Д`)
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/4 >>

      12
3456789
1011 121314 1516
1718 19 20 21 22 23
24 25 26 27282930

リンク・クリップ

タイヤ館 イエスワン 
カテゴリ:メンテナンス・アフターマーケット関係
2023/03/05 22:12:20
 
アユミデンキ オフィシャルブログ 
カテゴリ:メンテナンス・アフターマーケット関係
2011/01/27 18:14:08
 
アユミデンキ 
カテゴリ:メンテナンス・アフターマーケット関係
2011/01/27 18:09:57
 

愛車一覧

スバル フォレスター スバル フォレスター
もうこんな車出ないだろうという事で無理して購入しました。 2L、ターボ、2万キロ以下なん ...
マツダ キャロル マツダ キャロル
アルトとキャロルで迷ったところ、マツダの方でスイフトの下取りや値引きなどで好条件を出して ...
スバル インプレッサ スバル インプレッサ
久しぶりのインプレッサです。 今回もFF車です。 作りとしては前のスポーツワゴンの方が良 ...
スズキ エブリイ スズキ エブリイ
ランサーの後継車はエブリイバンになりました。 ターボ車なので加速もいいですし、乗り心地も ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation